くらしに寄り添う新しいテレビ「ウォールフィットテレビ」がパナソニックより登場どんな部屋にもスッキリなじむ

2022.10.24 20:05

パナソニックより、くらしに寄り添う新しいテレビ「くらしスタイルシリーズ」の新製品として、スッキリとかんたんに壁にかけられる「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」が11月18日に発売される。発売に先駆け10月6日にパナソニック株式会社による「くらしスタイルシリーズ　新製品セミナー」が開催された。

パナソニックより新製品「ウォールフィットテレビ」が登場

セミナーにはパナソニックエンターテインメント＆コミュニケーション株式会社ビジュアル・サウンドビジネスユニットより阿南康成氏、金澤貞善氏が登壇し、新商品について説明したほか、ゲストとしてインテリアスタイリスト・窪川勝哉さん、インテリアトータルプロデューサー・MAKOさんが参加。インテリアの視点から「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」について語った。

ライフスタイルの変化やパーソナルデバイスの普及などから、パナソニックがめざしている新たなテレビの形が“くらし中心のテレビ”。この実現として2012年にポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」、2021年にレイアウトフリーテレビ「LF1」を発売。第3弾として、このたび「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」が登場した。

サイズ感やテレビ台が必要になることなどから、部屋のレイアウトを考えるうえで大きな障害となっているテレビ。「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」は4K放送の無線伝送技術搭載により「どこでも置ける」、モニター＋専用金具という新機構により「すっきり置ける」(壁から画面までの距離は約3.5cm)、ディスプレイの軽量化により「壁に簡単に掛けられる」を実現させ、従来の壁掛けテレビよりもインテリアになじむ家電となっているという。

壁掛け時計や鏡のデザインを参考にしたスタイリッシュな造形

トークセッションでは、従来のテレビについて窪川さんが「テレビ台が必要だからすごく場所を取ってしまうと思っていた」「従来の壁掛けテレビは、正面から見るときれいだが、厚みもあり、回り込むとそんなにスタイリッシュではないという印象」、MAKOさんが「テレビアンテナの位置によって家具の場所やサイズが決まってしまうことがほとんど。壁掛けテレビは配線周りがごちゃごちゃして見える」と、それぞれの観点からテレビ設置に対する見解を述べる。これに対し、「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」のデザインを担当したパナソニックの飯田功太郎氏が、「いかに空間になじませるか」に重きを置いたという「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」について、壁掛け時計や鏡などの家具から造形を取ってきたと説明した。そんなこだわりの「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」について、窪川さんは「どこからどう回り込んでもノイズにならない。どこから見ても美しい。唯一出ているコードも、白で美しくまとめられている」、MAKOさんは「本当にフィットしてアートのようなものになっているのに驚き。コードも1本になって、しかも白になって。こんなにスッキリするものなんだと思いました」と大絶賛した。

テレビボードのない家でもスッキリ配置

この日の会場内には「くらしスタイルシリーズ」の家電を利用して、窪川さん、MAKOさんがそれぞれレイアウトした部屋も用意された。リビングや書斎のイメージなどのほか、窪川さん、MAKOさんが自身の部屋を再現したスペースも。両者ともテレビボードを置くスペースがなくテレビを配置していないという部屋に、「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」を設置してみせ、「テレビボードがなくても設置できるので快適」「ビンテージの家具の中に置いても違和感がない」と、使用感にも満足した様子を見せた。

さらにセッションを重ねたのち、最後に飯田氏が「これからも『くらしスタイルシリーズ』の発展にご期待いただけたら」と、今後の展開を述べ発表会は幕引きとなった。

なお「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」はデザイン性のほか、もちろんテレビとしての機能も充実している。内蔵ハードディスクの容量は2テラバイトで、4K放送も長時間録画が可能。2番組同時録画にも対応している。ビデオオンデマンドサービスにも対応しているのに加え、スマホアプリ「どこでもディーガ」にも対応しているのでスマホでの操作も可能となっている。