

僕が見たかった青空・長谷川稀未「新体操を9年間、開脚して上半身がべたーって床につくくらい」
乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル「青空について考える』をリリースした彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は埼玉県出身の20歳、「ひとみん」こと長谷川稀未(はせがわ・ひとみ)のインタビュー。
──まずは自己紹介をお願いします。
長谷川 趣味は音楽鑑賞と楽器の演奏です。お洋服が好きで、ネットで探したり、ファッション雑誌を読んだりしています。あとは新体操を3歳から9年間やっていたので、体が柔らかいです。開脚して、上半身がべたーって床につくくらい。手の親指を手首につけることもできます。当時はバク転もできました。今は自信ないけど、片手側転ならできます!
普段友達からは「ひいちゃん」と呼ばれているんですけど、そう呼ばれている芸能人の方はたくさんいらっしゃるので、それ以外で考えて「ひとみん」が公式ニックネームです。……メンバーはあまり呼んでくれないですけど(笑)。
──楽器はフルートをやっていたんですよね。
長谷川 中高の6年間やっていました。パートリーダーを務めてコンテストに出て、ソロで吹いたりもしました。
──長谷川さんといえば美白肌だという声もよく聞きます。
長谷川 いやいや。体育の授業もあるし、吹奏楽部で野外のトレーニングもしていたので中学までは普通に焼けていましたし、全然自覚がないことで、グループに入ってから言われるようになりました。
でもそう言われることが増えて、最近は一年中日焼け止めを塗っているし、部屋にいても日光を浴びないようにカーテンを閉めて生活をしています。でも、日光は適度に浴びないといけないので、もうちょっと浴びた方がいいのかなって思い直しました(笑)。
──アイドルになろうと思ったのはなぜですか?
長谷川 アーティスト活動をするのが夢だったんですけど、年齢的にその夢をあきらめることになって。そんなときに僕青のオーディションを見つけました。これが最後のチャンスと思って、受けることにしました。合格させていただいたからには、この道で頑張っていこうと決意しました。努力も責任も必要なお仕事なので、頭を使いながら活動しようと思っています。
──活動を始めてみて、予想と違ったことはありましたか?
長谷川 毎日のようにレッスンがあるとは思っていませんでした。日本のアイドルってパフォーマンス以外にもバラエティ番組や雑誌の撮影など、いろんな活動をするじゃないですか。だから、そこまでレッスンに時間を割かないのかなと想像していました。
──レギュラー番組『坂道の向こうには青空が広がっていた。』の収録はいかがですか?
長谷川 どうしたらいいかわからなくて、とりあえず思ったままのリアクションをしていました。話を振られても、何を言えばいいか迷ってしまって、よくわからないことを言っちゃって……。自分から発言する勇気はもっとなかったです。自分から手を挙げられる木下藍ちゃんみたいにはいきませんでした(笑)。次回からは頭をフル回転させて、何か発言したいです。
──将来の夢はありますか?
長谷川 お洋服が好きなので、真似をしたいと思ってもらえるような着こなしをしていきたいです。モデルさんになりたいのはもちろん、ラジオにも挑戦してみたいです。一度、地元・埼玉のラジオ番組に呼んでいただいて、すごく楽しかったので。自分でもラジオを聴くのが好きなので、いつか一人でラジオとかでしゃべる自分を妄想しています(笑)。
──コンサートの演出をしてみたいという夢もあるとか?
長谷川 そうなんですけど……いろいろコンサートを観て勉強すればするほど、これは難しいなと思ってきました(笑)。ただ、メンバーの意見を汲み上げてもらうことは希望として持っているので、自分たちにしか持てない発想を大切にして、いつか意見を聞いてもらいたいと思っています。
──僕青がどんなグループになったらうれしいですか?
長谷川 ファンの方にどれだけ愛していただけるか、どれだけ期待に応えられるか。そういったところを大事にしていきたいです。私がアイドルを目指したのは、自分がアイドルに幸せを与えてもらったからです。自分もそんな存在になりたいと思いました。アイドルは生きる糧なんです。デビューしたばかりで未熟ではあるけど、立派なグループになっていけたらいいなと思います。
(取材・文/犬飼 華)
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