“スーパー童顔小動物系女子”遥りさ、死ぬ間際に「死にたくない！」って思えたらいい【美少女スクランブル】

みんなの好きが集まるメディア・SCRAMBLEの「美少女スクランブル」とWEBザテレビジョンのコラボ写真連載。今回は、自身初となる舞台初主演作品「プールサイドから、響く」を皮切りに、6月22日に最終回を迎えたドラマ「ナンバMG5」(フジテレビ系)や、8月に公開予定の舞台「鬼滅の刃 其ノ弍 絆」への出演も決定するなど、俳優として邁進し続ける遥りさにインタビューを行った。

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自分より童顔の人に出会ったことがない

――ご自身をアピールするとしたら、どんなところですか？

スーパー童顔小動物系女子だけど、中身はとっても愉快なところ！　まず、自分より童顔の人に出会ったことがありません(笑)。

あと、この見た目からだと「おとなしそう」とか「ザ・女の子」ってイメージを持たれることが多いんですけど、実際は真逆です。すぐふざけるし、よくしゃべるし、声低いし、筋肉質だし、とにかく愉快でパワー系なんです。ギャップ女子ですね。

昔はひどく人見知りで、感情とかあまり出さないし、授業とかもずっと一人で受けていたんですけどね。この世界に入っていろいろ考えながら、変わらないとダメだなって。次第に愛嬌が生まれました(笑)。

今ではスーパー童顔小動物系女子×愛嬌ってこともあって、老若男女問わず仲良しになれます。でも、はじめの方は隠キャの名残で緊張して猫被っちゃっているので、早く本領発揮したいです(笑)。

二次元は裏切りません

――Instagramに「オタクです」とありますね。

アニメオタクなんです。出会いは根暗、隠キャ時代になります(笑)。

もうずっと、歩いてる間でさえアニメを見ていました。アニメを見たいから一人でいたのかもしれない。まず、前提にアニメ(二次元)は裏切りません。どこにも行きません。そこが安心です。人間は裏切ります(笑)。

基本的にダークファンタジーと言われる作品が好きだったんですけど、昔一番影響を受けたのが「東京喰種トーキョーグール」という作品で、とにかく壮絶なんです。いろいろうまくいかないこととか、つらいことがあるけど、(主人公の)金木研と比べると自分の悩みなんてちっぽけになるんです。元気にはならないけど、きれいごとを並べるより私には響いたんです。

また、金木は弱そうで臆病だけどそれがとっても強いんですよ。普通なら逃げ出すと思うのに、結局立ち向かっている。「この世の不利益は全て当人の能力不足」っていう金木のせりふがあるんですけど、これは今でもずっと影響され続けていますね。自分が護りたいものをただ全力で、うんうんうんうん…！

今はダークファンタジーに限らず、あらゆるアニメを相変わらず毎日のように見漁っています。常の楽しみです。最近はフィギュア収集ぐせがついたり、じわじわとコスプレも…。他にもたくさん話したいんですけど、ここら辺にしておきます(笑)。

クラフトビールが好き

――他に趣味はありますか？

年を重ねてからクラフトビールを好きになったので、最近は燻製とクラフトビールのお店に行くことが趣味になりました。クラフトビールは、缶ビールに比べて色も味もぜんぜん違うんです。フルーツっぽい味だったり、逆にすっごい黒糖で重いやつだったり、よくあるラガービールとは全然違うんですよ。だから、名前を聞いただけじゃ味が分からないので、実際に飲んでみて「これは甘い」「こっちは苦い」って試すのが好きなんです。

毎日ってわけじゃないんですけど、人と一緒に飲むことは多いです。OLをしている友達が多いので、お休みの日は昼間から「どうですか？」と誘って飲みに行くんです。意外と来てくれるんですよ(笑)。

――好きな場所は？

パン屋が好きです。唯一、街を歩いて見つけたら絶対に入っちゃう場所ですね。たまに入ってから、めっちゃ高いことに気付いて「あ、やばい」と思って、しれっと出たりすることもあるんですけど(笑)。パン屋のいいところは、時間がゆったりしているところ。それと同じ種類のパンを山盛りに作って、きれいに並べているのがすてきだなって。落ち着きますし、ワクワクします。あと、おいしいそうな匂いも…(笑)。

実年齢は一度も当てられたことがない

――好きな食べ物は何ですか？

かき氷です。ここ何年か高級かき氷がはやっていますけど、中でもカボチャやずんだなど、コッテリしているやつが好きです。毎年夏はもちろんなんですけど、専門店では冬でもかき氷が売っているで食べます。すごい人は二つぐらい食べちゃうんですよ。たまに私も食べますけど、あとで凍えます(笑)。

――特技はありますか？

年齢詐欺です。実年齢は一度も当てられたことがないです。一番高くても22とか。垢抜けたり痩せたりしているので学生の頃よりも若返っていて、昔と比べたら今の方が若いかもしれないです。このままだと最後には消えちゃうかも(笑)。

あと、演技の仕事をすることが多いのですが、中高生の役が多いので制服を着る機会も多いんです。だいたい初対面で「何歳？」って聞かれるので、最初に「ビックリするよ」って伝えてから本当の年齢を伝えると、「え、ごめんなさい…」みたいに(笑)。

騙してるみたいな雰囲気になるので、なるべく自分から言わないようにしているんですけどね。さっきまではタメ口で話してくれてたのに、急に気を使われるのが気まずくて…。なので皆さん気にしないでください。仲良くしましょう！　友達として見てほしいです。

番組などを通して動物に携われたら

――子どもの頃の夢を教えてください。

中学3年生くらいの時は獣医を目指していました。ただ、お医者さんと一緒でめちゃくちゃお金がかかることを知って諦めちゃいました。進学するための入学金とかがすごくかかるんですよね。

芸能を志し始めたのは大学を卒業してから。獣医になれずとも自分が有名になって、番組などを通して動物に携われたらいいなって思います。獣医にはなれなかったけど、違う形で動物を助けたいんです。

――最近のうれしかったことは何ですか？

5、6年ぶりにディズニーに行きました。お母さんに「母の日に何が欲しい？」って聞いたら「物はいらない」って言うんですよ。いつもはケーキだったんですけど「痩せたいから」って言われたので、「じゃあ出掛けるか！」と思って、今年はディズニーに行きました。

でも、連れて行くだけ連れて行ってご飯代は出してもらっちゃったんですけどね。まぁ、でも何もしないよりは良かったのかなって思っています。母がディズニーに行くことなんてあまりないし。それこそ娘と行くとかぐらいしかないじゃないですか。だから、喜んでくれていたらいいなと思います。

後悔しないように生きる

――人生で大切にしていることは？

普段からなるべく後悔しないように生きています。「明日撮影なのに我慢できなくて食べちゃった…」っていう後悔はありますけど(笑)。

もともとは普通の大学の経営学部に4年間通っていたんですよ。卒業して就活もしたけど辞めて、芸能活動を始めてもう3年たちました。でも、一切後悔はしていないです。やらなかったら絶対に後悔していたなって思うけど、結局やって後悔した方がいいなって。

死ぬ間際に「死にたくない！」って思えたらいいなって。「死にたくない！　もっとやりたいことある！」みたいな。思い残すことはないって最高の境地ですよね。私もそうなれたらって思います。

――今後の目標は？

アニメ、声優、ゴールデン帯のドラマでメインキャスト、映画のヒロインにグラビアで表紙も飾りたい！　全部やりたいですし、まだまだ夢はあります。

ただ、今はグラビアの表紙をやりたいと思っています。2年半前くらいに1ページだけグラビア掲載してもらったことがあるんですけど、ロケでいろんな衣装を着たりとかって感じではなかったので、まだちゃんとしたグラビアデビューはしていないんです。だから、青空の下で撮ってもらいたいです！