YouTubeを超えられなかったのは「嫌儲思想」の影響? ニコニコ代表のポストが話題
二コニコ代表、栗田穣崇(くりたしげたか)氏の、ニコニコ動画の収益化に関する投稿が話題を呼んでいます。
「16年前、すでに巨大アポロを完成させていた男がいた」
栗田穣崇氏はニコニコ代表の他、株式会社カスタムキャストの取締役やドワンゴの取締役COOを歴任する経営者で、今では当たり前になっている携帯電話の絵文字を開発した人物としても知られています。
先日、大手製菓会社の明治は今年のバレンタインを前にして、ミルクチョコレート約400枚、リッチストロベリーチョコレート約870枚で作る超巨大アポロのレシピを公開しました。
これを見た栗田氏は、「明治公式が超巨大アポロのレシピを公開する16年前、すでに巨大アポロを完成させていた男がいた!!!馬犬さんって言うんですけど…」と投稿し、馬の被り物をした男(馬犬)が、アポロ約2720粒を用いてとてつもなく大きなアポロを作る動画を引用しました。
これは2008年にニコニコ動画に投稿されたもので、動画に登場する「馬犬」(登録者数16万人)は様々なドリンクを混ぜ合わせて得体の知れない飲み物「ハイポーション」を作る動画で人気を博した投稿者です。2019年には美少女VTuber「馬犬」としてYouTubeデビューを果たしています。
2011年までニコニコ動画の収益化はなし 「嫌儲思想が強くて無理だった」
この栗田氏のポストには、一般のユーザーから「この時代にニコニコが収益化を実装してたらYouTube超えてたと思う」という反応が寄せられましたが、これに対し栗田氏は「実際は嫌儲思想が強くて無理だった」「2018年に公式放送でギフト機能導入のアンケートをとった結果が賛成6反対4だったと覚えている。2018年前後がネットクリエイターの収益化に対する受容の分水嶺」と答えています。
ニコニコ動画に、動画を収益化する「クリエイター奨励プログラム」が実装されたのは2011年のことで、ニコニ広告のポイントや生放送のギフトが収益化の対象となったのは、栗田氏の指摘した2018年のことです。
栗田氏の投稿を受けてリプライ欄では、
割とマジでこれ 有名実況者が動画投稿で金稼ごうとしてるってだけで卑しいやつ扱い受けてた そしてニコニコ視聴者の中にはこの頃の嫌儲の影響を未だに引きずっている者も多いのも事実
お金を稼ぐということに対して嫌悪感を持つ人が多すぎる
ネットで金儲けすることを忌み嫌う嫌儲思想が日本で巨大ITテックが生まれなかった遠因だろうね。
好儲になってたらなってたである程度実力主義が機能する今のニコニコにはならなかっただろうね。アイドル的歌い手、実況者で収集が付かなくなって尖ったセンスを持つユーザーは離れてyoutubeに行くという逆転現象すら起こりえた。
など昔のニコニコ動画を知るユーザーたちの間でさまざまな意見が交わされました。
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
篠崎愛、圧巻バスト披露 色白ボディ&美脚で魅了モデルプレス
-
ガールズバンド・たけやま3.5、解散発表 “プロ雀士”のボーカル・武田雛歩は新プロジェクトへ【全文】モデルプレス
-
櫻坂46小池美波、活動再開発表「もう一度、櫻坂の一員として精一杯頑張ります」昨年10月より休養していたモデルプレス
-
BANされたYouTubeチャンネルの登録者ランキングを発表 1位はジュキヤユーチュラ
-
女優・糸原美波、ショートヘアがかわいすぎる!私服オフショにファン歓喜の声!WWS channel
-
AIずんだもん、3Dモデルの制作者が「非常に不愉快」と怒り 当該モデルの使用が中止にユーチュラ
-
ドラマプレミア23『95』出演の松本穂香が所属するフラームが新人を募集『2024春ドラマ特別オーディション』Deview
-
山田哲人に宮本慎也氏が“長くプレーする秘訣”を提言「体力は落ちてくるので…」Sirabee
-
達家真姫宝、Calvin Kleinのアンダーウェアで健康的美スタイル披露!WWS channel