M-1王者・ウエストランド、優勝後の涙は“まさかの理由” 先輩・爆笑問題に感謝も「いい報告をしたい」
2022.12.19 10:40
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お笑いコンビ・ウエストランド(井口浩之・河本太)が18日に都内で開催された「M-1グランプリ2022」で18代目王者に輝いた。優勝後の涙の理由や事務所の先輩である爆笑問題(太田光・田中裕二)への感謝などを語った。
ウエストランド「M-1グランプリ2022」悲願の優勝
「M-1グランプリ2022」には7261組がエントリーし、その決勝にはウエストランドのほか、真空ジェシカ(ガク・川北茂澄)、ダイヤモンド(野澤輸出・小野竜輔)、ヨネダ2000(誠・愛)、男性ブランコ(浦井のりひろ・平井まさあき)、さや香(新山・石井)、キュウ(ぴろ・清水誠)、カベポスター(永見大吾・浜田順平)、ロングコートダディ(堂前透・兎)の9組が進出。最終決戦には、ウエストランド、さや香、ロングコートダディの3組が駒を進めていた。井口は一回戦からの日々について「本当に、一回決勝に出たことがあるからと言って、一回戦じゃあ余裕かと言ったらそんなことでもないし、常に緊張感がありますから。本当に嫌でしたね。優勝して一番うれしいのは、M-1にもう挑戦しなくてもいいんだと思うと一番うれしいですね。とにかく予選が大変なので。よかったですね。優勝できて」と安堵している様子。
河本は「もう出なくていいっていうのと、もうちょっと予選の数を減らしていただけるとありがたいです」とぶっちゃけつつ「未だに優勝した実感がないですけど」と心境を明かしていた。
ウエストランド河本太、まさかの“涙の理由”に井口浩之がツッコミ
史上最多の組数の頂点に立った感想を求められた井口は「たくさんの人たちが挑戦して。もう完全に風物詩になっているので。芸人として売れたいとか、絶対売れてやるっていう気持ちはありましたけど、M-1のチャンピオンになる人生だとあまり思っていなかったので、そういう意味では意外だなと思いますね(笑)。ネタで評価されることもそんなになかったので、その形でチャンピオンになれるとはという感じですかね。今は」とコメント。優勝後に涙した理由に関して、河本は「自分がチャンピオンになるなんて思ってこなかったですから。やっぱりまず家族の顔が浮かんで…早く娘の保育園で自慢したいですね」とパパの顔を見せ、これに井口は「全然涙の理由でもねえし!『子供の、家族の顔が浮かんだので泣けました』です。簡潔にお答えください」といじっていた。
ウエストランド、先輩・爆笑問題に感謝「いい報告をしたい」
事務所の先輩である爆笑問題に話が及ぶと、井口は太田から「とにかくお客さんを笑わせろ」「目の前にいるお客さんと、テレビを見ているお客さんを笑わせることが全てだから」「審査員とかじゃなく、目の前のお客さんを笑わせることに集中しろ」といった言葉をかけられたことを報告し「それはできたかなと思います」と発言。さらに決勝で見せたネタができた際に、珍しく田中が褒めてくれたことに触れながら「『それを決勝でやるんです』って田中さんに言ったら、1ミリも覚えてなかったですね。『そんな記憶はない』と言ってたので」とまさかの反応を告白。それでも「流石にちょっと喜んでくれるんじゃないかという風に思っているので。爆笑問題のお二人と太田光代社長に、早く会っていい報告をしたいですね」と続けていた。
一方の河本は太田からの言葉として「『ネタが飛びそうになったら、○○って言え』って。放送禁止用語を言えって。それでぐちゃぐちゃにしちゃえって言ってました」と明かして会場を沸かせた。
ウエストランド井口浩之、放送終了間際の“一言”とは?
また、放送終了間際の「主役になれた」という自身の言葉について聞かれた井口は「あれはぶっちゃけ、すいません。かなり前から考えていました。もし優勝したらあれを言おうと思っていました」と笑顔で明かした。一方の河本は「僕はチャンピオンですけど、ついてきただけですから。とても他の7000組の方の頂点だという風には思っていないんですね。僕のことをよく知っている方は、たぶん腹ちぎれるくらい腹立っていると思いますね」と答え、井口は「表現違うな!笑うときの表現だから」とツッコミを入れて会場を沸かせた。
今後忙しくなるのではないかと聞かれた河本は「2020年(決勝に)いったときに、コンビでその次の年は出させていただいて。胡坐をかいたら見事に今年1年相方ばっかりの稼働だったので、胡坐をかかないようにお仕事を頑張りたいです」と発言した。
ウエストランド、優勝を機に芸風に変化は「たぶんない」
質疑応答で、優勝を機に芸風に変化があるか問われた井口は「それはたぶんないでしょうね。どうせ嫌なことが起きるので。あれ、他の人が優勝した時ってこんな感じなのかな?とか思ったら、ムカついてくるので。優勝したとて嫌なことは尽きないですし。漫才という意味では、事務所の先輩の爆笑問題さんがずっと新ネタをやり続けられているので、我々がM-1に出れなくなったからといって漫才をやめることはないので。やるしかないですね。タイタンライブをぜひ見に来てほしいですね。漫才を続けますので」と語った。笑神籤(えみくじ)の結果、決勝で10番目の登場になったことについて井口は「2020年に出させてもらった時も10番だったので、流石に連続で10番はないだろうと思ったんですけど、最後にキュウと2組タイタンが残って。そこで事務所のライブの感じにもなりましたし。結果から言ったら10番で出て、3位になって、最初にネタができたので。連続でネタができたので。同じテイストのネタだったので、それが完全に優勝につながったと思うので、本当にそういう意味では運が良かったですね」と回想。
同じ質問に河本は「2020年に出させてもらった時は、意識が飛びそうなくらい緊張していて。笑神籤が引かれるたびに『ううう!あー…』っていうのを9回繰り返して、もうへとへとだったんですけど、今回はちょっと10番慣れじゃないですけど、待ち方も上手に多少なり。10番でヘロヘロで出ることなく、間違えずに。まあ間違えたんですけど、ちゃんとできましたね」と振り返っていた。
ウエストランド、賞金の使い道は?
賞金の使い道に話が及ぶと、井口は「本来であれば1000万僕が全部ほしいところですけど。なんなら僕のピンの仕事も折半にしているので、その辺のすごい井口優しいっていうのは皆さんに書いていただきたいですし。賞金はもちろんすごくありがたいですけど、このチャンピオンっていうことが一番でかいと思うので。忙しくなっても、なんとか体がガタが来ないように、賞金を使ってうまく体のメンテナンスをしながら。常にマッサージに行きながらくらいの感じで(笑)、贅沢に使いたいと思いますね」と返答。これに「ふーん」と反応した河本は「つまんないですけど、娘が二人いますので。今年崩してしまった学資保険を補填したいと思います」と切実な使い道を明かした。(modelpress編集部)
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