尾野真千子「心が痛くなりました」 “壮絶な人間ドラマ”で主演<絶叫>
2018.12.28 06:00
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女優の尾野真千子が、2019年3月24日スタートの「連続ドラマW 絶叫」(よる10時~)に主演することが決定した。
尾野真千子、ドラマ主演決定
原作は、葉真中顕氏の「絶叫」(光文社文庫刊)。尾野は主人公・鈴木陽子を演じ、父の失踪、借金、風俗嬢、保険金殺人、凶悪犯罪、孤独死…平凡な女が犯罪に手を染め転落する壮絶な人間ドラマに挑む。陽子は、決して特別な人間ではないごく⼀般的な家庭に生まれた、普通の女。その平凡さゆえに、秀才だった弟と何かと比較され、弟を溺愛する母親から愛されなかった淋しさを胸に秘めながら、淡々とOLをしている、等身大の女性だ。
そんな陽子の人生が、借金を抱えた父親の失踪をきっかけに、暗転する。社会的に、経済的に、不幸な出来事が積み重なることで、陽子は徐々に追い詰められ、人生が転落していく。いつしか「棄民」、つまり社会から見捨てられた人間となった陽子は、保険金殺人に手を染めていく。息もつけないストーリー展開の中で、孤独死の謎、保険金殺人のからくりなど、社会システムの隙間につけ込んだ圧巻のトリックが次々に繰り出され、すべてを覆す衝撃のクライマックスを迎える。
尾野は「孤独を演じるのだと、ひとりぼっちを演じるのだと、心が痛くなりました。それでも何か1つでもその女性に共感できるものを探しながら関わってくださる皆さんと楽しく撮影できたらなと思います!」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)
尾野真千子コメント
孤独を演じるのだと、ひとりぼっちを演じるのだと、心が痛くなりました。それでも何か1つでもその女性に共感できるものを探しながら関わってくださる皆さんと楽しく撮影できたらなと思います!葉真中顕氏(原作者)コメント
実は我が家は20年以上前のアナログ時代からWOWOWに加入している。ずっと親しんできたそのWOWOWで自作が映像化されるなんて、僥倖のひと言だ。しかも送られてきた脚本は鳥肌が立つほど完成度が高く、主演は尾野真千子さんだという。もう期待しかない。イチ視聴者としてただひたすら楽しみだ。水田成英さん(監督)コメント
― 「絶叫」の連続ドラマでの映像化について、お気持ちや意気込みごく普通の一人の女がほんの些細な出来事をきっかけに、稀代の悪女へと変わり果てる。原作を読んで、女の変貌していく様、そのスピード感にまずは惹きつけられた。そして、この女を悪の道に絡めとる⼀人の男。この男の冷たい⽬を撮りたいと思った。二人のいびつな愛情を撮りたいと思った。人はどんな状況にあっても、最期の瞬間にやっぱり「生きたい」と心の底から叫ぶものかもしれない。動物的に。その「絶叫」の瞬間をしっかりと捉えていきたいと思う。
― 原作、キャスト(尾野真千子さん)、「連続ドラマW」初監督に対する想い
尾野真千子さんとは、何度かご⼀緒しているが、原作を読んだ瞬間「ああ、“陽子”は尾野真千子だ」と思った。読んでいるときは、尾野さんが演じる陽子で脳内再生されていた。だがきっと、現場では私の想像など飛び越えてくるのだろう。「連続ドラマW」での初監督で、この原作とキャスト…この上ない舞台を用意してくださったことに感謝すると共に、今からクランクインがとても楽しみである。
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