今泉佑唯「生きるってこんなにつらいことなのかな」活動休止中の苦悩明かす
2022.03.18 15:56
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女優の今泉佑唯が18日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台「修羅雪姫-復活祭50th- 修羅雪と八人の悪党」(同所で3月27日まで上演)の公開ゲネプロ・舞台挨拶に、共演の高橋龍輝、瀬戸利樹、細貝圭、玉城裕規、池田純矢、構成演出の岡村俊一氏とともに出席した。
今泉佑唯復帰作「修羅雪姫-復活祭50th- 修羅雪と八人の悪党」
「修羅雪姫」は、小池一夫原作、上村一夫作画により、1972年2月に週刊プレイボーイにて連載を開始。当時、「子連れ狼」「御用牙」等、次々と名作を生んだ小池一夫と、「同棲時代」という若者文化に影響を与えた傑作漫画の上村一夫がタッグを組んだ「修羅雪姫」は、ハードボイルドピカレスクロマンとしてブームを巻き起こし、1973年に梶芽衣子主演で映画化されヒットを記録した。また、2021年、活動を休止していた女優の今泉の復帰作として舞台化され、連日sold outの盛況となり作品的にも高評価を獲得。この「修羅雪姫」が、2022年に誕生から50周年を迎え、日本の演劇の殿堂・紀伊國屋ホールにて「修羅雪姫-復活祭 50th- 修羅雪と八人の悪党」として上演される。
主人公の修羅雪姫役を演じる今泉は、ゲネプロ後の舞台挨拶で、自身にとって本作はどのような位置付けになる作品か尋ねられると「前回11月にやらせていただいて、この作品で私は1年半ぶりに復帰させていただいて、今回4ヶ月ぶりにパワーアップした形で、そして修羅雪姫が50周年という節目の年に携わらせていただいて、言葉で言うとちょっと薄っぺらく感じるかもしれないんですけど、私にとって特別な作品だなと思っています」と吐露。
今泉佑唯、活動休止中の苦悩も吐露
どのような思い入れがあるか追求されると「思い入れってなんですか?」とコメントして笑いを誘いつつ、「思い入れかどうかはわからないんですけど、個人的には最近SNSがすごく発達していて、見ず知らずの人から一般の方でも傷つけられてしまう時代にもなっているし、思わぬ一言で傷つけてしまったり、傷つけられたりというのがあって、私自身もこの1年半くらい、傷つけてしまう怖さも、傷つけられる怖さも体験して、生きるってなんなんだろうなとか、生きるってこんなにつらいことなのかなと思うことがたくさんあったんですけど、この作品に出会ったことで、生きるってすごく楽しいなとか、生きるって素敵なことだなって思うようになりました」と熱い想いを語り、「若い方だけではなく、いろんな世代の方にこの作品を見ていただいて、明日からも頑張ろうとか、生きるって素敵なことだなって思っていただけたら嬉しいなという思いで、一生懸命やらせていただきました」とアピールした。最後に、締めの挨拶を求められた今泉は「この作品を通して、何かほんの少しでも勇気だったり元気を与えられたらいいなという思いで、みんな一生懸命やらせていただきます。お楽しみに〜!」と笑顔で手を振った。
(modelpress編集部)
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