片岡沙耶、遺伝子検査で新たな発見 コロナ禍での美ボディメイク法語る＜モデルプレスインタビュー＞

片岡沙耶、遺伝子検査で新たな発見・食生活変化

― おうち時間で運動不足になりがちだと思いますが、最近のスタイルキープ法を教えて下さい。

片岡：「自分の体のことをよく知ろう」と思って、遺伝子検査というものをしてみたんです。自分がどういう食事とかどういう成分が分解しやすいか調べられるもので、私が行っている接骨院にキットがあったので、「この際だから調べてみよう」と思ってやってみたんです。体型を綺麗にキープしようと思って頑張ってはいるんですけど、より自分でできることがないかなと考えたときに、ちゃんと調べてみるのもいいかなと。今までの経験上、「こういうものを食べたらこうなるなぁ」というのがなんとなく頭に入っていて、例えばお菓子とかご飯をいっぱい食べ過ぎたら2週間後に体に出るとか、自分の中で分かることはあったんですけど、確信的に分かるものではなかったので。結果が（インタビュー時より）3週間前くらいに届いて自分にはどういう食事が合っているかよく分かりました。

― 主に食事ですか？

片岡：そうです。自分の中で今まではお米を食べると「体が重くなるな」とか「ちょっとムチッとしたな」という感覚があったんですけど、調べてみたらなんとお米は食べても大丈夫だったんですよ！私の体の場合は、お米は食べても太らなくて、炭水化物やお砂糖とかの分解はすごく上手なのに対して脂の分解はすごく苦手な体らしいんです。だからお肉も脂身のあるところとか皮とか揚げ物を食べすぎると太りやすいということが分かって、自分の思っていたのと違う結果が返ってきたのでびっくりしたし、もっと気をつけようという気持ちになりました。

― 自分の感覚に頼りすぎないことが大事なんですね。

片岡：そうなんです。「こういう運動したら良いですよ」とか「こういう献立が良い」というアドバイスまで全部頂けてすごく参考になりました。

― 結果を受けて、食事は変わりましたか？

片岡：気にはするようになりました。そもそも食事制限するのが得意じゃないので、痩せるために食事を減らすことも今までなかったし、今も大幅に変えたりはしていないんですけど、ちょっと意識するだけで自分的には大きいです。外でメニューを選ぶときも「これはあんまり頼まないようにしよう」となんとなくよぎって避けたり、お米を食べたりするようになりました。

片岡沙耶、自分の体に合った運動法とは？

― 運動法はどうですか？

片岡：筋トレ、有酸素運動、ランニング、ストレッチとか色々な項目があって、それぞれどういったトレーニングが適しているか分かるんですけど、私はどうやら筋肉がつきにくくて脂肪が燃えにくい体らしいんですよ。それも意外でした。運動に関してはこれまでホットヨガをやっていることを話していたんですけど、実はホットヨガはあんまり適していなかったらしいんです…。ちゃんとそのときは効果が出たんですけど、どうやらより良い体を作るためにはゴリゴリのスクワットとかマシーンを使って部分的にしっかり作り上げて鍛えた方が私の体には合っているらしいです。だからヨガやウォーキング、ランニングは合わないみたいでした。でも走るのは嫌いなので良かったです（笑）。

― そこから変えたことはありますか？

片岡：2月のインタビューで家の前までの階段が運動になっていると話したんですけど、どうやらスクワットは私の体にとても良い運動らしいので、ちょっと負荷をかけて階段をのぼっています。軽くトントントンって上がっていく感じじゃなくて深めに足を上げてスクワットを意識した上り方をしていますね。

― 遺伝子検査の結果で出た適した運動は、ジムでやる運動が多かったんですか？

片岡：そうなんですよね。でもジム通いがあんまり好きじゃないし、ゴリゴリやるのが苦手なのでできるところから地味にやっています。駅の階段多めにのぼるとか。ストイックにやること自体は苦手なんですけど、自分の体をよく知るようになって「なんとなく今日はこんな感じにやってみよう」と軽い気持ちで積極的にできるようになったので、個人的には意味があったなと思うし、それでより磨きがかかればいいかなと思います。

片岡沙耶、夏に向けて行う下半身のキープ法は？

― お仕事上常に体型はキープされていると思うんですが、夏に向けてこんな体にしていきたい、という展望はありますか？

片岡：冬はくびれをいっぱい作ろうと思って頑張っていたんですけど、それも大体合格ラインになってきたかなと思うので、次はずっとずっと気にしていた下半身を綺麗にしたいと思っています。これも遺伝子検査の結果や、整体の先生とお話して考えたんですが、私の場合はわりとお尻や腰回り、太ももらへんに皮下脂肪がつきやすいんですけど、グラビアのお仕事で脚だけを撮られることはあんまりなくてそれよりは胴体を撮られることが多いので、くびれを優先してどっちかというと上半身のケアをしていたんです。それが大体良い感じになってきたので本命の下半身に行こうかなと思っています。やっぱり露出も増えてくるし、下半身周りを極めたいです。

― 綺麗に見えますが、自分としては満足が行っていない部分がありますか？

片岡：そうですね。もも裏のセルライトが気になっていてそこをなくしたいです。

― 細さは良い感じですか？

片桐：いや、細くはなりたいんですけど、ただ細くなるのはいかがなものかなと。自分の中で理想の細さがあるので、ヘルシーな下半身になりたいです。

― 今も十分綺麗だと思うんですけど、理想と比べると100点満点中何点くらいですか？

片岡：昔よりは細くなっているので、そこから考えると40点くらいかな？セルライトが目立ってきたのともうちょっと筋肉をつけたいです。

― やるトレーニングは決まっていますか？

片岡：さっき話した日々の階段と、普段から脚を意識して大股で歩いてみようかなと。ジム通いがすごい苦手とずっと言っているんですけど、その考えは今でも根底にあって、普段の生活の中で何かできないか常に意識しています。

― 普段サイズとかは見た目で判断しているんですか？数字で測っているんですか？

片岡：私は見た目です。数字はあんまり信用していなくて…ご飯食べたらお腹出るんだもん（笑）！毎日自分の体を鏡で見てチェックすることはずっとやっています。

片岡沙耶「今は85点」美くびれに辿り着くまで

― くびれはどうやってケアしていましたか？

片岡：永遠に整体に通い続けています。体のゆがみを整えながらラジオ波とかで体を温まりやすくして脂肪を燃やしながらも筋肉がうまく動くようにトレーニングも取り入れて調整していくということを続けていたらすごく綺麗になりました。

― 今は100点満点中何点くらいですか？

片岡：うーん、85点くらいかな（笑）？合格ラインではあります。

― 整体で集中的にやってもらうまではどういうところが良くなかったんでしょうか？

片岡：先生いわく、筋肉の可動域の問題で動き方がよくなかったらしくて、そうするとくびれができにくくなっていくんですって。仕組みはよく分からないんですけど「ゆがんでるよ～」と言われたのでまずそこを治してもらいました。

― どのくらい変わりましたか？

片岡：わりかし寸胴で胴体が短いので角度を出さないとくびれが見えにくい体なんです。ポージングでどうにかなっちゃう問題なのでそのときは何とかしていました（笑）。今はそれを気にせずにまっすぐ向いてもちゃんとくびれているなと、分かるようになったので良い感じです。

― ポージングもテクニックの一つですもんね。

片桐：そうなんですけど、普通に立っているだけでナチュラルに「綺麗だな」と思われたかったので、前よりはその理想に近づいたかなと思います。

― ありがとうございました。

（modelpress編集部）

片岡沙耶（かたおか・さや）

神奈川県出身、7月18日生まれ。子供時代からCM テレビドラマを中心に活動していたが 、高校入学のタイミングでチアリーディングに専念するため活動を休止。チアリーディン グ部では全国大会決勝に進むほどの結果を残す。高校3年生のときに原宿でスカウトされ 、20歳からグラビアデビュー。2020年5月からはフリーランスで活動している。

文化服装学院ファッション工科基礎科ニットデザイン科を卒業。自身で衣装デザインや製作を手掛けるなどデザイナーや実業家としての一面も持ち、ハンドメイドマスクブランド『Bow』では、企画・商品デザイン・縫製生産まで全て自身で行っている。また、「supply the right」とコラボレーションしデザインを自身で手掛けたボクサーパンツも発売している。

2020年12月より、サブスク・プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム（Mi-glamu）」にてファンクラブ「closet38」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。