AKB48小栗有以、華麗な回し蹴り再び 行天優莉奈がSEXYな先生に＜マジムリ学園蕾-RAI-＞

舞台「マジムリ学園蕾-RAI-」

2018年7月に日本テレビでドラマが放送され、同年10月には舞台化を果たし満員御礼となった人気作。本公演では舞台「マジムリ学園」から2年後の世界が描かれる。劇中では、少女たちの心の葛藤を繊細に描くシーンや打って変わって大迫力の殺陣にも挑戦。

公演は芝居とライブステージの二部構成で行い、7周年記念公演として毎公演日替わりゲストやリモート出演でAKB48メンバーが参加。また、この春卒業するメンバーの卒業セレモニー、バースデーイベントなども行う、盛り沢山の内容となっている。

4月2日は前夜祭、3日はチーム8の7周年記念日、4日は後夜祭として、この3日間はチーム8全メンバーがライブに特別出演し、記念すべき結成7周年を盛り上げる。

小栗有以「華麗な回し蹴りをお見舞いしたい」

転校生として私立嵐ヶ丘学園にやって来たリリィー（小栗）も卒業を間近に控えた3年生になり、生徒から一目置かれる存在に。一方ヒナ（岡部）は「ヌル」として生徒会長になり学園を取り仕切り、スミレ（倉野尾）はリリィーに対し複雑な想いを抱えて過ごし…離れ離れになった3人を中心としたストーリーになっている。

2018年上演の舞台以来の続投でリリィーを演じる小栗は、「前回アクションの楽しさを覚えて回し蹴りも段々得意になって普段からふいに思い出したときに回し蹴りをしていた」と回し蹴りを熱望していたと告白。「回し蹴りができる日が来るとは思ってなかったのですごく嬉しいですし、今回は皆に華麗な回し蹴りをお見舞いしたいと思います」とメンバーを見て笑顔を見せた。

岡部演じるヒナは「ヌル」として生徒会長になり学園を取り仕切る悪役に。「裏切って悪役に転じているのでギャップを見てもらいたい」と意気込みを語り、「今回悪役をやるのにあたって誰か女優さんを参考にしたというわけではなくて岡部麟から生まれた悪を舞台で放出させている」と役作りについてコメント。「この舞台ではとことん嫌われにいきたい」と気合十分。

難民によるグループ・百鬼夜行に入り、「夜叉」として闇落ちしたスミレを演じる倉野尾は「前回が初めてだったので右も左も分からないまま言われるがまま動くことが多かった」と前回の舞台を思い返し、「2年後の世界という世界観で実際に2年位経っていて成長できたと思うので成長を見せれる演技をしたい」と話した。

スミレを百鬼夜行に引き入れる般若を演じた横山は「良い意味で舞台をひっかきまわせるように頑張りたい」と意気込み。

前回の舞台では横山由依がドラマ版に引き続き、網タイツに白衣姿のセクシーな担任・ラマンを熱演。今回は行天がそれを引き継いだ坂本郁美（ハレンチ先生）役に。スリットが入ったワンピース姿で美脚を大胆に披露。行天は「結構『わお～』って服装なんですけど、テンション高い面白い役なので」と笑顔でアピールした。

「大人数が取り柄なのに…」コロナ禍での苦しさを吐露

久しぶりの有観客のイベントとなるが、意気込みを聞かれると小栗は「思うように活動できない1年だったので活動ができなかった1年間の分を発揮できるように。涙が出てくる良いシーンが沢山あったり、自分と重ね合わせて観て頂けるシーンもあるので。泣かせられるように頑張るのでハンカチを持ってきて下さい！」と自信たっぷりに呼びかけ。

岡部は「ファンの人を惚れ直させたい！以上！」とシンプルにアピールした。

この1年間を振り返り、倉野尾は「大人数が取り柄なのに大人数でできなくて、誰も悪いわけじゃないからどこに向けていいか分からない悔しさがあって色々悩んだりした」と本音を打ち明け、「皆さんの前でパフォーマンスすることが好きなんだなと思ったのでこの舞台で発揮したい」と上演に期待していた。（modelpress編集部）

舞台「マジムリ学園蕾-RAI-」キャスト

＜私立嵐ヶ丘学園・華組＞
清水小百合（リリィー）:小栗有以、南咲良（サクラ）：坂口渚沙、吉野葵（アオイ）：吉川七瀬、
椿木未海（ツバキ）:高橋彩音、真中花梨（カリン）：坂川陽香、長谷川百々花、徳永羚海（トリプルキャスト）

＜私立嵐ヶ丘学園・生徒会＞
朝陽日奈（ヒナ／ヌル）:岡部麟、美山千里（タウゼント）:小田えりな、鷲尾美紀（アドラー）:永野芹佳、鷹野芳子（ファルケ）:濱咲友菜

＜百鬼夜行＞
山本菫(スミレ／夜叉):倉野尾成美、里崎愛流（般若）:横山結衣、氷川涼子（邪鬼）:鈴木優香、五味玲菜（羅刹）:清水麻璃亜

坂本郁美（ハレンチ先生）：行天優莉奈
アンサンブル：高岡薫、服部有菜、宮里莉羅、奥原妃奈子、左伴彩佳
原作：秋元康
脚本：丸尾丸一郎（劇団鹿殺し）、米山和仁（劇団ホチキス）
演出：丸尾丸一郎（劇団鹿殺し）