“元NO.1キャバ嬢”椎名美月、相手に好印象与えるメイク＆コミュニケーション術伝授 会話は“聞く姿勢”がポイント＜モデルプレスインタビュー＞

元NO.1キャバ嬢、椎名美月とは？

北海道札幌市の繁華街”すすきの”元NO.1キャバクラ嬢、椎名美月。18歳でキャバクラ嬢になり、3ヶ月でNO.1に上り詰めるも、半年後、結婚により退店。出産・離婚を経験し、シングルマザーとして20歳でキャバクラに復帰後、すすきのNO.1キャバクラ嬢を決める「ミスナイツグランプリ」を受賞。北海道最大手グループ「BARCELONA GROUP」でも最高売上を記録したり、最年少で4年連続ナンバーワンになったりと、多くの功績を残した。

その後、雑誌「姉ageha」のレギュラーモデルや、関西コレクションにも出演。 2019年、人気絶頂の中キャバクラ嬢を引退し、2020年には初著書「自分を信じる力」を出版。現在は「ビューティースリム専門店MEILLI（メイリー）」を札幌と表参道の2店舗で経営する社長として活躍している。

NO.1キャバクラ嬢として活躍していた椎名が実践していた、相手に好印象を持ってもらうためのテクニックとは？

椎名美月、キャバ嬢時代にしていた“好印象メイク”のポイント明かす

― 椎名さんはキャバクラ嬢時代、お客様に好印象を持ってもらうためにメイクで工夫していたことはありますか？

椎名：私はカラーコンタクトがないと目がキリッとしていてクールな印象になるので、品がありつつ、多くの人に愛されるような顔を意識してメイクしていました。コスメは、万人受けするような、かわいらしいカラーのものを選ぶことが多かったと思います。

― 特にこだわっていた工程はありますか？

椎名：肌がキレイだと好印象に見えやすいので、特にベースメイクにこだわっていました。崩れないベースを作ることで、仕事中にメイク直しをする時間も少なくなるので、1組のお客様との時間を長くすることにも繋がっていましたね。

お店が忙しいときに毎回メイクを直していると、1組のお客様に3分程度しかつけなくなってしまうので、メイク直しの回数を減らすことで1人1人のお客様とお話する時間を増やすことができて、満足度を上げることもできていました。

― お客様のことを第一に考えてメイクをしていたのですね。ベースメイクのコスメはどのように選んでいたのですか？

椎名：ネットで人気のファンデーションを調べて、上位のものは全て試すなど、 試行錯誤をしながら自分の肌に合うものを見つけていました。下地とファンデーションや、ファンデーションとパウダーの組み合わせなども重要なので、色々なものを試していく中で最適なコスメを見つけることが重要だと思います。

椎名美月、清潔感出すには「肌と髪と歯をキレイに」

― お肌の調子を整えることが好印象に繋がるというお話がありましたが、不規則な生活を送る中でどのようにお肌を管理していたのですか？

椎名：キャバクラ嬢を始めた18歳の頃は不規則な生活で肌が荒れてしまっていたのですが、ビタミン剤を摂取したり、睡眠時間をできるだけ確保したり、運動で汗をかいたり、チーズや生クリームなどの脂質が高いものは控えたり…。生活の中で細かい部分まで意識を変えることで、少しずつ肌荒れを改善することができました。基本的なことを徹底することが1番大切だと思います。

― 夜にお仕事をしていると、睡眠時間を確保することも大変そうですね。

椎名：そうですね。当時は1日トータルで5時間は睡眠を取ることを心がけていたのですが、それすらも難しかった記憶があります。睡眠時間がとれないときにもメンテナンスは欠かさずに行っていて、肌はもちろん、髪と歯をキレイにしておくことも徹底していましたね。

― 髪と歯をキレイにすることも大切なのですね。

椎名：はい。髪と歯がキレイだと清潔感があると思ってもらえるし、自分にお金と時間をかけていることも伝わるんです。美容への意識が高いということも表現できると思います。

元NO.1キャバ嬢、椎名美月のコミュニケーション術

― たくさんのお客様と関わってきた椎名さんですが、コミュニケーションで大切にしていたことはありますか？

椎名：笑顔でいることと、声のトーンを上げること、話は聞くことが8割・話すことは2割にすることなどを意識していました。

私は元々の声が低いので、特に声に関しては、音楽や話し声でにぎやかな店内でも聞きやすいようにトーンを上げたり、普段の5倍くらいテンションを上げて話したりして、お客様が飽きないように工夫していましたね。話を聞く姿勢も大切ですが、相手に誠意を見せることも大事なのかなと思います。

― とても参考になります。モデルプレスの読者にも人とコミュニケーションをとることが苦手という人がいると思うのですが、これまで多くの接客をしてきた椎名さんからのアドバイスはありますか？

椎名：目を見て話ができる子はお店で評価が高かったので、相手の目を見て話すことが大切です。目を見続けることが難しい方は、声のトーンを意識しながら笑顔で接するだけでも、「あなたに興味があるよ」という姿勢を伝えることができると思います。

― 現在椎名さんは経営者としてお店のスタッフを育てていく立場になりましたが、それは今も実践されていますか？

椎名：そうですね。接客ではお客様を不快にさせないことが必要不可欠だし、目を見て会話をした方が話の説得力も上がると思うので、キャバクラ嬢時代に意識していたことは常に心がけています。私は面接官を担当する際にも相手の目をよく見ているので、大切な場面にもこのポイントを心がけることで、誠意が伝えられるのではないでしょうか。

― ありがとうございました。

（modelpress編集部）

椎名美月（しいな・みづき）プロフィール

生年月日：9 月 30 日
出身地：北海道

2021年4月より、インフルエンサー専門のサブスク型プレミアムファンクラブコミュニティプラットフォーム「COVERJU（カバージュ） by Mi-glamu（カバージュ）」でファンクラブ「しいなごと」を開設。限定写真や動画、様々な特典を展開している。