井ノ原快彦、上戸彩(C)カンテレ

V6井ノ原快彦、上戸彩とドラマ初共演で夫婦役「共演できて本当によかった」<僕が笑うと>

2019.01.18 06:00

カンテレ開局60周年特別ドラマとして、井ノ原快彦主演の『僕が笑うと』が、3月26日夜にカンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送されることが決定した。共演には上戸彩。2人はドラマ初共演で、夫婦役を演じる。

同作は、戦時中の大阪を舞台に、5人の孤児を養子として引き取って育てた夫婦を描いたオリジナル作品。井ノ原は主人公・鈴木重三郎役、上戸は重三郎の妻・鈴木誠子役。さらに、真飛聖、飯豊まりえ、高田翔、坂井真紀、白洲迅、麻生祐未、吉行和子らも出演する。

主演・井ノ原快彦、人柄にじみ出る“重さん”に

井ノ原演じる鈴木重三郎は、大学の助教授で植物研究者。感情をあまり表に出さず、口を開けば研究のことばかりという風変わりな重三郎が、孤児を養子として迎え入れたことで一変。悩みながら子どもと向き合う重三郎の顔には次第に笑顔が増えていき、やがてユーモラスな父親へと成長を遂げていく。しかし、時代は太平洋戦争の真っただ中。戦争は次第に鈴木家にも影を落としていく。

V6としての活躍のみならず、俳優としても、司会者としても、その優しい笑顔をトレードマークに国民的タレントとして人気を博す井ノ原。序盤の物静かな研究者から、感情豊かな家族思いの父親へと変ぼうを遂げる重三郎を巧みに演じる。

井ノ原自身、「家族の温かさについて絶対共感できることが随所に散りばめられたドラマ」と語るが、その温かさの源は他でもない井ノ原演じる重三郎の笑顔。共演する上戸も「井ノ原さんの性格や人柄も含め、“重さん(劇中での愛称)”にぴったりだと思いました」と語るほど、井ノ原の人柄がにじみ出た“重さん”となった。

上戸彩「涙が止まりませんでした」

そんな風変わりな重三郎に小気味よくツッコミを入れつつも、温かく支える妻・誠子を演じる上戸。誠子は、自身の体調の問題で、医師から妊娠は難しいと伝えられたものの、母親として子どもを育てることに強い憧れを抱き、重三郎に孤児を引き取ることを懇願する。念願かなって母親となった誠子は、精一杯の愛情を子どもたちに注いでいくが、戦争によって生活は日に日に厳しくなっていく。

上戸自身、「一瞬でのめり込んでいき、涙が止まりませんでした」と語ったほど、優しさと芯の強さを併せ持つ誠子という役には思い入れが深い。井ノ原も「頼もしくて優しくて、僕よりもずいぶん年下なのに、自分のお母さんみたいに見える時がありました(笑)」と語ったように、まさに誠子は上戸にしか演じられない役どころ。さらに「上戸さんと共演できて本当によかったです」とも明かしており、ドラマ、映画、CMと、平成を代表する活躍を見せる女優・上戸が、平成最後の作品として選んだ母親役に注目だ。(modelpress編集部)

井ノ原快彦コメント

Q.最初に脚本を読んだ時の印象をお願いします。

戦時中を描いたドラマですが、温かくて幸せそうな家族を描いた物語だと思いました。もちろん戦争で悲しい目に合われた方も大勢いらっしゃいますが、鈴木家のように、皆で助け合いながら絆を深めていった家族も、実際にたくさんいたのだろうなと想像しました。今この時代だからこそ、大事なドラマだと思いました。

Q.重三郎という役どころについてはどう感じましたか?

僕も元々はそんなに大騒ぎするほうではないので、周りのメンバーによって違う自分を引き出してもらえるのですが、寡黙な重三郎もあれだけたくさんの子どもに囲まれたら否が応でも大声が出るし、そういった部分を重三郎自身も感じながら徐々に父親になっていくところは意識して演じました。

Q.上戸さんとはドラマでは初共演で夫婦役でしたがいかがでしたか?

子どもに対する態度が自然で、頼もしくて優しくて、僕よりもずいぶん年下の方ですが、自分のお母さんみたいに見える時がありました(笑)。お芝居も僕が初めは手探りでやっていたときも方向を示してくれるというか、一緒に出ていないシーンでも、セリフでやり取りしないシーンでも、居てくれるだけで、何となく支えられている感じがありましたね。上戸さんと共演できて本当によかったです。

Q.大勢の子どもたちとの撮影期間でしたがいかがでしたか?

大家族のお父さんという役どころは初めてで、上戸さんや子どもたちと一緒に時間を過ごす中で良い空気感が出ればと思いながら撮影に臨みましたが、子どもたちが思った以上に積極的にコミュニケーションを取ってきてくれたので助かりましたね(笑)。『僕が笑うと』というタイトル通り、こちらが本気にならないと、あの子たちも本気にならないというか、こちらが「こうだ!」となると、向こうもそれに引っ張られて、それでまたこっちも相乗効果で良い方向に行くという瞬間もありました。お芝居はハートのぶつかり合いなんだなと改めて思いました。

Q.視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

戦時中を描いたドラマはたくさんあると思いますが、それだけで暗く堅い気持ちになるのではなくて、どの時代でも普遍的な家族の温かさについて、共感できることが随所に散りばめられたドラマです。今は核家族化とか言われていますが、「血の繋がりだけじゃないんだぞ、家族は!」という思いに少しでも触れてもらえたらいいなと思います。ぜひご覧ください。

上戸彩コメント

Q.最初に脚本を読んだ時の印象をお願いします。

台本を読んだ瞬間、すぐに感情移入してしまいました。一瞬でのめり込んでいき、涙が止まりませんでした。家族愛も含め、色々なものを視聴者に感じて頂ける作品だと思いました。

Q.誠子という役どころについてはどう感じましたか?

旦那さんや子どもたちを大切に思う家族思いの女性だなと感じました。常に相手のことを考え、人の役に立とうと懸命に生きる姿に感銘を受けました。

Q井ノ原さんとの夫婦役はいかがでしたか?

井ノ原さんの性格や人柄も含め、重さんにぴったりだと思いました。今回ご一緒させて頂き、改めて井ノ原さんの魅力をより深く感じることが出来ました。タイトルのように井ノ原さんの笑顔がすごく印象的で、お芝居も自然体でいられました。

Q.大勢の子どもたちとの撮影期間はいかがでしたか?

井ノ原さんは子ども達とゲーム遊びなどし、私は主に話し相手になっていました。子ども達一人ひとりの個性をじっくり見るのがとても楽しかったです。仲良くなるにつれ、私たちに話しかけてくれる言葉も増えていき、たまに「お母さん」と呼んでくれることが凄く嬉しかったです。とにかく癒され、和む現場でした。

Q.視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

皆様の心がほっこり温かくなるドラマとなっております。鈴木家を通して笑顔の大切さを感じて頂ければと思います。家族みんなで揃うことが少なくなってきている現在、改めて家族の大切さを考えるきっかけになるドラマになれば嬉しいです。是非、沢山の方にご覧いただきたいです。

河西秀幸プロデューサー(カンテレ)コメント

このドラマは戦争ドラマと思われるかもしれませんが、描きたいのは激動の時代を生きた家族の絆の物語です。“笑い”と“涙”が血の繋がりを越えた大家族を作ります。「辛い時でも笑っていれば、どんな逆境でも乗り越えられる」という非常にシンプルで力強いメッセージをお届けしたいと思います。

主人公は持ち前の「ユーモラスな言動」、さらには絶対的な安心感を与える「笑顔」で子どもたちの成長を見守ります。キャスティングする上で、本当に素敵な笑顔が印象的な井ノ原快彦さん以外に思いつかず、まだ台本もない企画を着想した段階から熱烈オファーをさせていただきました。そして、ちょっと変わった夫を微笑ましく見守り、幾多の困難に立ち向かう妻役も上戸彩さんをイメージして台本を制作し、強くご出演のお願いをして、このドラマは実現しました。

お二人のお芝居の呼吸もぴったりで、共演する子どもたちからすごく慕われているため、カメラが回っていない待ち時間などにみんなで触れあっている姿は、ドラマを越えて本当の家族のようでした。

放送時期は平成が終わる直前です。新しい時代に変わる前に、忘れてはいけない戦争の事実もしっかりと伝えます。ある夫婦が5人の子どもの孤児を引き取り、本当の家族のようにたくさんの困難に立ち向かっていく姿は、時代関係なく共感していただけると思います。皆様の心の琴線に触れるような温かいドラマになっておりますので、是非ご覧ください。
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