村上宗隆選手(C)モデルプレス

2022年流行語大賞 年間大賞は「村神様」ヤクルト・村上宗隆選手の呼称

2022.12.01 14:00

今年流行した新語・流行語を決める「2022ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手の呼称「村神様」が年間大賞に選ばれた。


2022年新語・流行語年間大賞は「村神様」

村上宗隆選手(C)モデルプレス
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今年の年間大賞は、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手の呼称「村神様」に決定。村上選手は7月に史上初の5打席連続本塁打を達成し、日本記録を更新。10月のシーズン最終戦では56号本塁打を放ち、歴代単独2位を記録した。

また、22歳での50本到達は史上最年少を更新。チームの勝利への貢献度が高い打率に対してSNSで「村神様」とよばれるようになり、その後幅広くニュースでも使われるようになった。

<選考委員による解説>

村上宗隆選手(C)モデルプレス
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10月3日、東京ヤクルトスワローズ対横浜D。NAベイスターズ戦、村上選手が王貞治氏の記録を超える日本選手シーズン最多の56本ホームランを放った。今期最終戦の最終打席に生まれたミラクル弾。この劇的瞬間は記録とともに人々の記憶に強く刻まれた。プロ5年目のの22歳、村上選手の9記録を挙げるときりがない。三冠王、史上初5打席連続ホームラン、通算0本塁打、2試合連続満塁ホームラン⋯。

そのすべてに「史上最年少」の冠がつく。序盤、中盤、盤そしてサヨナラ。右に左にセンターに。特大アーチを量産する彼をファンは『神』とよび熱狂し、東京ヤクルトスワローズをリーグ優勝に導いた。打った瞬間打球を見上げ、しゃがみこんでから1塁へ走り出す『確信しゃがみ』に、そしてくじらの飛びこみを彷彿とさせる迫カのヘッドスライディングも大きな魅力。動画ですべてを見た気になっている今、球場のリアルで見たいビッグヒーローだ。

「きつねダンス」「知らんけど」がトップテン

「2022年新語・流行語大賞」表彰式に参加したFIGHTERS GIRL(C)モデルプレス
「2022年新語・流行語大賞」表彰式に参加したFIGHTERS GIRL(C)モデルプレス
またトップテンには、北海道日本ハムファイターズのファイターズガールによる応援ダンス「きつねダンス」や、男女の幅広い世代で流行した、肩からスマートフォンを斜め掛けできるアイテム「スマホショルダー」、文末に付けて断定を避け、責任も回避する言い方「知らんけど」のほか、「キーウ」「国葬儀」「宗教2世」「てまえどり」「ヤクルト1000」「悪い円安」が決定。

選考委員特別賞には夏の甲子園で宮城県の仙台育英高校が東北勢として初優勝した際、須江航監督がインタビュー時に発した「青春って、すごく密なので」が選ばれた。


「2022ユーキャン新語・流行語大賞」トップテン

※五十音順
<トップテン>
キーウ
きつねダンス
国葬儀
宗教2世
知らんけど
スマホショルダー
てまえどり
村神様
ヤクルト1000
悪い円安

<選考委員特別賞>
青春って、すごく密なので

「新語・流行語大賞」

2022年新語・流行語大賞決定 トップテンを発表(C)モデルプレス
2022年新語・流行語大賞決定 トップテンを発表(C)モデルプレス
「新語・流行語大賞」は、令和3年12月1日から令和4年11月30日までに発生した様々な新語・流行語の中から、より軽妙に世相を衝いたもの、また強烈なインパクトで世上に喧伝されたものに対してその新語・流行語の発生源周辺の人物・団体を顕彰するもの。

選考委員会は姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)で構成される。(modelpress編集部)

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