現役高校生YouTuberひかりんちょ、“性”と向き合う特別授業で赤裸々トーク
2020.10.29 19:40
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24日に近畿大学附属高等学校にて、「ABEMAオリジナルドラマ『17.3 about a sex』プレゼンツ 性と向き合う特別授業~性にまつわる、ウソとホントとホンネのトーク~」が開催。現役高校生YouTuber・ひかりんちょらが登壇した。
ひかりんちょらが登壇「17.3 about a sex」から特別授業
同イベントには、同作に特別協力を行ったクリエイティブディレクターの辻愛沙子氏、医療監修の埼玉医科大学産婦人科・高橋幸子氏、リアル17.3代表としてひかりんちょが登壇したほか、ドラマに特別出演している藤原紀香がサプライズ登場。参加した近畿大学附属高等学校の生徒約100名に向けて、性に関する特別授業を行った。特別授業では“交際と性的同意”“避妊と性感染症”“性の多様性”など、ドラマと連動した高校生にいま知ってもらいたいテーマをもとに、辻氏、高橋氏、ひかりんちょが集まった生徒に向け自身の赤裸々な経験や意見を交えつつフリーディスカッション形式で進行。授業の最後には授業内でも使用された”17.3 about a sexオリジナル性の教科書”とお守りとしてドラマでも登場する“オリジナルデザインコンドーム”が配布された。
ひかりんちょ、高校生の身近な悩み紹介
まず、ドラマの1シーンを視聴しながら“交際と性的同意”についてフリートークを展開。ひかりんちょは、同世代の意見として「お悩み相談で色々メッセージを頂くんですけど、(性的同意の取れないまま)流れで性的行為をやっちゃう子もいて。好きだから別れたくなくて…という子もいる」と高校生にとって身近な悩みであることをコメント。性的同意について高橋氏は、「私は初めてキスをしたその日にはそれ以上はしない、というマイルールを決めていたんです。それを皆さんに強いるわけじゃなくて、皆さんが実際そうなった時にどうするか?ということを今のうちから想像しておいたほうが良い、ということを伝えたいですね」と高校生に向けたメッセージを送ると、辻氏も「性的同意は是非皆さんに覚えておいてほしい言葉です」と自身のメッセージを主張した。
続いて“避妊と性感染症”のコーナーでは、“避妊のウソ&ホント”について10つの噂の真偽を高橋氏が解説。高橋先生の「安全日なんて無い、ということは皆さんには覚えておいてほしいです。男性の精子が女性の体の中で3~7日で妊娠させる力も持っているという説もあるんです」という解説コメントには、会場の生徒も驚きの様子を浮かべていた。
藤原紀香「17.3 about a sex」出演に喜び
その後、ドラマ内で主人公・清野咲良(永瀬莉子)の母・清野亜紀役を務めた藤原がスペシャルゲストとしてリモートにてサプライズ登場すると、会場は歓声で盛り上がりを見せた。そして同ドラマの見どころについて聞かれると藤原は「皆さんのような若い世代、そしてご両親世代にも見てほしいドラマです。性に対してこれほどきちんと向かい合うドラマは今までになかったのではと思います。性教育は生きていくための人間教育として絶対必要なもの。そして、自分の大事な人を悲しませないために学ぶものだと思います。是非SNSなどで周りの友達に広めてほしいですね。自身も、このような意義のあるドラマに携われてとても嬉しいです」とコメント。
続けてオンライン上で参加した“17.3歳世代”を子に持つ親の皆に向けて「実際私もティーンの頃、両親に性に関する話なんて言えませんでしたし、そんな話題を口走ろうものならどえらいことになる雰囲気の家庭だったんです。今になって思いますが、せめて同性の母だけでも 話ができる雰囲気だったら、経験すらしないは別として、ひとりの女性にとって必要な性に関する知識を学べたのではないかなと思います」と回顧。
さらに「とはいっても、性に関する話はやはりなかなか家族間では話し辛いと思いますし、まずはきっかけが大事なのだと感じます。きっかけひとつから、もっと自由に性について親と語り合え、誰もが若い頃に持つような学校では教えてくれない性に関する悩みが解消されたり、好きになった相手や、家族を傷つけることなく、自身の未来の選択を狭めることのない幸せな人生を生きる上で必要な性知識がつけば素晴らしいなと思います」とメッセージを伝えた。
藤原紀香「17.3 about a sex」最終回語る
また10月29日23時より配信開始する最終回の見どころについて藤原は、「最終話は、とくに見逃さないでください。通常ドラマというのは 最終話に作り手の伝えたいテーマが凝縮されているもの。性の問題から逃げずに向き合うこと、親、子、それぞれの思いを通して、主体的に生きることの大切さを伝えています。主体的に生きることは、正解のないこれからの時代を生きる若者たちすべてに必要なことだと思います」とトーク。続けて「娘の咲良と本音で向き合うシーンは、自身も自然に涙が溢れてきました。監督とプロデューサーからは“9話のあのシーンには今回伝えたいテーマが詰まっていて、ここを伝えたかったが故に1話からやってきた、と言っても過言ではないくらいのシーンだった。とても良いシーンになって本当に良かった!ありがとうございます”と言っていただけて私も幸せでした」と語った。
さらに「このドラマは、ティーンだけでなく親世代の方々にも刺さるもの、得るものが多いと思いますし、子を守ること、愛することにも繋がる学びが深いドラマだと思います。新しい時代に突入した今、子どもたちを取り巻く環境も変わっています。このようにしっかりと性に向き合う作品が、性教育の教材に加わればいいなと思います」と話した。
ひかりんちょ、同世代の立場で感想述べる
最後に、本日の感想を聞かれるとひかりんちょは「私も知らないことだらけで、人間それぞれの性のことがあったりするんだなと改めて学ぶことができたのでためになりました」と同世代の立場から感想。生徒だけではなく、親世代にとっても親子の性に対する在り方など参加した全員が新しい学びのある満足度の高い授業となった。(modelpress編集部)
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