三条タクシーのひよりんが炎上を謝罪「温かく見守って頂けると嬉しい」

2023.09.05 14:42

提供：ユーチュラ

新潟県のタクシー会社「三条タクシー」（登録者数4000人）がSNSでの不適切投稿で炎上した件で、同社員でインフルエンサーとして活動する「ひよりん」が、今後の方針について語りました。

セクハラ＆ルッキズム投稿で炎上

三条タクシーは2021年秋、同社でドライバーを務める「ひよりん」こと刈谷陽和の提案でTikTokでの投稿を開始しました。ひよりんの日常やスポット紹介などで人気を得、TikTokのフォロワー数は10万人を突破。ひよりんは昨年、三条市のふるさと観光大使にも選ばれました。

先月、三条タクシーはX（旧ツイッター）で、女性社員がきゅうりを口にくわえている写真や、顔にケーキを乗せた写真など意味深な写真を投稿。アダルトビデオの影響ではないかとの指摘が寄せられました。さらにその後も「レンタル彼女でもなく、観光ガイドでもなく、タクシードライバーを貸切る。っていう新しいジャンルを築きたい」「今うちには3名の女性ドライバーが居るが、全員20代である。ちなみに、全員めちゃくちゃ可愛い。繰り返す。全員めちゃくちゃ可愛い。他の2人はSNSで顔出しをしていないので、乗れたらラッキーです」などと投稿。これに「女性ドライバーをコンパニオン扱い」「キモすぎ」「レンタル彼女でしかないやんもう・・・」といった批判が続出する事態となり、同社のXアカウントは凍結されました。

三条タクシーは28日、インスタグラムとTikTokを更新し、「この度、弊社Xアカウントにおいて、不適切な発言が行われていたことが判明致しました。多くの皆様にご不快な思いご迷惑をお掛けしましたことを、心からお詫び申し上げます。法人事業者としてはあってはならない行為だと反省しております」と謝罪。今後は社内スタッフへの再教育、SNS投稿時の上長への確認など再発防止に努めるとしました。

その後、ひよりんは三条ふるさと観光大使を辞任。三条タクシーの渡辺惣太社長は、報道機関の取材に対し、辞任の意向を示しています。

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「皆様にご心配をおかけしました」

9月4日、ひよりんはTikTokに「大炎上の経緯と今後について」とテロップをつけた動画を投稿。冒頭、「皆様にご心配をおかけしました」と一連の炎上を謝罪。今後について、「私のプライベートなどに支障が出ないように、今後の仕事も検討していただいております」と明かしました。

入社してすぐにコロナ禍に入り、タクシーの乗客がいなくなってしまったと話すひよりん。正社員だったこともあり、当時は「すごく辛かった」と振り返ります。弁当の運搬などさまざまなことに挑戦したものの、売上は上がらなかったそう。そんな中、SNSを活用して乗客を増やそうとひよりんは考えます。会社にはリスク管理の面から反対されたそうですが、会社に黙ってこっそり始めたのだとか。現在は会社のサポートを受けているものの、「全部私がやりたくて勝手に始めたのを、会社が後押ししてくださってるっていうだけ」と述べ、「あんまり会社に対して言わないでほしい」「温かく見守って頂けると嬉しい」と呼びかけました。

コメント欄には「ひとまず元気そうで良かったです！」「頑張れ！」「応援してます」とひよりんへのエールが寄せられています。