AKB48冠番組「無人島生活」「100万再生するまで帰ってこれません」の企画が起爆剤となる!?立候補者は25人
このメンバーにAKB48の将来を預けて大丈夫なのか? 8月10日深夜に放送された「乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜」(テレビ東京系)の内容に、ファンから驚きの声があがっているという。
この日はAKB48の人気を再爆発させる起爆剤として企画された「AKB48しかいない島しばらく帰ってこれま選手権〜予選会〜」を放送。自分の動画が100万再生を達成するまで無人島から帰ってこれないという超無茶ぶり企画に挑戦するメンバーを選ぶというものだ。
無人島に渡れるのは4名で、立候補者は25名。そこから最終的に下口ひなな、鈴木くるみ、田口愛佳、小林蘭、馬嘉伶、湯本亜美、市川愛美の計7名が今回の予選会に参加することとなった。
「審査員を務めた番組MCのひろゆきがいみじくも語っていたように、この企画に参加できる時点でスケジュールがガラ空きなメンバーであることは明らか。7名のうち、選抜総選挙でランクインした経験を持つのは2018年の第10回で97位に入った台湾人の馬嘉伶(まちゃりん)と、同115位の市川だけなのですから、その知名度は推して知るべきでしょう。AKB48ファンからは《いま勢いのある(小林)蘭ちゃんに行ってほしい》といった声もあがっていますが、そもそもこの番組はAKB48の人気をあらためて拡大するのが目的ですから、既存ファンの意見はあまり参考にならないところです」(アイドル誌ライター)
視聴者からは、予選会の司会進行を務めていた大家志津香にこそ無人島で活躍してほしいとの声も。たしかにバラエティ番組に単独で出演することも多い大家なら知名度は十分だろう。
ただ業界内からは今回の企画について、かつてのAKB48らしさを想起させるとして、手ごたえを感じるとの声もあがっているというのだ。
「覚えきれないほどの大人数グループというコンセプトを世間に提示したAKB48では、無名メンバーにある日突然、スポットライトが当たるという意外性が見どころの一つ。それがここ数年のAKB48では無名メンバーが大所帯の居心地に満足しているのか、頭角を現してこないとの問題点が指摘されています。そこを打ち破り、かつての輝きを取り戻そうというのが本番組の狙いですから、世間的に無名なメンバーに無茶をさせてこそ目的を達成できるというもの。その中から一人でも100万再生動画を生み出すことができれば、改めて注目が集まる可能性は大きいでしょう。動画の世界ではある日突然、無名の配信者が人気を得るもの。その例に倣うなら、今回の無人島企画には無名メンバーこそ参加させるべきなのです」(前出・アイドル誌ライター)
今回の7人ではもっとも芸歴の浅いドラフト3期生の小林でさえ、アイドル歴は3年超に及ぶ。どっぷりと浸かってしまったAKB48というぬるま湯から脱するには、無人島に放り込まれるくらいの荒療治が必要なのかもしれない。
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