

中村ゆりか、“朝ドラ美少女”から“悪女”役を転機に再注目 今期は主演ふくむ2作のドラマに出演

女優の中村ゆりかが、2022年1月期のドラマ「部長と社畜の恋はもどかしい」(テレビ東京系)で民放連ドラ初主演を射止めた。また、同1月期の「封刃師(ふうじんし)」(テレビ朝日ほか)でも主要キャストとして配役、1クールで2作の連ドラに出演する注目株となっている。2015年の朝ドラ「まれ」(NHK総合)出演時に美少女として話題になった中村だが、2020年のドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(日本テレビ系)で妖艶な“悪女”を演じ、濃厚なラブシーンも披露。かわいらしい見た目とのギャップで視聴者やメディアに再注目された中村が、菜々緒や松本まりかといった“悪女役でブレイク”した女優に続こうとしている。
“悪女”役への挑戦に反響 Twitterトレンド入りも
中村ゆりかは1997年3月4日生まれの24歳。18歳でNHK連続テレビ小説「まれ」に出演、ヒロイン・希(まれ=土屋太鳳)が弟子入りする有名パティシエ・池端大吾(小日向文世)の義理の娘・美南を演じ、知名度を上げた。
その後も、コンスタントにドラマや映画に出演。2018年の映画「ラーメン食いてぇ!」では、ラーメン作りに心血を注ぐ女子高生・茉莉絵役で主演を務めた。
順調にキャリアを重ねてきた中村の注目度をさらに上げる転機となったのが、2020年のラブサスペンスドラマ「ギルティ」での“悪女”瑠衣役。友達のフリをして主人公・爽(さやか=新川優愛)に近づき様々な手段で陥れる人物で、爽の夫・一真(小池徹平)との濃厚な不倫ラブシーンにも挑戦。また、包丁をちらつかせ高笑いする場面など、狂気を感じさせる演技も見事だった。
中村は当時の取材で「今まで、活発な女の子はあったとしても、小悪魔や悪女は演じたことがないので、自分でいいのかとビックリしています(笑)。瑠衣役は自分にとって新たな挑戦」と語っている。
その挑戦は見事に成功。中村のキュートなルックスと悪女役のギャップもあいまって“怪演”と大きな話題を呼び、ドラマ放送時にTwitterで「中村ゆりか」がトレンド入りすることもしばしば。まさに“当たり役”となった。
本格アクション挑戦、ヒロイン抜擢に続き民放連ドラ初主演
「ギルティ」で新たな魅力を開花した中村は、2021年3月に放送されたスペシャルドラマ「エージェントファミリー~我が家の特殊任務~」(カンテレ)で主演を務め、本格的なアクションに初挑戦。
4月には、初の写真集「Over the moon」も発売。中村自身が、制作チームにコンセプトイメージや撮影シチュエーション、衣装やヘアメークのアイデアを提案し形にしていったという同書では、初水着姿も披露するなど演技以外の面でもチャレンジ。
7月クールの「痴情の接吻」(テレビ朝日系)では人気ジャニーズグループA.B.C-Z橋本良亮の相手役としてヒロインに抜擢。ドラマ公式サイトでは「まるで官能小説のような、刺激的で美しいラブストーリー」と紹介されており、中村演じる和華を“偏愛”する上条(橋本)との同居ラブストーリーで、謳い文句どおり官能的なラブシーンが物語のポイントとなる作品だった。続く10月クールでも「言霊荘」(テレビ朝日系)、「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」(ABEMA)と2作にレギュラー出演。
そしてついに、2022年1月クールのドラマ「部長と社畜の恋はもどかしい」(1/5水スタート、毎週水曜深夜0:30-1:00、テレビ東京系)で民放連ドラ初主演を射止める。さらに、同クールの「封刃師」(1/15土スタート、毎週土曜深夜2:30-ほか、テレビ朝日ほか)にも主要キャストとして配役。2作の連ドラにレギュラー出演し、片方は主演作という、まさに“旬”な女優となっている。
主演作となる「部長と社畜の恋はもどかしい」は、“仕事大好きOL”真由美(中村)と、「定時に上がる」ことをモットーとして働く堤司(テイジ=竹財輝之助)部長という、考え方の異なる“残業女子と定時男子”の恋愛を描くオフィスラブコメディー。
中村は、「今回お話をいただいて、そして主演と聞いて、驚きのあまりしばらく時が止まりました。今まで演じさせていただいた役とは180度違っていて、とても元気で明るい役柄に挑戦させて貰えるのは本当に嬉しいです」とコメントしている。
菜々緒、松本まりか―悪女役でブレイク―の系譜になるか今後も注目
現在、悪女役は女優としてブレイクする登竜門の一つとなっている。
悪女は物語をかき回すキーマンである場合が多く、演技力はもちろん、容姿端麗・高嶺の花的なビジュアルでないと務まらないケースが多々あり、誰にでもできる役ではない。そこで評価・反響があったということは、実力と美貌を兼ね備えた女優の証明になるのだ。
菜々緒は「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(フジテレビ系、2015年)で、松本まりかは「奪い愛、夏」(ABEMA、2019年)での悪女役がブレイクのきっかけとなった。
「奪い愛、夏」には水野美紀も出演。シリーズ前作である「奪い愛、冬」と共に悪女役で怪演を披露、「踊る大捜査線」シリーズなどで見せていた水野のイメージを覆し“再ブレイク”を果たした。
また、田中みな実も「ゆるさなーい」のセリフが印象的な「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系、2020年)で注目を浴びたことが“女優”としての転機になっている。
中村が菜々緒らに続くことができるか、民放連ドラで“座長”を務めるという大役を経て、女優として一皮むけるだろう中村の今後に注目だ。
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