坂本昌行(提供画像)

V6坂本昌行「アイドル像から解放された」転機明かす

2019.12.17 19:43

V6坂本昌行が、29日に放送されるWOWOWテニスドキュメンタリー『錦織圭 覚悟~節目の一年を迎えて~』(夕方4:00~)でナレーションを務めることがわかった。


坂本昌行、3年連続の起用

同番組では、プロテニスプレーヤー・錦織圭選手の20代最後の1年となった2019年のツアーを振り返りつつ、これまであまり語られてこなかった彼の人生観に迫っていく。坂本は2017年12月に放送した『錦織圭・大坂なおみ それぞれの世界挑戦 2018』、2018年12月に放送した『錦織圭 復活~世界の頂を目指して~』でもナレーションを務めており、今回で3年連続の起用となる。

テニスの試合をよく観戦するという坂本は、2019年1月にいきなり3年ぶりのツアー優勝を果たし、グランドスラムでは5大会連続ベスト8以上の成績を収めた錦織選手の活躍を、「連続でベスト8以上というのはすごいと思いますが、グランドスラムではナダル、フェデラーといったレジェンドたちになかなか勝てないというジンクスみたいなものがあり、今年もそれを乗り越えられなかったのは本人が一番もどかしさを感じているのではないでしょうか」と冷静に解説。

続けて「でも、グランドスラムで彼らとしっかりと闘えたことは、大きな自信になっていると思います」と、敗戦から学ぶことも多かったのではないかと想像した。

坂本昌行、膝の手術後の心境明かす

また、全米オープンで3回戦で敗れ、その後肘の手術を受けた錦織選手について、「錦織選手と比べるのはおこがましいですが、ケガをして悔しい思いをしている彼の心境はよく分かります」と吐露。

自身も今年膝の手術を受け、リハビリを行っている坂本。「頑張ってください、応援しています、待っていますという周りの人の言葉はとてもうれしいのですが、実際はメスを入れたところの痛み以上にメンタルの方が辛い時期がありました。ですから、今錦織選手にどんな声をかけたらいいのか分かりません」と、錦織選手の苦しい胸の内を代弁した。

しかし、ケガをしたときは前向きな気持ちが何よりも大切だといい、「僕もそうでしたが、錦織選手も絶対に治したいという気持ちでリハビリに取り組んでいると思います。僕の場合はマイナスなことは考えないようにしました。ただ 、常に前向きになるのは難しいことで、一歩前進しては半歩後退する毎日でした。少しずつ出来ることが増えてくると気持ちが前向きになってきました」と、当時の心境を明かした。

坂本昌行、大きな転機とは?

錦織選手は、同番組の放送日でもある12月29日に30歳を迎える。坂本にとっての30歳は、大きな転機を感じたときだったようで、「スポーツ選手と一緒にしてしまうのは失礼ですが、選手生命ならぬアイドル生命というのはそんなに長くはないと当時は感じていたので、焦りみたいなものは確かにあったと思います」と告白。

一方で、「30歳になったときに、それまでの自分の中で感じていた“アイドル像”から解放された気がしたのです。肩の荷が下りたという感じで『素のままの自分でいいのだ』と思いましたね。アイドルという殻を破り、自由になれたような気がしました」と打ち明けた。

坂本自身もそうであったように「今は周りから年齢のことはよく言われていると思います」と錦織選手の現在の状況を想像し、その声は気にする必要はないと強調。「30歳になり精神的なプレッシャーから解き放たれたときに、もう1つ上のステージに行けると思うのです。それまでのがむしゃらに頑張ってきた気持ちがなくなって、より目的がはっきりと見えてくる」と、30代の錦織選手に期待を寄せた。(modelpress編集部)
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