【入社直前 新人アナウンサー】小川実桜さん“ダメ元の挑戦”がアナウンサー就活の財産に「夢の輪郭を掴めた」<学生アナウンス大賞 ファイナリスト連載>
2024.03.02 19:00
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2021年の第1回より毎年行われ、今年4回目が開催される、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「学生アナウンス大賞」。モデルプレスでは第2回のファイナリストにインタビューを行い、当時の思いや「学生アナウンス大賞」の経験について語ってもらった。
第3回は神戸大学4年、4月よりテレビ局のアナウンサー職に就く小川実桜(おがわ・みお)さん。
小川実桜さん、アナウンサーに対する憧れ
― アナウンサーやメディアに出演する職業に憧れはありましたか?また、そのために何かしていたことはありますか?幼いころから漠然とした憧れはありましたが、しっかりとアナウンサーという職業を意識しはじめたのは大学生になってからです。コロナ禍で自分の将来について考えるなかで、やっぱりアナウンサーになりたいという気持ちが強くなり、ダメ元で一度挑戦してみようと決心しました。決めてからの行動は早く、すぐにアナウンススクールを探して、大学2年生の7月からスクールに通い始めました。
― 「学生アナウンス大賞」はどうやって知りましたか?応募を決めたきっかけや募集期間のエピソードなどあれば教えてください。
通っていたアナウンススクールの先生に紹介していただいたことがきっかけです。インターンが始まる直前だったので、就職活動に向けていい弾みをつけられたらと思い応募しました。エントリーシートは文字数の指定が特になく、また動画の提出もなかったため、どのぐらいの分量を書けばいいのか、どんなエピソードが審査員の目に留まるのか、初めての書類提出にとても考え込んだことをよく覚えています。
小川実桜さん「学生アナウンス大賞」は大きな財産
― コンテストから2年近く経ちました。今振り返ってみて「学⽣アナウンス⼤賞」の選考や経験は⾃分にとってどのような経験になったと思いますか?今までアナウンサーになるのは遠い夢の話だと思っていましたが、学生アナウンス大賞での経験によって、その夢の輪郭を掴めたと感じます。アナウンス就活について知っていることが少なく、就活に対する不安や疑問を漠然と抱いていましたが、この経験からどんな会場で、どんなライバルと、どんな試験を受けるのかというイメージが明確についたことは、以降の就活において大きな財産になりました。
― 「学⽣アナウンス⼤賞」の経験が役に立ったことや、参加前後で変化したことはありましたか?
実際の試験でも、アナウンス大賞で経験するようなカメラテスト、原稿読みなどが課されるため、就活が本格化する前に似た内容を体験できたことは、メンタル面でも経験面でも大きなアドバンテージになったと思います。アナウンス大賞に参加したことで同じ夢を持つ友人もできて、情報共有したり、連絡を取り合ったりする中で自分自身のモチベーションを上げることもできました。
― 『きっかけは、ここにある』という「学生アナウンス大賞」のキャッチコピー通り、自分の「きっかけ」となったと思いますか?
大きなきっかけになりました!私は大会で賞をいただくことはできませんでしたが、それでもファイナリストに選んでいただいたというひとつの結果で、夢を応援してくれる友人も増えましたし、悩んだときに気持ちを奮い立たせる材料にもなりました。自分に自信をもつきっかけにもなり、もうここまで来たからには後には引けないという覚悟で、より一層真剣に夢に向かう決心ができました。
小川実桜さんが悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。やはり就職活動はうまくいかないことも多く、何度も心が折れそうになりました。就活生の中には、既にメディアで活動している方など、キラキラした方ばかりいらっしゃって、勝手に自分と比べて落ち込むこともありました。ですが、自分のいいところは自分にしかない!と考えて、卑屈にならずポジティブに過ごせるように意識していました。自分の可能性を自分で諦めず、挑戦し続けることで悲しみや苦しみを乗り越えました。
小川実桜さんの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、小川さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。私は「夢を口に出すこと」だと思っています。私自身、ファイナリストのスピーチで「気象予報士の資格をとるために勉強しています!」と宣言し、その半年後に資格を無事取得することができました。声にすることで、その夢をより強く意識し、自分自身にもっとプレッシャーをかけることができるので、叶えざるを得ない状況を作ってから頑張るのが私には合っていると感じます。
小川実桜さんからメッセージ
― これから“夢を叶えよう”と「学⽣アナウンス⼤賞」や様々な活動に挑戦しようとしている⽅に⼀⾔お願いします。夢に向かって行動してもすぐに結果につながるとは限りませんが、その経験は必ず自分の財産になります。ゴールはある日突然見えてくるので、諦めずに最後まで走り抜けてください!応援しています!
― ありがとうございました。
第4回「学生アナウンス大賞」概要
表彰式:2024年3月22日(金)※予定参加条件:2024年3月末時点で現役大学生・大学院生であること
主催:第4回学生アナウンス大賞実行委員会
「学生アナウンス大賞」は、全国の大学生にアナウンサーを目指すきっかけを与えるべく、2021年より発足したコンテスト。参加条件は大学生であることのみ。エントリーは公式LINE(https://line.me/R/ti/p/%40677earei)を友だち追加するだけ。
その後、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストなどを経て迎えた表彰式にてグランプリが決定。グランプリ副賞特典として、「めざましテレビ」出演権、「アナトレ」受講権、「CanCam」誌面出演権、「モデルプレス」出演権が授与される。(modelpress編集部)
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