暴行被害事件のNGT48、つながり防止・送迎など7つの対策発表
2019.07.01 10:12
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昨年12月に元メンバーの山口真帆が暴行被害に遭った事件を受け、アイドルグループのNGT48は1日、今後の対策を発表した。
NGT48、7つの対策を発表
公式HPにて「ご報告」とし、「縁あってNGT48として集ったメンバーそれぞれの夢を預かり、花開く場を提供していくことに最善を尽くすことが、私どもの役割ではございますが、今回、一連の出来事を通じて、かけがえのない存在であるメンバーを苦しい立場に立たせてしまったことは、支配人としても忸怩たる思いでございます」と思いを述べた早川麻依子劇場支配人。「今後は二度とこのような事態を招かぬよう、改善にベストを尽くしていく所存です」と今後に向けて現在取り組んでいる対策を発表した。「NGT48メンバーのセキュリティ対策の強化について」「送迎対策」「つながり防止対策」「NGT48メンバーのメンタルケアの体制強化」「NGT48メンバーと運営のコミュニケーション」「運営面での意識改善の機会創出」「活動の安心・安全のための毅然とした対応」の7つをあげ、具体的なアクションも明記。
「つながり防止対策」としては、私的領域(プライベートな空間)において特定のファンを優遇することなどファンとの私的なつながりの定義の明確化と禁止ルールの遵守の徹底化、SNSのDM返信のチェック体制構築、プライベートな環境でファンと遭遇した場合の、運営への即時連絡などをあげている。
また、「活動の安心・安全のための毅然とした対応」としては、今回の出来事に関する民事訴訟の提起、メンバーの名誉やプライバシーの保護として、SNS等における脅迫ないし誹謗中傷の投稿や書き込みに対する民事上及び刑事上における法的措置の実施を含む厳正な対処をあげた。
AKS、コーポレートサイトを開設
さらに、グループを運営するAKSも1日、コーポレートサイトを開設。 代表取締役の吉成夏子氏による声明として「グループの運営・管理において、皆様に大変なご心配やご迷惑をお掛けするような事態を招いたことは、成長に見合ったガバナンスが欠如していたことの表れであり、深く反省致しております」と一連の騒動を謝罪。「更にこの先10年、20年と、多くの女性の夢を預かり、メンバーが輝ける場所を提供し続けていく為には、成長だけではなく、企業として成熟していくことが重要であることを痛感し、社会的な責任を負える企業になれるよう、運営・管理体制の改善に着手しております」とし、アドバイザリーとして、俳優、脚本家、プロデューサーである岡政偉(マシ・オカ)ら3人を迎えている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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