金内柊真が“フォロワー日本一の美容師アシスタント”になるまで 批判にもブレない信念・夢を追いかける理由<モデルプレスインタビュー>
2018.09.05 08:00
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Twitterで13万人超のフォロワーを持ち“日本一フォロワーの多い美容師アシスタント”として話題の金内柊真(かねうち・とうま/22)。中学生から芸能界で活動し、引退後は美容師を目指して美容専門学校へ。現在人気サロン「ALBUM」でアシスタントとして働く彼は、アシスタント歴約1年半にして著書『才能が無ければその分努力すればいい』を8月30日に出版した。なぜ彼がここまで支持されるのか――モデルプレスは、本人に話を聞きその理由を探った。
これまでの人生を振り返り、挫折や苦悩を語ることを通して「やりたいことが見つからない」、「失敗が怖くてやりたいことに踏み出せない」と悶々とした日々を過ごしている、全ての人に熱いメッセージを送る1冊。金内にとっては、美容師になることが「どうしても諦めきれなかった夢だった」と著書の中で記している。
金内:お話をいただいたときは、僕の人生を誰が知りたいんだろうと思ったんですけど、少しでも興味のある方がいればいいなという願いと、何か届くものがあればいいなという気持ちを込めて語らせていただきました。
僕はいまに至るまで少し人とは違った生き方をしていますけど、それを売りにしていくのは違うので、まずは僕の考え方を知ってもらうために幼少期からの人生を振り返ってみました。それから美容師になるためにいま僕がしていることについても。アシスタント業務をこなしながらの執筆だったんですが、本を出すからといってレッスンや業務を減らしたり、何かをセーブしたりするのは嫌なので、限られた時間ではあったんですが、今伝えたいことは存分に書かせてもらいました。
― 進路を真剣に考えたときに、どうしても美容師になりたいとこの道に進むことを決断したそうですね。将来と真剣に向き合ったのはいつ頃でしたか?
金内:美容師になりたいと思ったのは高3くらいだったんですが、小学校6年生の時点で「有名になりたい」っていう夢があったんです。だけど年を重ねるに連れて、仕事に対しての考え方も少しずつ変わってくる。有名になるためにできること、本当にやりたいことは何か突き詰めた結果、もともと人と関わることやヘアスタイルやファッションが好きということもあって、たどり着いたのが美容師だったんです。
― 周囲の反対にも、自分でしっかり説得して美容師になろうと決めたと本でも書かれていましたが、そこまで強い気持ちが生まれた理由はどこにあったんでしょうか?
金内:仕事する期間っていうのは学生期間よりもずっと長いじゃないですか。単純に、だったら楽しいほうが良いいよねって気づいたんです。親や周りの大人は、やりたいことを仕事にしている人なんて数は少ないし、やりたいことをやって生きていけるほどこの世界は甘くないと言うんですが、だったらその数少ない人の一人になればいいじゃんって思うんです。反抗心ではないですけど、やる前から決められるのは嫌。だから一つ一つ納得してもらえるよう、自分の本気を伝えました。
― 本当にやりたいことだから本気になれたんですね。
金内:そうですね。実はラーメン屋でバイトをしていたことあるんですけど、その時ってすごい冷めていたんです。頑張ろうと思えばできるのに、求められること以上のことをしてなかった。そういう自分に対して自己嫌悪になったりもしました。それで、どうして頑張れないのか考えた時に、「将来ラーメン屋になるわけじゃないのに」と思っているからだ、と気づいて。そこから、やっぱり自分の本当にやりたいことをしないとダメだ、夢は働く原動力だって思いました。美容室で働くようになってからは、箒を持って掃いてるだけで楽しかったです。
金内:そうですね。お客さんから「前にやってもらった髪色がすごい評判いいんです」みたいな言葉をいただけたり、口コミで僕のところに来てくれる方がいたり。お客さんとめちゃくちゃ仲良くなれた時には、「決まったな」って思いますね。やっぱり俺の会話が面白いからだなとか思いますよね(笑)。
― 自画自賛しながら(笑)。
金内:端から見たらナルシストかもしれないですけど、自信がないと思ってしまうと、どんどんそういう自分が出てきて怖いなっていう気持ちがあるので何でもポジティブに捉えるようにしています。虚勢を張っていたほうがいいなと思うんです。
― なるほど。もちろん楽しいだけではないと思うんですが、仕事を通して挫折を味わったこともありましたか?
金内:もちろんあります。怒られたら落ち込むし、辛いと思うこともある。だけど僕以上に大変な人は山ほどいるし、すごい人もたくさんいる。そう考えると自分は全然だなと。常に上を見るようにしています。
― 一人前のスタイリストになることをまず一つの目標にしていると本の中でも書かれていましたが、いまのところ手応えは?
金内:今も、次にスタイリストに上がるのは誰だっていう話題になっているんですけど、そういうのを見ていると自分も本当に近づいてきているんだなと思います。まだ雲を掴むような感覚ではあるんですけど、モチベーションの高さには自信があるので。
金内:「才能がなければその分努力すればいい」これをあえて送りたいと思います。この言葉には3つ意味があるんです。1つ目が文字通り、才能がないんだったらその分頑張りましょうということ。2つ目は、才能がないないと言う時間があるなら、その時間を頑張ったほうが自分の身になるということ。3つ目は、才能がないんだったらその分努力すれば良くて、その努力は最終的に才能として返ってくる。努力は努力した分だけ自分に貯蓄されていくということです。その貯蓄の内容が才能というスキルで。
たとえば僕がめちゃくちゃ歌がヘタだとするじゃないですか。うまくなりたいからボイストレーニングをしてめっちゃ練習する。めっちゃ歌が上手くなった状態の僕を見た誰かは、「才能あるね」って言うんですよ。自分は今までめちゃくちゃ頑張って努力してきたけれど、それを知らない人から見たら才能に変わる。努力は貯めれば貯めるほど才能として見られるんです。これは今回本を執筆するにあたって、改めて感じたことです。
― では改めて、金内さんの現在の夢は?
金内:最終目標は、誰もできなかった形で美容師をすること。それは学生時代からずっと思っていることです。「美容師=金内柊真」となるくらい、芸能人や著名人、スポーツ選手にも負けないくらいの有名な人になりたいです。
― いままでにいなかったような美容師に。
金内:はい。技術もそうですし、憧れられるような人。街を歩いているだけでも声をかけられるような、イケメンでかっこよくて尊敬されるような美容師になって、一般の人にも認知される“第二次カリスマ美容師ブーム”というのを作っていきたいです。やっぱり新しいことをすると批判も多いんですけど、自分の目指す場所は自分がしっかりわかっていさえすればいい。そういった声にも負けず、進んでいきたいと思っています。きっとアシスタントでこうして本を出せるのってたぶん僕が初めてなんじゃないかと思うんですが、すごくありがたくて、また一歩夢に近づけたんじゃないかなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:大阪府
東京総合美容専門学校卒業。2017年、人気サロン『ALBUM』に入社。現在、新宿店にてアシスタントを務めている。
金内柊真、美容師を目指した理由
― 幼少期から美容師になると決意するまで、そしてアシスタントとしての毎日やこれからの夢について、金内さんの半生が詰まった作品となりました。執筆中を振り返っていかがでしたか?金内:お話をいただいたときは、僕の人生を誰が知りたいんだろうと思ったんですけど、少しでも興味のある方がいればいいなという願いと、何か届くものがあればいいなという気持ちを込めて語らせていただきました。
僕はいまに至るまで少し人とは違った生き方をしていますけど、それを売りにしていくのは違うので、まずは僕の考え方を知ってもらうために幼少期からの人生を振り返ってみました。それから美容師になるためにいま僕がしていることについても。アシスタント業務をこなしながらの執筆だったんですが、本を出すからといってレッスンや業務を減らしたり、何かをセーブしたりするのは嫌なので、限られた時間ではあったんですが、今伝えたいことは存分に書かせてもらいました。
― 進路を真剣に考えたときに、どうしても美容師になりたいとこの道に進むことを決断したそうですね。将来と真剣に向き合ったのはいつ頃でしたか?
金内:美容師になりたいと思ったのは高3くらいだったんですが、小学校6年生の時点で「有名になりたい」っていう夢があったんです。だけど年を重ねるに連れて、仕事に対しての考え方も少しずつ変わってくる。有名になるためにできること、本当にやりたいことは何か突き詰めた結果、もともと人と関わることやヘアスタイルやファッションが好きということもあって、たどり着いたのが美容師だったんです。
― 周囲の反対にも、自分でしっかり説得して美容師になろうと決めたと本でも書かれていましたが、そこまで強い気持ちが生まれた理由はどこにあったんでしょうか?
金内:仕事する期間っていうのは学生期間よりもずっと長いじゃないですか。単純に、だったら楽しいほうが良いいよねって気づいたんです。親や周りの大人は、やりたいことを仕事にしている人なんて数は少ないし、やりたいことをやって生きていけるほどこの世界は甘くないと言うんですが、だったらその数少ない人の一人になればいいじゃんって思うんです。反抗心ではないですけど、やる前から決められるのは嫌。だから一つ一つ納得してもらえるよう、自分の本気を伝えました。
― 本当にやりたいことだから本気になれたんですね。
金内:そうですね。実はラーメン屋でバイトをしていたことあるんですけど、その時ってすごい冷めていたんです。頑張ろうと思えばできるのに、求められること以上のことをしてなかった。そういう自分に対して自己嫌悪になったりもしました。それで、どうして頑張れないのか考えた時に、「将来ラーメン屋になるわけじゃないのに」と思っているからだ、と気づいて。そこから、やっぱり自分の本当にやりたいことをしないとダメだ、夢は働く原動力だって思いました。美容室で働くようになってからは、箒を持って掃いてるだけで楽しかったです。
金内柊真、一人前のスタイリストを目指して…
― 実際に美容アシスタントになってからは楽しめている?金内:そうですね。お客さんから「前にやってもらった髪色がすごい評判いいんです」みたいな言葉をいただけたり、口コミで僕のところに来てくれる方がいたり。お客さんとめちゃくちゃ仲良くなれた時には、「決まったな」って思いますね。やっぱり俺の会話が面白いからだなとか思いますよね(笑)。
― 自画自賛しながら(笑)。
金内:端から見たらナルシストかもしれないですけど、自信がないと思ってしまうと、どんどんそういう自分が出てきて怖いなっていう気持ちがあるので何でもポジティブに捉えるようにしています。虚勢を張っていたほうがいいなと思うんです。
― なるほど。もちろん楽しいだけではないと思うんですが、仕事を通して挫折を味わったこともありましたか?
金内:もちろんあります。怒られたら落ち込むし、辛いと思うこともある。だけど僕以上に大変な人は山ほどいるし、すごい人もたくさんいる。そう考えると自分は全然だなと。常に上を見るようにしています。
― 一人前のスタイリストになることをまず一つの目標にしていると本の中でも書かれていましたが、いまのところ手応えは?
金内:今も、次にスタイリストに上がるのは誰だっていう話題になっているんですけど、そういうのを見ていると自分も本当に近づいてきているんだなと思います。まだ雲を掴むような感覚ではあるんですけど、モチベーションの高さには自信があるので。
夢を叶える秘訣
― この本にもつながるかと思いますが、モデルプレス読者へ“夢を叶えるための秘訣”のアドバイスをお願いします。金内:「才能がなければその分努力すればいい」これをあえて送りたいと思います。この言葉には3つ意味があるんです。1つ目が文字通り、才能がないんだったらその分頑張りましょうということ。2つ目は、才能がないないと言う時間があるなら、その時間を頑張ったほうが自分の身になるということ。3つ目は、才能がないんだったらその分努力すれば良くて、その努力は最終的に才能として返ってくる。努力は努力した分だけ自分に貯蓄されていくということです。その貯蓄の内容が才能というスキルで。
たとえば僕がめちゃくちゃ歌がヘタだとするじゃないですか。うまくなりたいからボイストレーニングをしてめっちゃ練習する。めっちゃ歌が上手くなった状態の僕を見た誰かは、「才能あるね」って言うんですよ。自分は今までめちゃくちゃ頑張って努力してきたけれど、それを知らない人から見たら才能に変わる。努力は貯めれば貯めるほど才能として見られるんです。これは今回本を執筆するにあたって、改めて感じたことです。
― では改めて、金内さんの現在の夢は?
金内:最終目標は、誰もできなかった形で美容師をすること。それは学生時代からずっと思っていることです。「美容師=金内柊真」となるくらい、芸能人や著名人、スポーツ選手にも負けないくらいの有名な人になりたいです。
― いままでにいなかったような美容師に。
金内:はい。技術もそうですし、憧れられるような人。街を歩いているだけでも声をかけられるような、イケメンでかっこよくて尊敬されるような美容師になって、一般の人にも認知される“第二次カリスマ美容師ブーム”というのを作っていきたいです。やっぱり新しいことをすると批判も多いんですけど、自分の目指す場所は自分がしっかりわかっていさえすればいい。そういった声にも負けず、進んでいきたいと思っています。きっとアシスタントでこうして本を出せるのってたぶん僕が初めてなんじゃないかと思うんですが、すごくありがたくて、また一歩夢に近づけたんじゃないかなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
金内柊真(かねうち・とうま)プロフィール
生年月日: 1996年8月30日出身地:大阪府
東京総合美容専門学校卒業。2017年、人気サロン『ALBUM』に入社。現在、新宿店にてアシスタントを務めている。
【Not Sponsored 記事】
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