やす子、故郷への想いをリリックに乗せた楽曲が160万回再生!「書き始めたら、メロディが降りてきた」
意外な才能が開花しつつあるようだ。
1月23日放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)では、お笑い芸人のやす子が自作した楽曲「だったらいいのに」を紹介。公開からわずか2日で160万回も再生されており、MCの加藤浩次やアシスタントの岩田絵里奈アナを驚かせていた。
自身のツイッターに投稿した「だったらいいのに」は、やす子がDTMを駆使して作曲。動画の編集や監督もやす子自身が務める完全セルフプロデュースの楽曲だ。そのリリックは「いつまでもこんな時間が続けばいいのにぃ」で始まり、最後の「太陽が沈まない日もあればいいのにぃ」に至るまで、「~~いいのにぃ」とのフレーズを12回繰り返すというもの。
自作のトラックはドラムのスローなビートのみ。ガイドメロディはなく、やす子の音感だけを頼りに曲は進んでいく。歌詞を変えながら同じフレーズをリフレインするシンプルな構成は、BPM=70というゆったりとしたビートが心地よく、気が付けば耳にしっかり残る出来栄えとなっている。
「楽曲を制作した経緯についてやす子は、仕事から帰ってきてベッドでゴロゴロしていた時に、地元の山口県に帰りたくなったと説明。その『山口県に帰れたらいいのにな』との想いを発端に、『だったらいいのにな』と思うことをメモに書きだしたそうです。すると『書き始めたら、メロディが降りてきた。と言ったら恥ずかしいんですけど、はい~降りてきました~』とのことで、わずか1時間で制作したのだとか」(テレビ誌ライター)
やす子は昨年12月20日に「暇だったので曲を作りました」とツイートし、初楽曲の「はじめてのきょく」を公開。こちらはばりばりのラップ調で、すでに210万回も再生されている。
次いで1月8日には「JUST DO IT」という曲を公開し、こちらは85万回再生。曲名はやす子がバラエティ番組で体を張るときに口にする決まり文句だ。
「やす子はラッパーのFebbやNF Zesshoに影響を受けたそうで、初楽曲の『はじめてのきょく』では彼らの名前をライムに盛り込んでいます。するとNF Zessho自身が自分のストーリーで同楽曲を『最高』と紹介し、ラップ好きの目にも留まることに。《やす子、センス良すぎ》《好感度爆上がり》などと絶賛の声が送られています」(音楽ライター)
元日の読売新聞に掲載された「令和のプレイリスト」という特集にてやす子は、NF Zesshoを含むラップ5曲を紹介。一部で話題になっていたが、楽曲制作がテレビで取り上げられたこともあり、いまや彼女のラップ好きがすっかり広まっているようだ。
やす子と言えば自衛隊出身ならではのフィジカルや、なんにでも前向きに挑戦する思い切りの良さが持ち味。そこにラップという武器も加わったことで、今年はさらにバージョンアップしたやす子を楽しめると期待も高まるところだろう。
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