東京から“限界集落”に移住したYouTuber、嫌がらせ受け自宅は火事で水浸し…「移住失敗」を報告

2022.12.23 18:25

提供：ユーチュラ

東京から家族で“限界集落”に引っ越したYouTuberが“移住失敗”を報告し、注目を集めています。

限界集落での暮らしを投稿していたYouTuber

「限界集落で暮らす」（登録者数1.7万人）は夫婦と子供3人家族のYouTuberで、昨年11月に東京から人口120人あまりの愛媛県の集落に移住。田舎暮らしの様子や、江戸時代に建てられた築200年の古民家を改修する動画を投稿していました。

12月16日、限界集落で暮らすは「【移住失敗】色々ありすぎて引っ越すことになりました#31」と題する動画を公開し、

住民トラブルが絶えないこと、持病の悪化、被災による住居の水没により古民家再生を断念し、他地域に引っ越すことにしました

と報告しました。

元々、山奥で自給自足的な生活がしたかったという投稿主は、総務省の推奨する「地域おこし隊」の制度を利用したそうです。この制度では活動の2割を地域活動に充てることになっており、投稿主は地元のある団体の仕事を手伝っていたといいます。

しかし投稿主によると、この団体は国や自治体の補助金を使って何の利益も上げられていない上、活動を始めた8年前から事業の改善も見られないとのこと。そればかりか協力隊を強制的に事業に携わらせ、失敗したら責任を押し付けて地域から追い出していたといい、投稿主も次第に心が離れていったのだとか。

そんな中、団体の代表らから呼び出され、投稿主は「活動に協力しないなら協力隊を辞めてもらう」「君のような人がいると協力隊が我々の言うことを聞かなくなる」と責められたのだとか。投稿主は「協力隊の人たちの心を病ませ、追い出し、なんのためにもなっていない事業を私は手伝えない」と言い返したそうで、その頃から「嫌がらせのようなこと」の頻度が増えて、投稿主は体調を崩して救急搬送までされる事態に。

投稿主は市長や議員にも相談して定住の道を模索したものの、結局自身も移住を決断。外部機関からは法的措置をとってもよいのではないかとも言われたそうです。