「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ

窪田正孝「切ない」と話題になったシーンを振り返る<原作と異なる展開でラストへ「僕たちがやりました」最終話あらすじ>

2017.09.19 12:00

ドラマ『僕たちがやりました』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜よる9時~)が19日、最終話を迎える。主演を務める俳優の窪田正孝がインタビューに応じた。


「僕たちがやりました」

「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ
「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ
窪田演じる高校生のトビオたちが、起こした復讐計画が爆発事件に発展。事件がきっかけで初めて生きることに必死になったトビオたちが、右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描く“青春逃亡サスペンス”。

先週放送された第9話では、市橋(新田真剣佑)の思いもよらぬ死や、刑事・飯室(三浦翔平)の言葉で自責の念にかられたトビオらは自首を決意。付き合っている蓮子(永野芽郁)にも理由は言わず、トビオは一方的に別れを告げた。翌朝、トビオたちは自首をするため、あるコンサート会場に向かい、大勢の観客の前で声高らかに「僕たちがやりました!」と宣言。そこへ突然マスクをした男4人が会場に乱入してきて、トビオたちは拉致されてしまった。

最終話はどうなる?

「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ
「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ
ドラマ版では、原作と異なる展開でラストへと向かう。米田孝プロデューサーは、15通りほどの案を用意したと言い、「トビオたちの犯した罪は許されませんが、自らの過ちにどう向き合い、どう行動するか?“生きる”ことをテーマにし、原作とは違う、一歩進んだ罪との向き合い方をします。その先をどう生きていくのかを感じられるようなラストで、原作の金城(宗幸)先生にも太鼓判をいただけました!」と、自信をのぞかせる。

さらに窪田自身も「僕からもアイディアを出させてもらいました」と明かし、結末について「トビオとして、悔いはないラスト。原作を読んでいても違和感もなく、気持ちはスッキリしました」と語った。

4ヶ月の撮影を回顧

「僕たちがやりました」場面カット/画像提供:カンテレ
「僕たちがやりました」場面カット/画像提供:カンテレ
5月に始まった撮影を振り返った窪田は「駆け抜けた4か月。撮影が終わることは正直寂しいですけれど、1個1個のシーンが濃かったです。ビルとビルの隙間で、パンツ一丁でドーナツにかぶりつき、逃亡劇をしていた時は、自分自身も追いつめられていったし、(第6話の)ボウリング場でパイセンに声をかけられ、4人で再会できたときは本当に嬉しかった。大人になり切れず、もがいているトビオを演じることはすごくやりがいがありました」とし、「衣装合わせで制服を着た時は『無理でしょ』と思っていたのですが、始まってしまえば一張羅のようになって、自分に馴染んでいきました。あの制服のおかげで高校生に戻れた気がします」と率直な感想を語った。

また「器用ではないので、どうしても役の影響を受けてしまうことはあります。ずっとモヤモヤが消えないというか、作品のテーマでもある“罪との向き合い方”をずっと考えながらやっていました」という窪田は「殺意をもって殺したわけではないので、余計に他人事のように感じてしまう部分もあったりしたのですが、市橋が亡くなってしまった時に、罪の重さが形を変えてのしかかってきました。ある種の恐怖でした」と演じた際の思いを明かした。

蓮子、伊佐美、マル、パイセン…共演者への思い

「僕たちがやりました」場面カット/画像提供:カンテレ
「僕たちがやりました」場面カット/画像提供:カンテレ
またヒロイン・蓮子については「蓮子に(第9話で)『別れよう、一生会いたくない』と言った時は、トビオの決意を感じました。それと第9話の水族館のシーンでかかったナレーション『無言のままでもいい。そんな関係を愛っていうのかな』というセリフはグッときましたね。世の中、好きだけど出来ないことはたくさんあるし、トビオと蓮子がそれを体現していた」と、SNSでも「切ない」と話題になったシーンについても回顧。伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)とのシーンについては、「4人でいるときはどんどん自由になっていきました。流れのままにやってみようとする部分は、台本にとらわれない作品の強さでもあるなと」と、4人のチームワークや場の空気感の良さを感じさせた。

そして「若い方が大人になって、『中、高校生の時に何のドラマを見ていた?』という話題になった時にこの作品が出てきたら、本当にこの作品をやった意味があるなと思います。見てくださった方に何か心に刺さるものがあれば幸せです!」と、締めくくった。

最終話あらすじ(9月19日)

「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ
「僕たちがやりました」最終話・場面カット/画像提供:カンテレ
ライブ会場に乱入し、大勢の観客の前で「僕たちがやりました!」と罪を告白するド派手な自首をぶち上げた、トビオ(窪田正孝)、伊佐美(間宮祥太郎)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)。ところが、動物のマスクを被った謎のグループに襲われて気を失い、そのまま連れ去られてしまった。トビオらを拉致したのは、輪島(古田新太)の指示を受けた西塚(板尾創路)、玲夢(山田裕貴)たちだった。

4人が前代未聞の自首を決行する一方、事件の真相を告白する動画を公開していたせいでネットは騒然。この騒動に激怒した輪島から、パイセンを殺せと命じられたというのだ。「小坂秀郎はこれから殺される。あなたたちはもう関係ない。全部忘れてください」。西塚はトビオ、伊佐美、マルにそう言い放つと、絶体絶命のパイセンを残して10秒以内に消えろと迫り…。

一方、動画を見た蓮子(永野芽郁)はトビオを苦しめていた事件の全貌をようやく知り、トビオの元に駆けつけるが、すでにトビオらの姿はなく…。同じ頃、安否もわからないトビオらの行方を追う飯室(三浦翔平)に、菜摘(水川あさみ)はある重大な事実を打ち明ける。

ささいなイタズラ心をきっかけに、大きな過ちを犯してしまったトビオたち。罪の意識に苛まれ、過酷な逃亡生活を経験した結果、最高の自首を選んだ4人。認められない罪が認められ、彼らは罪を償う事ができるのか!?原作を超える衝撃のラストが待ち受けている。

(modelpress編集部)

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