森久保祥太郎“キャリアには欠かせないパートナー”飯塚雅弓との約25年越しの発見に「コンビ組むか！」＜声優と夜あそび＞

2024.02.16 09:00

声優の森久保祥太郎が出演する「声優と夜あそびウォーカーズ」(毎週月～金曜夜11:30-11:50／生放送延長ウィーク週は深夜0:00〜0:20　ABEMAアニメLIVEチャンネル)、2月5日～9日放送の #165〜169では、森久保が「僕のキャリアには欠かせないパートナー」という旧友の飯塚雅弓をゲストに迎え、アニメでの共演をきっかけにラジオ番組でタッグを組み、週の半分は仕事で一緒にいたというふたりが、約10年ぶりに再会し、サシ飲みトークをくり広げた。

「“調教”された末に今の僕がある」

「この方にいろいろ“調教”された末に今の僕がある」となにやら意味深な話をしながら、森久保が飯塚との集合場所に向かうと、飯塚が業務用の大きなマイタバスコ瓶を持って登場し、森久保は大爆笑する。森久保は、飯塚のタバスコ愛に調教された過去があるそうで、「ごはんがあると、かけるとおいしいよってタバスコをバーって(かけられて)。俺、あんまり辛いの得意じゃなかったのに、毎回、まーちゃん(飯塚)にタバスコかけられてたら、辛いの好きになってたの。完全に調教された！」と話すと、飯塚は「そこの調教？」とツッコむ。

その後、当時のようにタバスコをかけた料理をすすめる飯塚に、森久保はまんざらでもない表情で、「これだよ！　なつかしい！　まーちゃんといえばタバスコなのよ」となつかしむ。

そして、約10年ぶりだという再会を楽しんだところで、ふたりが初共演した1998年のアニメ「魔術士オーフェン」の話題になる。

当時は、アフレコに加えて、ふたりでラジオパーソナリティーを務めた作品ラジオの収録、雑誌撮影など、週の半分を一緒に仕事することもあったという。作品ラジオのパーソナリティーを務めるのは本作が初めてだったという森久保は、先輩の飯塚にかなり引っ張っていてもらっていたそうで、「まーちゃんが泳がしてくれて、俺が一生懸命ついていくって感じで。俺はタジタジだった。かわいかったんだぜ、俺」と笑いを交えながら、当時をふり返る。

また、当時、“なんでもできないといけない”と気を張っていた中で、フランクに接してくれた森久保の存在が大きかったと感謝する飯塚に、森久保も「俺にとっても、他の女性キャストさんとはやっぱちょっと違う。妹って感じでもないし、たとえようのない親近感があった」と話し、深い関係性を打ち明けた。

発覚する共通点

さらに番組では、週の半分を一緒に過ごしていたはずのふたりも知らない共通点が発覚する。飯塚が声優になった経緯などを語っていくなかで、もともとは舞台やドラマの俳優から声優になったことや、大学卒業までに役者で食べられなかったらやめると区切りを決めていたこと、声優養成所に通っていないことなど、共通点が発覚し、森久保は意外な表情で「境遇とか、考え方が似てるなって今、初めて気づいた」と話す。

また、ともに後輩を教える立場にあるということで、後輩の教育について語った際にも、ふたりの教育論が一致し、「今、たくさん、(声優に)なりたいっていう人がいるなかで、この学んできた時間がむだにならないように、例えどこにいったとしても、こんなことが大事だったんだって、どこかで気づいてくれたらいいなって思ってる」と話す飯塚に、森久保も「わかる〜」と共感し、あまりにも多い共通点に、森久保は思わず「コンビ組むか！」と提案する。性格は異なるものの、昔から妙な親近感があったというふたりは、約25年越しの発見に「だから気があってたんだね」と納得の表情を見せていた。

加えて、「おたがいが入れ替わったらやってみたい役」「今の声優業界について」などのテーマでトークをくり広げ、あっという間に番組は終了の時間を迎える。「こうやって時を経て、また変わらずお話しできることが、本当にありがたかったです。すてきな機会をありがとうございました」と飯塚がふり返ると、森久保も「僕のキャリアには欠かせないパートナーなので、こういう時間がとても貴重でした」と話し、旧友とのサシ飲みを楽しんだようだった。