マコなり社長の「UNCOMMON」、個人向けサービスを来年1月で終了

2021.10.23 19:30

提供：ユーチュラ

10月22日、「マコなり社長」（登録者数91万人）がnoteを更新。
オンラインビジネススクール・UNCOMMON（アンコモン）の個人向けサービスの提供を、2022年1月で終了すると発表しました。

法人向けサービスの提供に注力するため

個人向けサービス終了の理由は、「法人向けサービスの提供に注力するため」としています。

2021年1月に発表したオンラインビジネススクールUNCOMMONについて、重要なお知らせがあります。
この度UNCOMMONは、個人向けのサービス提供を 2022年1月15日(土)をもって終了します。
個人向けサービス終了の理由は、法人向けサービスの提供に注力するためです。(note)

マコなり社長は、プログラミングスクール「TECH CAMP」を運営する株式会社divの代表取締役。
YouTuberとしても活動しており、ビジネス系YouTuberのなかではトップクラスのチャンネル登録者数を誇ります。

受講満足度は5点満点中4.4

UNCOMMONは「一人でも多くの方に人生を変えるきっかけをつかんでほしい」という思いのもと、今年1月に開始されたビジネスオンラインスクール。
マコなり社長によると、リリース後は「累計1,000名以上の方にご受講いただき、受講満足度は5点満点中4.4」だったとのことです。

評価の高さを受けてか、最近では個人のみならず企業からも「UNCOMMONを社員研修として導入したい」という声を受けるようになったのだとか。
今後、「個人、法人両方にサービスを提供していくか」「どちらかに集中するか」議論を重ねた結果、「法人様へのサービス提供に注力していくことを決断」したそうです。

「人生の集大成」としていたUNCOMMON

マコなり社長は今年1月、「人生の集大成」としてUNCOMMONを発表しました。

1年以上前から膨大な時間とコストをかけて準備をしてきました。
「2020年はこれにすべてをかけた」と言っても過言ではありません

ところが、UNCOMMONの発表後、ネット上では「情報商材」、「情弱向け」の「貧困ビジネス」、といった批判の声が相次ぐことに。
これを受けてマコなり社長はYouTube上で批判に釈明する動画を公開。ネット上での誹謗中傷には法的措置をとると発表する事態となりました。

8月には社内スピーチ映像が流出し炎上

8月には週刊誌FLASHが、div社の実態を暴露する記事を公開。
マコなり社長が総額1200万円分のプレゼント企画を実施している裏側で、div社の経営実態が「ボロボロ」だとする「元従業員」の証言を取り上げました。
この記事では、今年3月に合計600人程度いた社員数が、約半年で半減してしまったとされています。

さらに、マコなり社長の社内スピーチ映像がYouTube上に流出。
これは社員の大量リストラを発表したときのもので、その中でマコなり社長は、

その人の器が出るタイミングってのは、一番ピンチのときに、（中略）誰かのせいにしたくなるときに、経営陣のせいにしたくなるときに、（中略）誰のせいにもせず、全て自分の責任だと。こっからどう生きるかだと。それを考えられるかどうか。

などと発言をしていたことから、ネット上では批判が殺到。

マコなり社長は動画を公開し、流出映像に言及して関係者や従業員に謝罪するとともに、YouTube活動の休止を発表しました。
なお、活動休止の理由としては、会社経営への専念とYouTube活動の負担増加を挙げ、活動再開の時期は「完全に未定」としていました。

ちなみに、マコなり社長のチャンネル登録者数は8月の炎上後、減少が続いています。

マコなり社長の登録者数・再生数（ユーチュラ調べ）