戸田恵梨香、ドラマ「大恋愛」出演で新境地開く「最初で最後」
2022.11.21 11:47
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女優の戸田恵梨香が、20日放送のMBS/TBS系『日曜日の初耳学』(よる10時~)の企画「インタビュアー林修」に出演。ヒットドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』で演じたことで開けた新境地を語った。
戸田恵梨香「私って、憑依型じゃないんです」
同作での役作りついて、「(俳優の)ムロツヨシさんとどういうタッチでお芝居しようかっていう話を一番最初にして、『いかに自然にできるかっていうのを挑戦しよう』みたいなことを言ってスタートした記憶があるんですけど」と明かした戸田。「私って(演技が)憑依型じゃないんですよ」「なんかこう自分の中で、その芝居をする時に『きっとこういう風に動くな』とかイメージができないと覚えられないんです」と道筋を立て、考えて演技をしていることを告白した。
さらに戸田は、「『これだったら多分成立する』っていうのが腑に落ちてから練習を終えるので、理屈があってその上で、現場でようやく感情を乗っけるみたいな感じなので、まあ不器用な役者なんですけど」と語り「この『大恋愛』に関しては、自分自身とこの役の境目が分かんなくなるような(役の)入り方を初めてしました」と撮影時を振り返ると、スタジオからは驚きの声があがった。
戸田恵梨香、ドラマ『大恋愛』で役と一体化した感覚に
さらに戸田は、「大体いつも『いや、今から泣き芝居だ、泣けるかな』って緊張してたりとかするんですけど、こっちから涙流した方がいいなとかそういう計算のもとでずっと考えながらやってる」というが「(同作では)そういう計算が何もできませんでした」と告白。そのため、「そういう(泣く)シーンになると、何にも準備しなくても、お芝居をしてたら勝手に(涙が)出てきちゃうみたいな」と役と一体化した感覚に。
「だから、役者さんとかがその役を生きれたとか、生きたとかよく言うじゃないですか、『何がなんですか』って思ってたんです」と笑いながら明かし、「どういう意味なんだろうってずっと疑問に思ってたんですけど、『大恋愛』に関しては役を生きちゃったなっていう感覚でした、生かされたというか」と長年の疑問に納得の表情を浮かべた。
続けて戸田は、「すごい嬉しかったのが、ドラマを撮ってたカメラマンの方が『ドキュメンタリー撮ってるみたいだったよ』って」と褒められたことを思い返した。「最初で最後です、その境地に入ったの」と戸田にとって特別な作品になっていることを打ち明けた。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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