モデルプレスのインタビューに応じた瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス

【入社直前 新人アナウンサー】瀬賀凜太郎さん「全国高校サッカー選手権」出場がアナウンサーへの第一歩に 就活で活きた経験も語る<学生アナウンス大賞 ファイナリスト連載>

2023.03.01 20:00

2021年の第1回より毎年行われ、今年3回目が開催される、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「学生アナウンス大賞」。モデルプレスでは第1回のファイナリストにインタビューを行い、当時の思いや学生アナウンス大賞の経験について語ってもらった。

第6回は慶應義塾大学4年、4月よりテレビ局のアナウンサー職に就く瀬賀凜太郎さん。


瀬賀凜太郎さん、アナウンサーになる「きっかけ」は?

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
― 新年度から実際に某局でアナウンサーになる瀬賀さんですが、アナウンサーになろうと思ったきっかけは何ですか?

高校2年生のときに「全国高等学校サッカー選手権大会」に出場したことがきっかけです。神奈川県大会で準優勝することができたのですが、僕がゴールを決めたときに実況の方が「新潟から来てる両親に捧げるゴールです」と言ってくださって…。高校時代に新潟県から上京してきたので、選手権にかける思いは本当に強かったですし、その実況で自分がヒーローになったような気分になって、アナウンサーという職業に対して憧れを抱くようになりました。

― 高校時代は、サッカーをするために上京してきたのでしょうか?

サッカーで選手権に出るためということもありますが、“文武両道”を目標にしていたので「実家だと怠けてしまう」と感じ、高校1年生のときに環境を変えようと思って上京しました。

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
― 昔から自分に厳しく、文武ともに励んでいたんですね。大学進学後に「学生アナウンス大賞」に応募しようと思った理由は?

両親がLINEで「『学生アナウンス大賞』というものがあるよ」と送ってきてくれて、コンテストがあることを知りました。両親にはアナウンサーになりたいという思いを伝えていたのですが、狭き門であることを理解していたので、父も「難しいだろうけど、出すだけ出してみたら?」と、軽い気持ちだったようです。自分でも悩みましたが「アナウンサー目指してはいるし、やるだけやってみようかな」と応募を決めました。

第1回ということもあって、規模感なども全く理解していなくて…。ファイナリストに残ったときに初めて1000人以上受けていたことを知りましたし、モデルプレスさんでファイナリスト決定の記事が出て「自分がメディアに載っている…」と驚きました(笑)。

― そこから「学生アナウンス大賞」を経て、どのように心境が変わったのでしょうか?

お恥ずかしながら、僕はアナウンサーを目指していながらもどんな行動したら良いかがわからなかったのですが、「学生アナウンス大賞」に出たことで、今後どのような力をつけたら良いか、どんなことがアナウンサーに繋がるのか、というようなことを理解できて、アナウンサーになりたいという思いが強くなりました。出場前はどこか現実味がなかった「アナウンサー」という職業を、目標として現実的に考えられるようになりましたし、そういった意味ではある種、僕とアナウンサーという職業を繋いでくれたコンテストだったのかなと感じています。

瀬賀凜太郎さん「学生アナウンス大賞」で得たものとは?

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
― 「学生アナウンス大賞」から約2年経ちましたが、コンテストでの経験が今の自分に活きていると感じることはありますか?

たくさんあります!特に、ファイナリストに残るとカメラの前で原稿を読む「カメラテスト」というものを経験できることはすごく大きいと思います。僕は「学生アナウンス大賞」で初めてカメラテストを経験したのですが、1人でカメラの前で喋ったり、注目されたりしたことがなかったのでとても新鮮な感覚でしたし、このカメラテストはアナウンサーの就職活動の内容にも含まれているので、貴重な機会になったと思っています。

それに、大勢の人の前で喋るという経験をしたことも就職活動に活きました!「学生アナウンス大賞」はメディアの皆さんもいらっしゃるので、緊張感が漂う中で1人でスピーチをするという経験は、就職活動の面接などにも絶対に活かせると思います。

― 同じ夢を目指す同年代の仲間と刺激し合えるという環境も大きいですよね。

本当にそうですね。普段の生活では同じ夢を目指す同年代とあまり交流できませんし、「学生アナウンス大賞」後も色々な局の採用試験で一緒になる機会があって、自然と仲間意識が芽生えました。選考の途中でも「『アナウンス大賞』のみんなが残っているから、自分も頑張らないと」という気持ちで頑張れたので、お互いに良い刺激になったなと思います。

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
― 「学生アナウンス大賞」のキャッチコピー『きっかけは、ここにある』の通り、このコンテストがアナウンサーになるきっかけとなったんですね!

はい!自分たちは「第1回学生アナウンス大賞」のファイナリストなので、4月からアナウンサーとして活躍して、このコンテストを“きっかけ”にしないといけないとも感じています。第1回のファイナリストがたくさん活躍していたら、今後コンテストを受ける学生も増えると思うので、その面でも頑張らないとなと思いますね。

瀬賀凜太郎さんの悲しみを乗り越えた方法

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、瀬賀さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

アナウンサーの就職活動をする中で、1週間で2社の最終試験に落ちてしまったときは「自分には向いていないんじゃないか」とネガティブな感情になりました。でも、両親に電話したら「何かあったら地元に帰ってくれば良いんだから、やりたいことを追いかけてね。それができる環境があることが大切なんだから」といった言葉を掛けてくれて…。身近な人の存在の大切さを改めて実感しましたし、これから受ける学生さんにも是非、支えてくれる家族のことを大事にして欲しいなと思います!

瀬賀凜太郎さんの夢を叶える秘訣

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、瀬賀さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。

人に言うことが大事だと思います。夢はそう簡単に叶えられるものではないですし、叶えるためにはやり続けるしかない。僕はやり続けるために、周りへ「僕アナウンサーになるから見とけよ!」と言うことで、やらざる得ない環境を自分で作っていました。成長するために、自分で自分を追い込むことが、夢に繋がるんじゃないかなと思います。僕もまだ叶えられたわけではないので、これからアナウンサーとして成長できるように頑張ります!

― ありがとうございました。今後テレビで拝見出来る日を楽しみにしています!

瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス
瀬賀凜太郎さん(C)モデルプレス

第3回「学生アナウンス大賞」概要

「第2回学生アナウンス大賞」の様子(提供写真)
「第2回学生アナウンス大賞」の様子(提供写真)
表彰式:2023年3月30日(木)
参加条件:2023年3月末時点で現役大学生・大学院生であること
主催:第3回学生アナウンス大賞実行委員会

『学生アナウンス大賞』は、全国の大学生にアナウンサーを目指すきっかけを与えるべく、2021年より発足したコンテスト。参加条件は大学生であることのみ。エントリーは公式LINE(https://line.me/R/ti/p/%40677earei)を友だち追加するだけ。

その後、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストなどを経て迎えた表彰式にてグランプリが決定。グランプリ副賞特典として、「めざましテレビ」出演権、「アナトレ」受講権、「CanCam」誌面出演権、「モデルプレス」出演権が授与される。(modelpress編集部)

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