松坂桃李「これだけの強い愛というものを自分も持ちたい」夫婦の絆に感銘 北川景子に“心打たれた”瞬間も明かす
2022.11.16 11:05
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俳優の松坂桃李が、16日放送のTBS系『アカデミーナイトG』(毎週火曜よる1時58分~)に出演。12月9日に公開される映画『ラーゲリより愛を込めて』で共演した女優・北川景子の演技シーンについて語った。
松坂桃李、心打たれた女優・北川景子の演技について語る
同作で北川が演じたのは、シベリアの強制収容所で希望を胸に懸命に生きた実在の人物・山本幡男の帰国を11年間待ち続ける妻役。印象に残っているシーンについて問われると松坂は「北川さんが気丈に振る舞っていたものが決壊して、庭で泣きじゃくるように転がって山本さん(夫)への想いを涙で表現されていたのがものすごく印象的で」と北川の演技に心打たれたことを明かした。
そして「1人のその時代に生きる母としての強さと、夫を待ち続ける1人の妻としての心の表現といいますか。なんかそういったことを見事に体現されていて。僕、あそこはすごい印象的でしたね」と絶賛した。
松坂桃李、夫婦の絆に感銘
北川が演じた妻と夫の関係性について「なかなか今の時代だと11年(間も)お互いの安否がわからない中、違う国で互いを想い続け合い…」と、松坂は2人の生きた環境の過酷さに想いを馳せた。2020年に女優の戸田恵梨香と結婚した松坂。作中の山本夫婦の絆に「これだけの強い愛というものを自分も持ちたいなと本当に思いましたね」「(妻に会うために)帰りたくても中々帰れない、でも必ず帰る。その強い意志、その心を持ち続ける精神性みたいなものを本当に尊敬しますね」と振り返った。
松坂桃李「ラーゲリより愛を込めて」から感じたこと
さらに松坂は「見終わった後に下を向いてこの作品の起こった出来事を受け止めるんじゃなくて、なんか上を向いて受け止めたくなるような。晴れやかな気持ちで受け止めることが出来た作品だなと思った」「こんな愛に溢れた人たちがたくさんいた。こんな仲間思いの人たちがあの当時(戦争時)もいたんだ。っていうことを温かくプレゼントしてくれるようなそんな作品」と頷きながら力強くコメントした。(modelpress編集部)情報:TBS
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