矢島舞美 (C)モデルプレス

矢島舞美、リベンジに闘志「悔しかった部分を全部…」<銀幕の果てに>

2019.04.24 15:46

元℃-uteで女優の矢島舞美が24日、都内にて、主演舞台「銀幕の果てに」の囲み取材に、共演の味方良介、木崎ゆりあ(※「崎」は正式には「たつさき」)、石田明NON STYLE)、佐久本宝、松本利夫(EXILE)と出席した。

「銀幕の果てに」は、1994年に発表されたつかこうへいさんの長編小説で、秩父山中にあるという設定の大東映画撮影所が舞台。映画界の裏側を描きながら繰り広げられる告発サスペンスの物語。 伝説の女優「玲子」の周りに起きた奇怪なエピソードや撮影所に隣接する原子力発電所の意味、燃料棒の中に浮かび上がるハサミの謎など、どこからどこまでが撮影している映画の内容なのか、どれが現実でどれが物語なのかが錯綜する。

「玲子」役の矢島は、17歳から60歳までの人生を演じる。木崎が「玲子」に虐げられ女優としての限界に悩む脇役女優「凉子」を、味方が玲子を追い撮影所の謎を解く「村雨」を、石田が謎の脚本家を、松本が壮大な作品を完成させようと目論む奇才の映画監督「牛沢」を演じる。上演は、東京・紀伊國屋ホールにて4月24日~29日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて5月8日~9日。

(左から)木崎ゆりあ、石田明、矢島舞美、味方良介、佐久本宝、松本利夫 (C)モデルプレス
(左から)木崎ゆりあ、石田明、矢島舞美、味方良介、佐久本宝、松本利夫 (C)モデルプレス

矢島舞美の意気込み

大女優役に挑む矢島は、「圧倒的な強さと、みんなを包み込むような優しさを持っているような役になっています」と紹介。17歳から60歳までを演じることについては、「気持ちはずっと若いので、(役の年齢は)あまり意識せずに」と心境を言葉にした。

矢島舞美 (C)モデルプレス
矢島舞美 (C)モデルプレス
矢島は、「(演出の)岡村(俊一)さんとやらせて頂くのが今回、2回目です。去年の秋にやらせてもらった前回の舞台『LADY OUT LAW!』という作品で、悔しさが結構残ったんですよ」と振り返り、「今回またこうして岡村さんと一緒にやらせてもらうことができたので、悔しかった部分を全部ぶつけていきたいなと思っています」と闘志を燃やした。

矢島舞美 (C)モデルプレス
矢島舞美 (C)モデルプレス
主演としての意気込みについて、矢島は「稽古をしている中で、みんなが毎回、毎回、本気の熱をぶつけてくれるので、私はそれに負けないように、主演としてしっかり構えていないといけないなと思っています」と言葉にした。

(左から)木崎ゆりあ、石田明、矢島舞美、味方良介、佐久本宝、松本利夫 (C)モデルプレス
(左から)木崎ゆりあ、石田明、矢島舞美、味方良介、佐久本宝、松本利夫 (C)モデルプレス

木崎ゆりあ、松本利夫と夫婦役

2017年9月にAKB48を卒業した木崎は、卒業後のソロでの活動の感想を尋ねられると、「凄くやりやすいですね、人がいないので。1人で生きているから、自分の責任は自分で負うし。人のことを考えなくてよいというところでも、凄く、やりやすいです」と実感を込めて明かした。「寂しくなることもあるので、こういう機会に、短い期間かもしれないけど、より仲良くやりたいなと思います」とも。

木崎ゆりあ (C)モデルプレス
木崎ゆりあ (C)モデルプレス
そんな木崎は、劇中では、松本と夫婦役を演じる。「(松本が)お父さんくらいの年代なので、リアルだと結構、年の差があるのですが、それが見えないくらいの演技をしたいと思います」と気合十分。松本は、劇中では木崎を傷付ける役柄だが、木崎は、松本のことを「すごく優しい方」といい、「今は、役を通して、傷付けられることは彼女からしたらすごく嬉しいことなのかなと思います」と自身が演じる脇役女優「凉子」に思いを馳せた。ただ、「(個人的には)そういうダンナさんは嫌です」と付け加えていた。

松本利夫 (C)モデルプレス
松本利夫 (C)モデルプレス
東京と大阪にて上演される同公演は、平成から令和への改元を跨いで行われるが、囲み取材では、「令和になる瞬間をどう過ごしたい?」との質問が飛んだ。

木崎は、「飲みましょう!令和になった瞬間。みんなで」とにっこり。矢島も、「石田さんも、MATSUさん(=松本)も、ホームパーティにみんなを呼んでくれると言っていたので、このメンバーでホームパーティをしたいです」と同意。一方、松本は、「何もしないです。子どもと遊んでいます」と告げ、「子どもと遊んでいる時間が一番楽しいです」とパパの顔を覗かせた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 矢島舞美“17歳から60歳まで”女優の人生演じる<銀幕の果てに>
    矢島舞美“17歳から60歳まで”女優の人生演じる<銀幕の果てに>
    モデルプレス
  2. 鈴木愛理&岡井千聖&矢島舞美“℃-ute”元メンバーの密着3ショットにファン歓喜
    鈴木愛理&岡井千聖&矢島舞美“℃-ute”元メンバーの密着3ショットにファン歓喜
    モデルプレス
  3. 親知らず上下同時抜歯の矢島舞美、顔写真を公開「笑っちゃった」
    親知らず上下同時抜歯の矢島舞美、顔写真を公開「笑っちゃった」
    モデルプレス
  4. 元℃-ute矢島舞美、初の男性役に挑戦 解散後初主演舞台決定<一枚のチケット~ビートルズがやって来る~>
    元℃-ute矢島舞美、初の男性役に挑戦 解散後初主演舞台決定<一枚のチケット~ビートルズがやって来る~>
    モデルプレス
  5. 鈴木愛理&矢島舞美&岡井千聖、元℃-ute仲良しショットにファン感動「最高」「並ぶだけで尊い」
    鈴木愛理&矢島舞美&岡井千聖、元℃-ute仲良しショットにファン感動「最高」「並ぶだけで尊い」
    モデルプレス
  6. ℃-ute鈴木愛理&矢島舞美発“ハートポーズ”が新トレンドの予感「可愛すぎ」「真似します」
    ℃-ute鈴木愛理&矢島舞美発“ハートポーズ”が新トレンドの予感「可愛すぎ」「真似します」
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 母の急死は“事故”じゃなかった…?禁断のホラーが「こわすぎて泣いた」と話題【ホラー漫画】
    母の急死は“事故”じゃなかった…?禁断のホラーが「こわすぎて泣いた」と話題【ホラー漫画】
    WEBザテレビジョン
  2. 学校では秘密の“低身長男子×高身長女子カップル”…隠れて甘酸っぱい日々を過ごす二人に「ほんわか癒される」【漫画】
    学校では秘密の“低身長男子×高身長女子カップル”…隠れて甘酸っぱい日々を過ごす二人に「ほんわか癒される」【漫画】
    WEBザテレビジョン
  3. <明日のあんぱん>北村匠海“嵩”と中沢元紀“千尋”が取っ組み合いのケンカに…そこへ今田美桜“のぶ”が駆けつける
    <明日のあんぱん>北村匠海“嵩”と中沢元紀“千尋”が取っ組み合いのケンカに…そこへ今田美桜“のぶ”が駆けつける
    WEBザテレビジョン
  4. 安田顕が演じた息をのむ源内の“狂気”と“孤独”…チーフ演出・大原拓Dが裏側を語る<べらぼう>
    安田顕が演じた息をのむ源内の“狂気”と“孤独”…チーフ演出・大原拓Dが裏側を語る<べらぼう>
    WEBザテレビジョン
  5. 北川景子“紘海”、わが子を死に追いやった惣菜店の社長・大森南朋“旭”の娘を誘拐…復讐が始まる<あなたを奪ったその日から>
    北川景子“紘海”、わが子を死に追いやった惣菜店の社長・大森南朋“旭”の娘を誘拐…復讐が始まる<あなたを奪ったその日から>
    WEBザテレビジョン
  6. 舟木一夫の70代を締めくくる姿をおさめたコンサートがテレビ初放送
    舟木一夫の70代を締めくくる姿をおさめたコンサートがテレビ初放送
    WEBザテレビジョン
  7. 「ショードラアワード2025」が発表!大賞作品に松本まりかは「ドラマあるあるで、じわじわきました」
    「ショードラアワード2025」が発表!大賞作品に松本まりかは「ドラマあるあるで、じわじわきました」
    asagei MUSE
  8. AmBitious浦陸斗「す・またん!」新レギュラーコーナー決定 初ロケで奇妙な言動連発【浦陸斗のKansai津々浦ウラ】
    AmBitious浦陸斗「す・またん!」新レギュラーコーナー決定 初ロケで奇妙な言動連発【浦陸斗のKansai津々浦ウラ】
    モデルプレス
  9. 山崎紘菜“アカリ”は彼氏との関係に悩む…そんな中、注文の少ない依頼が『パラディーソ』に届き、NO.2の笠谷朗“レン”が出勤する<ジョフウ>
    山崎紘菜“アカリ”は彼氏との関係に悩む…そんな中、注文の少ない依頼が『パラディーソ』に届き、NO.2の笠谷朗“レン”が出勤する<ジョフウ>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事