ドラマ「恋に無駄口」で叶依麻を演じるAKB48・小栗有以

AKB48小栗有以が考える“ヒロインの条件”「男女問わず“かわいいな”って思ってもらえることですかね」<恋に無駄口>

2022.04.23 10:00
ドラマ「恋に無駄口」で叶依麻を演じるAKB48・小栗有以

テレビ朝日では、4月16日からドラマ「恋に無駄口」(毎週土曜深夜2:30-3:00※ABCテレビは毎週日曜夜11:55-0:25)がスタート。AKB48の小栗有以がヒロインの叶依麻役で出演している。

「恋に無駄口」は福山リョウコの同名漫画が原作。仁科悠里(奥野壮)をはじめとする“無駄部”の男子高校生4人は「恋なんてしなくたって青春は堪能できる!」と無駄口をたたいて青春の日々を送っていたが、ひょんなことからその日々の中に女の子との恋模様が展開していくという“青春ラブコメディー”となっている。

小栗が演じる依麻は、仁科らと同じ桐乃学園のマンガ部に所属する高校2年生で、小栗は今作がラブコメディー初出演。そんな小栗に、依麻を演じて感じたことや自身が思う“ヒロインの条件”などについて話を聞いた。

女性の方には共感しながら見てもらえるとうれしいです

――原作や台本を読んだ感想から聞かせてもらえますか。

元々少女漫画が好きで、AKB48に加入する前はお姉ちゃんと一緒に買って読んでいたりしたので、こうして少女漫画のドラマ化作品に出演させていただけると聞いたときはうれしかったです。

AKB48で活動しているとなかなか漫画を読む時間がなかったりしたので、今回「恋に無駄口」の原作を撮影前に読んだのが久しぶりの少女漫画でした。

“無駄部”の男子がわちゃわちゃしているのが面白かったり、依麻と仁科君がなかなかお互いに素直になれなくて、好きって言えないもどかしい気持ちやすれ違いがあったり、久しぶりに漫画を読んで、漫画って面白いなって改めて思いましたし、台本にもそこが描かれていたので撮影に臨むのが非常に楽しみでした。

――小栗さんが演じる依麻はどんなキャラクターなんでしょうか。

依麻はとにかく漫画がすごく好きで、自分でも漫画を描いていて、賞を取ってプロを目指している女の子です。学校生活の中で仁科君に出会って、そこからいろいろな出来事があって…って展開していきます。

依麻の性格は、「ありがとう」がちゃんと言えて、食べ物を大事にしていてっていう、すごく真っすぐで純粋な子です。依麻以外にも女の子が出てくるんですけど、周りの女の子のキャラクターが、すごく個性的なので、その中でも一番普通な女の子として作中では見えると思います(笑)。女性の方には共感しながら見てもらえるとうれしいです。

ドキドキ感を良い意味で役に生かせてるんじゃないかなと思います

――ドラマの公式サイトに載っている小栗さんのコメントに「自分と似ている部分がたくさんあり、共感できる部分が多いなと思いました」とあったんですが、具体的にどんなところが似ていると思いましたか?

今お話しした依麻の“「ありがとう」が言える”っていう性格が、私もアンケートで「好きな言葉は?」って聞かれたときはずっと「ありがとう」って答えてきていたので、そこが「あ、一緒だ!」って思いました。

あと、恋愛経験がないのも一緒ですね。依麻は恋愛に関する初めてのことをいろいろ経験していくんですけど、私自身も初めてだからドキドキしながら演じているので、そのドキドキ感を良い意味で役に生かせてるんじゃないかなと思います。

――絶賛撮影中ということですが、現時点での依麻を演じている感想というのはいかがでしょうか。

AKB48以外のドラマで初めてヒロインをさせていただいて、やっぱりまだ分からないこととか、もうちょっとできるかなって思ったりする部分もあって。

でも、監督に分かりやすく指導していただいたり、他のキャストの方の演技を見て「ここはこうしたらいいんだ」って吸収したり、撮影のたびに学べるものがたくさんあって、AKB48とはまた違う場所で活動することで、新しい経験ができてるなとすごく感じています。

――今作の監督はヨーロッパ企画の山口淳太さんですが、その指導というのは具体的にどんな内容だったんですか?

依麻は怒っているような困っているような表情が印象的で、漫画でもそれが眉毛が上がっていることで表現されていて、結構肝というか大事になってくるから、この表情を鏡で練習しておいてね、と最初に教えていただきました。

監督が思う女子高校生の“ナチュラルさ”というところも、私はAKB48に入って高校時代を過ごしてきたのでなかなか難しかったんですけど、いろんな学園ドラマを見たり、仁科君役の奥野さんに演技でリードしてもらったり、いろんな方からサポートしていただいて、無事依麻役を務めることができているなと思います。

小栗が思う“ヒロインの条件”とは

――「恋に無駄口」は作品紹介に“青春ラブコメディー”と書かれていますが、小栗さんが“青春”と聞いて思い浮かべるものは?

文化祭とか体育祭かな。でも、私あんまり体育祭のこと覚えていなくて。AKB48で運動会があったりしたので、“運動会”って言う方がしっくりきますね(笑)。1つの目標に向かってクラスのみんなで団結して頑張るっていうのがすごく青春だなと思います。

――今回の出演にあたって久しぶりに漫画を読んだとおっしゃってましたが、小栗さんが思う“ヒロインの条件”みたいなものはあったりしますか?

爽やかな感じで、男女問わず「かわいいな」って思ってもらえることですかね。素朴なナチュラルさというか。色で言ったら白や水色みたいなイメージがありますね。

依麻はそれとはまたちょっと別かもしれないんですけど、いろんな学園ドラマを見て勉強して、私なりにそれを崩して依麻に生かしています。

“食べ物”にまつわるショックなエピソードを告白

――タイトルに掛けて、“無駄口”と言ってしまうと失礼ですが(笑)、小栗さんが撮影現場や普段のAKB48の活動で“雑談”するときはどんな内容が多いですか?

食べ物の話が多いですね(笑)。メンバーとはどこのご飯がおいしかったとか、最近食べたおいしかったものとか、そういう話をよくしています。

特に私と本田仁美ちゃんと山内瑞葵ちゃんがお弁当を選ぶ時間がすごく長い3人で、お弁当の前で3人立ち尽くしてずっと悩んでるみたいな状況がよくあったんですよ(笑)。

私は少しずつパッと決められるようになってきたんですけど、それまでは本当に30分掛けちゃったり、選んだけどやっぱり変えようかなって悩んだりして。それくらいこの3人はお弁当に熱心な3人なので、よく食べ物の話をしたりしますね(笑)。

――食べ物の話で思い出したんですけど、1st写真集発売記念の配信で初めてのフードデリバリーに挑戦していましたが、その後は利用していますか?

使ってないんですよ、せっかく使い方覚えたのに(笑)。ご飯はおうちで作ってもらえているので、なかなか使う機会がなくて。ただ、あのときパクチーが好きになったので、またパクチー料理を頼みたいなって思います。

――食べ物の話が続いたので、最近注目している食べ物があったら教えてもらえたらと思うんですが。

私、大阪の「551 蓬莱」がすごく好きなんです。以前大阪に行ったときも家族に持って帰ろうと思って冷凍の豚まんを買ったんですけど、そのときは眠くて、降りる駅を乗り過ごしちゃったんですよ。

で、逆方向の電車に乗って戻ったんですけど、乗り過ごして着いた駅のホームに豚まんを置いてきちゃって。だから、また電車に乗って取りに戻ったら、おしぼりが開いてて、中を見てみたら食べられちゃってたんですよ! 冷凍だから1口かじってそのまま放置されてて。

そういうショックなことがあったんですけど、「551 蓬莱」創業者のお孫さんのお店が東京にできたので、今はそのお店に行ってみたいなと思ってます。

――ちょっと前振りでスタッフさんもザワザワしてましたが…(笑)。では、最後に視聴者の方に向けてメッセージをお願いします。

この「恋に無駄口」はAKB48の作品以外で初のヒロイン、初の連ドラということで、まだまだなところもあるかもしれないんですけど、全力で取り組ませていただいてます。

少女漫画原作のドラマなので、なじみがないなっていうファンの方もいるかもしれないですけど、依麻としてみんなに認めてもらえるように、たくさんの方にこの作品を好きになってもらえるように、続編ができたらいいなって思うくらい依麻として頑張っています。

“無駄部”のわちゃわちゃ感とか、キュンキュンするシーンとか、切ないシーンとか、どの世代の方にも見ていて共感してもらえたり、「懐かしいな」とか「いいな」って思ってもらえたりするところがたくさんあると思うので、ぜひたくさんの方に見ていただいて、キュンキュンして明るい気持ちになってもらえたらうれしいです。

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