吉本興業、国産の総合プラットフォーム設立へ 沖縄を拠点にアジア進出目指す

吉本興業株式会社は21日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」にて会見を行い、「沖縄アジアエンタテインメントプラットフォーム(仮称)」を設立することを発表した。
大崎洋社長(C)モデルプレス
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吉本興業、国産の総合プラットフォームを設立へ

106周年を超えた吉本興業は、次の100年を見据えて「地方」「アジア」「デジタル」をキーワードに、さまざまなプロジェクトを展開しており、「沖縄アジアエンタテインメントプラットフォーム(仮称)」はその一環として設立。この構想は、インターネット上にオリジナルのプラットフォームをつくり、これまでの劇場・テレビ・映画などにとらわれない、さまざまな形式のコンテンツを配信していこう、というもの。

世界でネット配信を中心にコンテンツのボーダーレス化が急速に進んでいるが、吉本興業では、総合エンタテインメント会社としてのノウハウを投入し、アジア進出を視野に入れた国産の総合プラットフォームを構築していく。

コンセプトは「すべてをエンタメ化する。みんなでエンタメ化する。」

会見の様子(C)モデルプレス
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コンセプトは、「すべてをエンタメ化する。みんなでエンタメ化する。」。

プラットフォームは沖縄を拠点とし、多種多様なクリエイターを発掘・育成・活躍する場として、沖縄のエンタテインメント産業の創出と雇用の促進を目指す。

具体的には、これまでの映像コンテンツではあまり触れられていなかった「教育」「地域」「観光」「地域課題」「健康」「スポーツ」などをテーマに、動画・ゲーム・アニメ・漫画・AR/VRなど様々な表現方法を用いて、定額課金・都度課金・クラウドファンディング・ギフティング・広告などそれぞれにあったビジネスモデルでエンタメコンテンツ化していく。

CDNなどのシステム開発はトランスコスモス株式会社が協業、コンテンツなどデジタル情報のセキュリティは特許取得済みの新概念ソリューション「アジア・トラスト・サークル(信頼の和)」を保有する株式会社Blue Planet-worksがサポート。今後は、このプラットフォームに賛同する関係者各位の参画と協力を広く仰ぎ、一段とスケールアップを進めて、沖縄の経済発展と日本のクールジャパン戦略の一翼を担う。

会社設立は6月以降 大崎社長「順調に進んでいる」

大崎洋社長(C)モデルプレス
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取材会は、吉本興業が4月に開校したエンターテインメント総合専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」で行われ、「吉本興業株式会社」代表取締役社長・大崎洋(※「崎」は正式には「たつさき」)氏らが登壇。

このタイミングで発表に至った経緯を大崎社長は、「本来ならば会社設立もして、事業計画も立ててきちんとご報告しなきゃいけない。でも、このようにまず沖縄から発表したいというのがひとつあり、こんなにたくさんのマスコミの方に集まっていただける機会はあまりない。まだご報告するタイミングにないが、この機会を逃してずるずるいくのはいや、急を要する事」と説明。

会社設立は6月以降を目指しており、「まずは東京から」。「速やかに準備をしている」といい、「順調に進んでいるが、最初は100%吉本が出資した吉本の子会社として設立する」と明かした。

また、“国産”である理由については「クリエイターや現場のアーティストに適正配分ができない」「データがとれない」点を挙げ、「テレビさんに後々新しい形でどう恩返しができるか考えている」「無料を前提にする中で、2次3次の新しいマネタイズの方法を考え出すこと。ここに勝負があると思う」と構想を語った。(modelpress編集部)

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