長谷川博己・染谷将太・佐々木蔵之介「麒麟がくる」終盤で心境明かす「クライマックスは本当に面白い」
2021.01.03 06:00
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俳優の長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜よる8時~)が2月7日で最終回を迎える。終盤に向けて、長谷川、染谷将太、佐々木蔵之介がコメントを寄せた。
長谷川博己「麒麟がくる」終盤に心境明かす
今作は第29作「太平記」を手がけた池端俊策氏のオリジナル脚本。大河ドラマとしては初めて主役となる明智光秀を長谷川が演じ、その謎めいた前半生に光があてられる。新型コロナウイルスの感染防止対策として収録を一時休止し、約1年半かけて撮影を行った長谷川は「撮影中いろいろなことがありましたが、長期間の撮影の中で、キャラクターに深みが増したといいますか、熟考して光秀という役に向き合えたすごくいい時間だったなと思います」と振り返り、「早く結末を迎えたいと思う気持ちもある一方で、いざ終わりに近づくとこの役から離れることに少し寂しい気持ちもしています」と心境を吐露。
これから明智は「本能寺の変」へと向かっていくが、「この作品の中で新しい明智光秀を描いてきましたが、『本能寺の変』に関してもこれまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は『本能寺の変』に至ったのか。見てくださる皆様に、その心の機微を感じ取っていただき感情移入していただけたら嬉しいです」と呼びかけ、「この役から離れるのは少し寂しい気持ちもありますが、クライマックスは本当に面白いものになっていると思いますので、最後までみなさんに楽しんでいただければ嬉しいです。そして、次に始まる『青天を衝け』につなげられたらいいなと思っております。ずっとこうやって大河ドラマを続けていってもらいたいなと、なにがあっても続けてもらいたいなと思っています」と大河ドラマへの思いを語った。
染谷将太・佐々木蔵之介も「本能寺の変」語る
織田信長役の染谷は「今、『職業はなんですか』と聞かれたら、『織田信長です』と言っちゃいそうなくらい信長と過ごしている日々です」と役と真摯に向き合っていることを明かし、「信長は物語をかき回す役です。光秀にセリフや感情を投げかけ、光秀はそれを受けるという構図が続きます。長谷川さんは、そんな光秀を繊細に表現されていて、個人的には見入っちゃうほどでした。長谷川さんのブレない姿勢も印象深いです。それがあったからこそ、僕も自分のパフォーマンスに専念させていただくことができました」と回顧。染谷自身も気になっていたのは「本能寺の変」だといい、「台本を読んだ際は興奮し、感動しました。それ以上は言えませんが(笑)、すごく鳥肌が止まらなかったです。いろいろな激しい感情がうごめいているシーンになっているので、ぜひ多くの方に見てほしいです」とアピールした。
そして羽柴秀吉役の佐々木は「ゆっくりと役を積み上げながら演じさせて頂いたことはとても幸せでした。『麒麟がくる』では、本能寺の変に至るまで丁寧に描かれています。自分の出演していないシーンを鏡前や楽屋のモニターで時々見ていましたが、『そりゃ光秀もそうなるよな』『そしたら上様もああなるわな』といろいろ慮ること多かったです」と振り返り、「間もなく終わってしまうのが寂しくもありますが、見たことのない戦国時代のドラマになっていると思います。最終回まで是非ご期待ください」と呼びかけた。(modelpress編集部)
長谷川博己コメント
約1年半光秀を演じさせていただきました。撮影中いろいろなことがありましたが、長期間の撮影の中で、キャラクターに深みが増したといいますか、熟考して光秀という役に向き合えたすごくいい時間だったなと思います。早く結末を迎えたいと思う気持ちもある一方で、いざ終わりに近づくとこの役から離れることに少し寂しい気持ちもしています。光秀は、さまざまな登場人物たちにたくさん刺激を受けます。共演者のみなさんからもらった光のようなものを自分の中に取り入れて、光秀をここまで体現できたと思います。い
まは光秀が本当にこういった人生だったのではないかと疑いなく思えていますし、そのくらい、光秀の人生をがっちり過ごせました。
こういった状況なので、雑談などはたくさんできなかったのですが、終始ミステリアスだった(信長役の)染谷さんに色々と話しかけてみたり、(秀吉役の)蔵之介さんには現場を引っ張ってもらったり、制限がある中でみなさんと楽しい時間を共有させていただきました。
これから物語は佳境を迎えることになりますが、その先にはみなさんも気にされている「本能寺の変」が待っています。この作品の中で新しい明智光秀を描いてきましたが、「本能寺の変」に関してもこれまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は「本能寺の変」に至ったのか。見てくださる皆様に、その心の機微を感じ取っていただき感情移入していただけたら嬉しいです。
この役から離れるのは少し寂しい気持ちもありますが、クライマックスは本当に面白いものになっていると思いますので、最後までみなさんに楽しんでいただければ嬉しいです。そして、次に始まる「青天を衝け」につなげられたらいいなと思っております。ずっとこうやって大河ドラマを続けていってもらいたいなと、なにがあっても続けてもらいたいなと思っています。
染谷将太コメント
今、「職業はなんですか」と聞かれたら、「織田信長です」と言っちゃいそうなくらい信長と過ごしている日々です。今回の信長は、ピュアな信長として一貫していますが、年齢を重ねるごとに、見た目も、感情も、振る舞いも、どんどん熟していくのを肌で感じることができました。1年半もの長い時間がこの作品の信長像を作ってくれたんだと思っています。信長は物語をかき回す役です。光秀にセリフや感情を投げかけ、光秀はそれを受けるという構図が続きます。長谷川さんは、そんな光秀を繊細に表現されていて、個人的には見入っちゃうほどでした。長谷川さんのブレない姿勢も印象深いです。それがあったからこそ、僕も自分のパフォーマンスに専念させていただくことができました。
僕自身もかなり気になっていたのは、やはり「本能寺の変」です。台本を読んだ際は興奮し、感動しました。それ以上は言えませんが(笑)、すごく鳥肌が止まらなかったです。いろいろな激しい感情がうごめいているシーンになっているので、ぜひ多くの方に見てほしいです。
年を越えての放送となり、かなり長い道のりでしたが、改めてしみじみ思うのが全44回でひとつの作品だということです。終盤はものすごい盛り上がりを見せるので、見たこともないような世界を見てほしいなと思っています。
佐々木蔵之介コメント
明智光秀役の長谷川博己さんをはじめ、多くの共演者と、藤吉郎から始まり、木下藤吉郎、羽柴秀吉と、ゆっくりと役を積み上げながら演じさせて頂いたことはとても幸せでした。「麒麟がくる」では、本能寺の変に至るまで丁寧に描かれています。自分の出演していないシーンを鏡前や楽屋のモニターで時々見ていましたが、「そりゃ光秀もそうなるよな」「そしたら上様もああなるわな」といろいろ慮ること多かったです。僕の方はいつでも、備中高松から駆け足で帰る準備は出来ていますが(笑)。
秀吉は“光秀の最大のライバル”とうたわれてきましたが、個人的にはライバル視の様なものはありませんでした。価値観や手段が違っただけで、あくまで同じ“織田家臣”だと。だから、本当は僕は好きなんですけど…こればっかりは。史実や台本がそうさせてはくれなかったです(笑)。
そんな大好きな光秀を演じられた長谷川さんの存在は、スタッフ、キャスト、全員の励みでした。どんなにピンチのときも、真ん中で真っ直ぐ立ってくれていました。困難な状況の中で撮影できたこと、そして間もなく完走できることに、今は感謝しかないです。楽しみにしてくださる視聴者の皆さまの応援が大きな力でした。間もなく終わってしまうのが寂しくもありますが、見たことのない戦国時代のドラマになっていると思います。最終回まで是非ご期待ください。
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