(上段左から)毎熊克哉、大倉孝二(下段左から)池谷のぶえ、小芝風花、松本まりか (C)テレビ朝日

小芝風花、主演ドラマ初回放送前に最終回の秘密明かす「アドレナリンが出て興奮状態」<妖怪シェアハウス―帰ってきたん怪―>

2022.04.10 17:04

女優の小芝風花が主演を務めるテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス―帰ってきたん怪―」(毎週土曜よる11:00~)の生配信イベントが、9日に開催。小芝らが最終回の秘密を明かす場面があった。


小芝風花&妖怪キャスト「妖怪シェアハウス」生配信イベントに登壇

一度は「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”として妖怪シェアハウスから羽ばたいていった目黒澪(小芝)は、厳しい現実に直面して再びどん底生活に。ボロボロになってシェアハウスに舞い戻った澪に、人間界に紛れ込む邪悪化した妖怪たちが巻き起こす問題やトラブルが次々と降りかかり、対峙していく姿を描く。

9日に初回放送を迎え、その放送直前には主演の小芝をはじめ、お岩さん(四谷伊和)役の松本まりか、酒呑童子(酒井涼)役の毎熊克哉、座敷童子(和良部詩子)役の池谷のぶえ、ぬらりひょん(沼田飛世)役の大倉孝二ら妖怪キャストも集結し、生配信イベントを開催した。

全員が和装を身にまとい華やかな雰囲気の中、キャストたちの撮影現場でのウラ情報が続々と明かされたり、視聴者から届いた質問に答えたり、さらにはサプライズ発表があったりと、終始盛り上がりを見せ、キャスト同士でもツッコんだり、ツッコまれたりする笑いに絶えないやり取りが続いた。これには「みんなでいじり合えるチーム、平和でいいな」「いい現場なのが伝わってきます」「メンバーみんな大好き!」と多くのコメントも寄せられ、視聴者も一緒に楽しんでいる様子だった。

小芝風花“笑いすぎ”でグランプリ受賞

シーズン2に突入した本作。和気あいあいとした雰囲気の撮影現場では、スタッフがキャストのマル秘情報を続々とゲットしており、なんとそれを今回、妖怪シェアハウス授賞式「The 1st YOKAI AWARDS」という形でスタッフを代表した豊島圭介監督が発表することに。

まず最初に発表された賞は「撮影は日々、絶対に笑ってはいけないグランプリ」。小芝が見事(?)受賞。

豊島監督が「本来笑っちゃいけない撮影現場で、小芝さんの笑い声がずーっとセットに響いていて。真面目にやってるのかな?という思いも込めて」と受賞理由が語られると、小芝は「賞の名前を聞いた時、キャストの皆さんが個性豊かで、本当に面白いお芝居をされていて、それを笑わないように耐えてる『頑張ったで賞』かと思ったら…まさかの“笑いすぎてる賞”だと思ってなくて(笑)」と戸惑いつつも、「撮影には真剣に取り組んでいました!」と訴えた。特に大倉の芝居が小芝の笑いのツボに入ることが多かったそうで、「本当に面白くて笑いをこらえるのに必死で…」と、楽しい現場だったことを語った。

松本まりか、美意識爆上げで共演者からクレーム?

続く「現場の美意識を爆上げグランプリ」では松本が受賞。本人は「常に美意識を磨きながら撮影に挑んでいました」と納得の様子だったが、キャストたちは困ったこともあったそうで、大倉が「ハンドクリームを塗らせるんです」と言うと、毎熊も「僕も塗ったんですけど、のんべが持つ“こん棒”が滑るんです(笑)。武器を持つには向かなかったかな?」と苦労したことを明かしていた。他にも、妖怪メイクに時間がかかるため、朝3時起きで撮影現場に来る毎熊は「超絶早起きグランプリ」を、充実した撮影現場のお茶場に気が付くといつもいるという池谷は「お茶場の住人グランプリ」を受賞した。

授賞式最後には、大倉が「アドリブフェスティバルグランプリ」を受賞。監督いわく「とにかく台本通りにやってくれない!」語られると、大倉は「そんなことないですよ、僕はアドリブなんて言わないです」としれっと否定するも、松本から即「ほぼアドリブだったのではないでしょうか」と突っ込まれてしまう。この大倉のアドリブは、小芝が「笑ってはいけないグランプリ」の受賞に至った元凶でもあったそうで、小芝は「(大倉さんは)ずっと小さい声でぼそぼそツッコんでくるんですよ。そのワードセンスが素晴らしすぎて笑っちゃう」と明かしていた。

小芝風花「アドレナリンが出て、興奮状態」初回放送前に最終回の秘密明かす

生配信中に視聴者から寄せられた質問に答えるコーナーでは、「現場で流行っていることは?」や「NGが一番多かったのは誰?」などの質問に次々と答える中、「1番印象に残っているシーンは何ですか?」という質問に対して松本が「最終回のラストはすごい面白かった!」と初回放送前に最終回の秘密を明かすことに。

小芝も「もう楽しすぎて、アドレナリンが出まくって、興奮状態でした。ボルテージが上がり過ぎて、最終回すごいことになっていましたよね!」と続くと、思わず松本が「ミラクルが起きて、涼ちゃん(毎熊)が突然ワーっとなって…」と詳しく語ろうとして、危うくネタばれに?

また、「もし自分がシェアハウスで暮らすなら、どんな妖怪がいいですか?」という質問には、小芝が「脂肪溶解(=妖怪)。食べて欲しいところの脂肪を取って欲しい」と語り、「うまいネーミングだなって思っています」と自画自賛しつつにっこり。一方、松本は「詩ちゃん(=座敷童子)は絶対に必要です。映画『妖怪シェアハウス』で詩ちゃんの大事さが身に染みてわかるシーンがあって、感動します」と明かしていた。

「妖怪シェアハウス」オリジナルドラマ配信&映画公開日決定

生配信イベントでは、嬉しいサプライズ発表も。動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)で、『妖怪シェアハウス』番外編のオリジナルドラマ『ほんとに映画化するん怪?』が9日の本編の初回放送終了後より配信が決定。小芝は、「映画化決定を、澪と妖怪さんたちがお祝いするのですが、成功への道は険しいぞっていう現実に直面してしまって、大ヒットを目指してあの手この手で妖怪さんたちがヒットするために試行錯誤するドタバタ奔走ストーリーになっています」と見どころを語り、「本当に面白いので、ぜひ見てください!」とメッセージを送った。

続いて、映画の公開日が6月17日に決定したことが発表。公開日の覚え方は、「ろくろっ首イイな」。この語呂合わせにはスタッフの強い思いが込められているという。シーズン1から妖怪「ろくろっ首」を出したいという思いを抱いていたスタッフ一同だったが、技術や予算の都合で叶わなかったんだそう。ということは、ついに映画に「ろくろ首」が?と期待の声があがる中、大倉が「なんと!今回!あのろくろ首は…出ません!」とためながら明かすと、小芝らキャストが「出んのかーい!」と揃ったツッコミを見せ、チームワークの良さを見せていた。(modelpress編集部)
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