あいみん(C)モデルプレス

あいみん「WC」“カリスマショップ店員”時代の苦悩…過酷な日々で得た自信・ファンへの感謝<モデルプレスインタビュー>

2021.03.31 21:00

“奇跡の美人ツインズ”として双子の妹・ゆうみんとともに話題沸騰中のインフルエンサー・あいみん。タレントの若槻千夏が手掛けたファッションブランド「WC(ダブルシー)」のショップ店員として、カリスマ的人気を誇った彼女に、店員になったきっかけや当時の苦労を聞いた。


あいみん、カリスマショップ店員として爆発的な人気

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「WC(ダブルシー)」のショップ店員として、名を広めたあいみん。当時、毎日店舗に手紙や差し入れなどを持ったファンが訪れたり、ブログランキングで1位になったり、渋谷のスクランブル交差点でファンに囲まれたりと、女性ファンを中心にカリスマ的な人気を誇った。

その後、雑誌「姉 ageha」の読者モデルに。事務所に所属せずに自己プロデュースで活躍を広め、2018年に1st写真集「xxaiminxx」を発売。現在は、モデル、タレントのほか、水着ブランド「amie’」のプロデューサーを務めるなど多岐にわたり活躍している。


あいみん、ショップ店員になった理由

― 「WC(ダブルシー)」のショップ店員に応募したきっかけを教えてください。

あいみん:元々服飾の学校に通っていて、自分のブランドを持って洋服のデザインをすることが目標だったんです。まずはお客さんや現場の声に直接触れるために、ショップ店員として現場での経験がしたいと思い、当時大阪で行われていたWCのオーディションを受けに行きました。当時は和歌山県に住んでいたので、都会に1人で出てショップ店員がしたいという思いも強かったです。

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― オーディションの思い出はありますか?

あいみん:私はそのオーディションを受けるまで履歴書すら書いたことがなくて…。証明写真ではなく、テーマパークでピースをしている普通の写真を、デカデカと切って貼った記憶があります(苦笑い)。写真は若槻さんや社員の方にネタにされていましたが、意識していた礼儀や言葉遣いの部分を面接でしっかり見てくれていて、無事に合格することができたので良かったです。

― 面接では、どういった言葉遣いを意識されていたんですか?

あいみん:丁寧語に気を付けていました。関西出身でどうしても関西弁が出てしまうので、オーディションに向けてというより都会に出て接客するにあたって必要だと思い、本をいっぱい買って勉強していました。その成果もあって、ショップ店員時代は関西弁があまり出なかったので、お客さんに関西人だと思われないこともよくありました。

― すごく勉強熱心だったんですね…!接客する上で気を付けていたことはありましたか?

あいみん:誰にでも敬語で接することです。若いお客さんが多かったのですが、いくつ年下でも敬語で話すようにしていました。当時はタメ語で話す店員さんも多い中、見た目が派手な私が敬語を話すというギャップを好いてくれている方も多かったです。

もしお客さんから「タメ語で喋ってよ」と言われたら、“さん”付けを“ちゃん”付けに変えて、私なりの方法で距離を縮めるように意識していました。WC時代から10年以上応援してくれているファンの方が今もSNSにコメントをくれるのですが、そのコメントへの返信も敬語です。

あいみん、過酷だった下積み時代

― カリスマショップ店員時代に多くの努力をされてきたと思いますが、今振り返って大変だったと思うことはありますか?

あいみん:たくさんあります。ショップ店員の仕事の他に、ブログの更新やコーデ写真の撮影、ファッションの勉強、ブログのコメントの返信などもしていたので、毎日寝不足で、倒れるかと思っていました。ヒールを履いて作業をするので脚がパンパンだったのですが、マッサージに行く時間もなかったので、店員同士で良いインソールの話をよくしていたり、他店の店員さんとも仲が良くて情報交換をし合ったりしていましたね。

― ブログのコメントの返信もされていたんですか?

あいみん:“この記事のコメントに返信をします”というのを定期的に開催していました。当時はブログのコメント欄で直接返信するのではなく、ブログのタイトルを「コメント返事」にして記事の中で返信をするのが流行っていたんです。

名前が英語や記号の方もいるので、コメントをくれた方の名前を写真に撮ったりメモをとったりして、それを見ながら記事にしていました。文字数が多いとバグで消えてしまうこともあって、4時間から5時間かけて書いていましたね。1日に50件から100件くるコメントに、差別なく平等に返すというのが大変でした。

― すごく過酷な時期だったんですね。

あいみん:そうですね。体力面も辛かったし、遊べなくて、当時は仕事のためだけに生きてたと思います。休みの日も睡眠をとったり、役所に行ったり、やらなくちゃいけないことをやって終わってしまっていました。

ショップ店員時代の経験は今に繋がっている

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― ショップ店員という仕事を経験して、今の活動に活きていることはありますか?

あいみん:たくさんのファンの方と接した経験は、今でも活きていると思います。自分の自信になったし、応援をいただけることのありがたさを感じることができたので、店舗に立って良かったです。お客さんと一緒にコーディネートを考えたり雑談をしたりしていくうちに、コミュニケーション能力もすごく上がったと思いますね。

店員時代の業績の伸ばし方も活きています。当時はアイドル的な店員さんはあまりいなくて、前例がなかったので、ブログの載せ方などを日々試行錯誤していました。自分たちで考えて掲載した商品が完売したり、みんながマネしてくれたりすると楽しくて、やりがいがあったんですよね。こうした経験が、今ではインスタグラムに活かせていると思います。

― 今でも、SNSでファンの方と交流する上で大切にしていることはありますか?

あいみん:ファンの方1人1人に対してちゃんと接するようにしています。人間なので、いつかは飽きがきてしまうと思うし、ずっと応援してもらえるのは難しいと思うんです。「推していて良かったな」と思ってもらえるように、日々コメントを返したり、ファンの方のSNSを覗いて投稿の話をしたり、私がこれまでファンの方にしてもらったことを返すようにしています。

― ファンの方との関係もしっかりと築いているのですね。ありがとうございました!

(modelpress編集部)

あいみんプロフィール

生年月日:7月6日
出身地:和歌山県

2020年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「あいみんふぁんくらぶ」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。

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