「ミステリと言う勿れ」犬堂愛珠（白石麻衣）を殺した犯人＆“本物の犬堂ガロ”が明らかに「衝撃の連続」「嘘でしょ」

菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」

同作は、天然パーマがトレードマークの大学生・久能整（菅田）が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。原作は累計発行部数1,300万部を突破している人気コミック。菅田のほか、伊藤沙莉、尾上松也らが出演する。

第2話で、バスジャックに巻き込まれた整。ジャックした犯人は犬堂ガロ（久保田悠来）・オトヤ（阿部亮平）兄弟で、何者かに殺された妹・犬堂愛珠（白石麻衣）の犯人を捜索。愛珠は最後にバスに乗っていたことから、その路線バスを日頃から使っている乗客に絞って今回のバスジャックが実行された。

“本物の犬堂ガロ”が明らかに

整たちが犬堂邸に監禁されたことに気付いた風呂光聖子（伊藤）・青砥成昭（筒井道隆）・池本優人（尾上）ら大隣警察署・強行犯一係は、犬堂邸に突入。

すると整は、壁に飾ってあったガロの絵が左上がりになっていることから、ガロが本当は左利きであること、さらにガロが熊田翔（永山瑛太）にだけ背中を向けたため“本物のガロ”は翔であるという予想を話した。

翔は「俺が首謀者の犬堂ガロです」と認め、オトヤ、そしてガロを演じていたハヤは従兄弟であると告白。ガロ自身は乗客として紛れ込むことで他の乗客の仕草・行動をチェックし、犯人を見つけ出そうとしていたのだった。

整、殺人犯を見つけ出す

さらに整は、バスの運転手・煙草森（森下能幸）が落ちた食べ物をゴミ箱に捨てずにカーペットの下に押し込んだり、食べ終わった骨付き肉の骨を皿の下に入れたりしていたことに言及し、「子どもはそういうことがあるんです。そのものが視界から消えて見えなくなれば、その存在自体がなくなったと思う。だから嫌なものを隠して安心する」と説明。そして「煙草森さん、あなたは人を殺したんじゃなくて、ただ片付けただけなんですよね？」と問いかけた。

煙草森は「はい、そうです。わかってもらえますか？」と笑顔で答え、愛珠が乗った日は、彼女が乗っていることに気付いておらず、急ブレーキを踏んだ時に気を失った彼女が床に倒れ込んでしまったと回顧。持病を持つ彼女は乗車中ずっと体調が悪かったが、煙草森はそれを知らずに死んだと思い込み、「もし私のせいで気を失ったのなら、おまけにどこかケガでもしていたら、会社に怒られます。怒られるのは嫌です。困りました。仕方がないので一旦死体を草むらに隠してから、バスを車庫に戻し、夜中に取りに行って、山に埋めました。埋めたらなくなります。見えなくなればOKです」と山に埋めたことを明かした。

しかし愛珠は気を失っていただけで、埋められた後に意識を取り戻し、土の中から腕を出した。煙草森はそれを必死に押さえつけ、「最後に押さえつけた時の、伝わってくるあの体の震えが気持ちよくて…。それで、またやろうと思いました」と愛珠が息絶えていくのを感じた時間が快感だったと告白。

その経験から「終点でお客様が1人だった時忘れ物を届けるフリをして後を追って、薬で気を失わせました。あとは同じです」と連続殺人を犯していたことも自白した。

整の自宅に届いた“冷凍便”

事件は解決したが、ある日、整の家にガロから冷凍便が届いた。開けるとそこには人間の手首が入っており、ガロのつけていたブレスレットや時計がついていた。

鑑定の結果、それは煙草森の腕であったことが判明。整は青砥から「移送中に車ごと、煙草森誠がさらわれた。あれは煙草森の右腕だ。我々に証拠を集めさせ、確定させ、起訴・裁判を待つだけだったが、精神鑑定に持ち込まれそうだったので、一線を超えた。犬堂ガロ、従兄弟2人ともども行方知らずだ」と、ガロたちの復讐であったことを知らされる。

衝撃展開の連続に反響

一方行方をくらませていたガロたちは、愛珠が殺される前、亡くなった人に手紙を出せる漂流郵便局に足を運んでいたことを知り、その場所へ向かう。愛珠は「もうすぐ亡くなるわたしへ」とハガキにメッセージをつづっており、最後には「ゆっくり死んでいく。もしできなかったら、ジュートに頼もう」と書かれていた。

ハガキに書かれていることの本当の意味や普段はタクシー移動ばかりしていた愛珠がなぜバスに乗ったかは未だわかっておらず、ガロは「俺は必ずジュートを見つけ出す」と決意するのだった。

翔がガロであったことや、煙草森の自白、そしてまだ明らかになっていない事件の全貌に、視聴者からは「衝撃の連続」「嘘でしょ…」「どうなるの？」「どんどん引き込まれる」など、多数の反響が寄せられていた。（modelpress編集部）

情報：フジテレビ