撮影/松山勇樹

2021年グラビア界の超新星【3】桜井木穂、-10キロの減量で仕上がった股下86cmのパーフェクトボディ

2022.01.05 07:03
提供:ENTAME next

昨年、2021年もグラビア界には多くのニューヒロインが誕生した。中でも輝いていた3人をグラビアライター・とり氏にピックアップしてもらい、本人の話を交えつつ、その魅力に迫ってもらった。3人目は、マイナス10キロのダイエットで作り上げたパーフェクトボディで注目を集める北海道・オホーツク地方出身の桜井木穂。

     *     *     *

桜井木穂のグラビアを見たとき、思いも寄らぬ熱風に圧倒された。鋭い視線。こだわりぬかれたボディメイク。そのグラビアが掲載された雑誌を持つ手には、僅かに汗が滲んでいた――。

今年、『週刊プレイボーイ』や『週刊ヤングマガジン』など、あらゆる雑誌のグラビアに登場し、北海道のオホーツク地方出身であることにちなんで名付けられた100cmの”豪雪バスト”を披露しては、たびたび話題を呼んだ桜井木穂だが、ここまでの道のりは決して平坦ではなかったようだ。

グラビアアイドルを目指して上京したはいいものの、しばらくは、アルバイトを掛け持ちしながら事務所探しをする日々が続いた。その後、2019年に撮影会デビューを果たし、2020年3月には待望の1stDVD『ミルキー・グラマー』をリリース。一見、順調な駆け出しかと思えたが、憧れの雑誌での撮り下ろしはなかなか決まらなかった。「何かを変えなくちゃ」。叶えに行くくらいの気概がなければ、夢は実らない。そこで桜井木穂が決行したのは、マイナス10キロのダイエットだった。

「最初、マネージャーさんには、ダイエットを反対されていました。『胸のサイズが落ちたらどうするんだ』って。それは私も心配していたんですけど、それよりも、ダイエットを頑張って、かわいくなって、自分に自信を持ちたかったんです。だから『痩せたら絶対もっとかわいくなるから』って何度も説得して、ようやくダイエットに踏み切れました。

運動も食事制限も苦手だったので、まずはダイエットマシンを買って、毎日続けることを目標に頑張りました。そしたら意外と続けるのが苦じゃなくて、だんだんと体型が変わっていくのを実感するようになったんですね。変化を実感すると、さらにやる気が湧いてきて……」結果的に、大きな胸を保ったままダイエットは成功した。股下86cmの美脚に、スラリとウェーブを描くウエスト。華奢なラインにふっくら浮かぶ、胸とヒップの弾力。努力で手にした唯一無二のスタイルは、誰の目からも明らかなほど、グラビアに映える”特別な武器”に仕上がっていた。

リバウンドをするどころか、その武器は、今もなお輝きを増そうとしている。一歩ずつ、着実に目標を達成していく桜井木穂の言葉に宿る、グラビアに対する真摯な気持ちと未来への渇望。少し大袈裟に聞こえるかもしれないが、彼女の視線の先には、希望に満ちた明るいグラビア表現の世界が広がっているように感じられた。

「デビューしたての頃は、自己プロデュース力を高めようと頑張っていました。というのも、撮影会は自前の衣装に自メイクで出ないといけなかったから、自分に似合うものをひたすら研究していたんですよね。女子ウケも狙いたかったので、涙袋をぷっくりさせるメイクにもこだわっていました(笑)。

雑誌のお仕事をいただくようになって、プロのメイクさんやスタイリストさんにお世話になる機会が増えても、どこか自分なりのこだわりが捨てきれず、『もっとこうしてほしいなぁ』と思ってしまう瞬間は、正直なところありました。でも、せっかく雑誌に呼んでもらえたのに、そんなことを言っていたら、スタッフのみなさんに嫌われちゃうじゃないですか(小声)。そもそも雑誌のグラビアはナチュラルメイクが基本ですし、みなさん、私のためを思って衣装やメイクを考えてくださっているわけです。最初は、自分のこだわりとどう折り合いをつけるか、密かに葛藤していましたが、逆に、自分が絶対に選ばないような衣装やメイクに挑戦させてもらうことで、新たな自分の一面を知ったり、表情の幅が広がったり、面白い発見もたくさんありましたね」

ふわふわとした喋り口調にもかかわらず、その素直な言葉には説得力があった。その”こだわり”とは、どうすれば人気が出るのか、どうすれば雑誌に出られるのか、ときに気持ちを落としながらも答えのない問いに向き合い、ストイックに努力を続けた先に手にしたものだ。それを1ミリでも崩すのは、相当勇気のいることだと思うと、葛藤を抱くのも無理はないと共感する。

しかし桜井木穂のグラビアは、凛々しい表情の合間に、ふと気の抜けた笑顔が見られるところが魅力だと、個人的には感じている。それは不意の瞬間を捉えた”崩れ”であり、素の表情でもあるが、彼女自身が言う”新たな自分の一面”がその”崩れ”にあるのだとしたら、やはりグラビアは奥深い表現だ。

「初めてお会いする方のほとんどに、『グラビアの印象と全然違うね』って言われます。クールな性格で、『おはようございまーす(無表情+低音ボイス)』みたいな人だと思われがちなんですけど、私からしたら『全然違うしー!』って感じで(笑)。とはいえ、ギャップに魅力があると言っていただけるのは、すごく嬉しいです。なかには、私のことを何も知らずに『性格悪い顔』なんて書く人もいるんですよ?さすがにヒドイですよね!?

まぁ実際の私は、グラビアで見るよりも柔らかい人間だと思うので、グラビアを撮っていただくときにも、くしゃっとした笑顔を自然と出せるようになりたいなぁと思ってはいるんですよね。多分、もっと自信を付けないと、自然体な表情は出せないんだろうなぁ」 ”自信を持つ”とは一体何なんだろうか。自信なんて物体のないものを、どう持てれば”持った”と言えるのか。”自信を持つ”のは、実に曖昧で難しい。やっとの思いで持てた気になっても、ちょっとした出来事でするりと地面へこぼれ落ちてしまうのだから、追い求めるのも気力がいる。しかし、桜井木穂の飽くなき向上心は、確実に自信の核となり、彼女の魅力に繋がっている。

「最近は、雑誌のお仕事が増えた関係で、SNSに投稿する用の写真も、自撮りではなく、マネージャーさんに撮ってもらったオフショットを使うことが多くなりました。そこで気が付いたのは、決まった角度でのキメ顔しか撮らない自撮りに対して、他撮りでは、より素に近い表情が出やすいってこと。グラビアも、自分で撮るのではなく、カメラマンさんに撮っていただくわけですし、自撮りに頼らなくなったのは、私のなかでの大きな成長かもしれません」

自撮りと他撮り。それは、些細な写りの違いでしかないようで、写真への向き合い方に大きな影響を与える取り組みに思える。写ることへの信頼が自信に繋がり、表情を豊かに変えていく。継続は力なり。桜井木穂のグラビアは、ここからが本編なのかもしれない。

オフショットしかり、ダイエットしかり。日々の小さな積み重ねが大きな変化を生むと信じて、すぐ行動に移せるのは、桜井木穂の強みだ。グラビアアイドルになって、雑誌に出たい。実際にその夢が叶っているのだから、この先に描く未来も、きっと現実にしていけるはずだ。

「2021年は、あまりに出来すぎた1年でした。想像以上にたくさんの雑誌に出させていただいて、分からないことだらけでしたが、嬉しいことも楽しいことも、いっぱいある年になりましたね。この勢いのまま突っ走っていけたらいいですけど、来年は初心に立ち返って、自分を見つめ直す時間もしっかり確保したいと思います。

やってみたいグラビアですか? そうですねぇ。今年は古民家とか、地味で素朴なロケーションが多かったですし、来年は、女の子から見ても『かわいい』と思ってもらえるようなファッショナブルなグラビアに挑戦してみたいです。露出度を落とすってわけじゃないですよ? 露出度はそのままに、おしゃれな衣装を身に付けて、スタジオでガッチリと撮影してみたいですね。需要があれば、ですけど(笑)」

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