紗愛 撮影/荻原大志

フォロワー35万人超えコスプレイヤー・紗愛、全身全霊の1st写真集「最大級の限界露出に挑みました」

2023.10.13 06:03
提供:ENTAME next

コスプレイヤーとして35万人を超えるXフォロワーを誇る紗愛(すずな)。期間限定自己プロデュースアイドル「Couleur Clarity(クルールクラリティ)」を牽引するなど型にクリエイティブに活動する彼女が、10月13日(金)に1st写真集『最初で最後だよ』(KADOKAWA)を発売する。今回は同人誌とは違う、商業写真集ならではのこだわりを聞いた。

『最初で最後だよ』という意味深なタイトルが付けられた彼女の1st写真集。タイトル文字も本人の直筆だというが、そこには不退転の覚悟が込められているようだ。

「このタイトルは別に引退をほのめかしているわけではありません(笑)。ただ今のご時世、写真集を出せるのはほんの一握りの存在。出したくても出せない方も大勢いるのを知っていますから。私は今でこそコスプレイヤーを生業としていますけど、ちょっと前までは建設会社の事務員もやっていたんですよ。撮影会が終わった翌日は、普通にCADとかいじりながら働いていました。

えなこさんを始めとした方々のご活躍によって、世の中のコスプレイヤーを見る目は確実に変わったと思うんです。私が始めたときなんてコスプレ撮影会は18禁寄りのイメージだったし、ましてやこれが職業として成立するなんて想像すらしていなくて。今回、写真集のお話をいただいたときも喜びと同時に『私なんかで大丈夫かな?』というプレッシャーがハンパじゃなかったんですよ。だからこそ、自分ができることは全部やり切りたかった。『これが最初で最後になるかもしれない』という意気込みで撮影に挑んだということです」

少し控えめに感じるかもしれないが、紗愛の発想は現状を鋭く分析しているからこそ出るものだろう。近年、グラビア誌やコミック誌の表紙をコスプレイヤーが飾るケースが非常に多くなっている。紗愛を含めたコスプレイヤーに追い風が吹いているのは間違いない。しかし生き馬の目を抜くグラビア業界にあって成功を収めるのは、非常に困難を伴うことでもあるのも事実だ。

「自分の中で最大級の限界露出に挑みました。ギリギリまで攻めたし、手ブラにも初めてトライしましたね。スタッフさんにも『大事なところが見えなかったら、なんだってやります!』と伝えましたし(笑)。同人活動を続ける中でランジェリーまではやったことがあるので、出版社から初写真集を出すんだったら、それ以上のものを打ち出す必要があるという考えだったんです。今はグループで活躍するアイドルちゃんたちも結構キワキワのところまで攻めていたりするので、躊躇している場合じゃないと思ったんですよね」

1st写真集と謳っているが、実はこれまでも紗愛はデジタル写真集を発売したりグラビア活動を展開したりしてきた。しかし、そこには大きな違いがあるという。

「同人活動の一環としてのグラビア活動は、すべて自分の手によるDIY。だから仮に失敗しても、責任は自分だけのものなんです。でも大手出版社から全国の書店に流通する写真集となれば、話のスケールが段違いに大きくなるし、実際、いろんな大人のスタッフさんが関わってくれています。生半可な真似はできないなと焦りますよ(笑)」

どういう内容にしたいのか、自分の考えは撮影前に写真集スタッフに伝えた。だがすべてを紗愛カラーにしてしまったら、結局は今までの同人グラビアと変わらなくなってしまう。時にはまな板の鯉に徹し、スタイリストやカメラマンの要望に応えるよう努めた。

そうすることで、新しい一面が打ち出せたのではないかと紗愛は振り返る。セクシーな黒ボディスーツの上にガーリーなドット柄衣装を合わせるカットを撮影したときは、「こんな見せ方もあるのか!」と目から鱗が落ちたそうだ。

「私、2次元っぽい身体つきをしているって指摘されることがあるんです。アニメや漫画のキャラクターって、腰回りは細いんだけど、脚とか胸は意外にムチムチ描かれていることが多いんですよね。だから肉感的なところが私のグラビアの特徴なのかなって思う。

あと肌が綺麗ってファンの方やスタッフさんに言われることもあるので、今回の写真集では『レタッチでの肌修正は極力しないでください』ってお願いしました。今は写真アプリでも修正が簡単にできるようになっていますけど、ナチュラルな素の自分を出したかったんですよ」

自身のすべてをさらけ出したという渾身の1st写真集。紗愛のコスプレ哲学や美に対するこだわりが色濃く反映されている点にも注目していただきたい。

(取材・文/小野田衛)

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