ルイ・ヴィトン、グッチなど、“痩せすぎモデル”は起用せず 新たな定款を発表

【ルイ・ヴィトン グッチ/モデルプレス=9月7日】「LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ」(以下、LVMH)が6日、「ケリング」と共同で、ルイ・ヴィトン、グッチ、ディオール、セリーヌなどの傘下ブランドにおける、モデル起用に関する新たな定款を発表した。
Gucci ミラノ・ファッションウィーク(2012)/Photo by Getty Images
Gucci ミラノ・ファッションウィーク(2012)/Photo by Getty Images

「LVMH」「ケリング」新たな定款を発表

LVMHが発表した定款によると、心身ともに健康であることを証明する書類の提出や、女性は体格指数BMI=体重÷(身長×身長)18.5以上を条件とし、フランスサイズで32以下(日本女性の場合:XSサイズ)のモデルのキャステングを禁止、16歳から18歳のモデルの就業規定など、新たなモデル起用の基準を明記。

「LVMH」には、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、セリーヌ、ケンゾー、フェンディ、共同で声明を出した「ケリング」には、グッチ、サンローラン、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、ステラ・マッカートニーと、日本でも人気のブランドが名を連ねている。

定款は今月から始まるファッションウィークから適用されるようで、今後ブランドや事務所、モデルからなるモニタリング委員会による会合が毎年開催されるという。

“痩せすぎ”が社会問題に


今年、海外モデルがショー直前に体型を理由に不当な扱いを受けたと自身のSNS上で告白し、話題に。モデルへの対応が問題視されているほか、フランスなどでは、トップモデルを憧れとする11~14歳の少女の19.6%が“痩せすぎ”とされていることが社会問題となっている。これを受け、国は今年の5月に、痩せすぎモデルを起用している業者に対して、最高6ヶ月の禁錮刑と罰金約970万円の罰則を設けることを発表した。

しかし、昔から痩せていることが美の象徴とされていたわけではなく、時代とともに感覚も変化。海外だけではなく、日本でも影響を及ばしており、ここ30年で日本女性の平均身長は年々上昇しているが、平均体重は減少し、痩せ型傾向に陥っている。

世界のトップモデルたちは…?

ミランダ・カー(C)モデルプレス
ミランダ・カー(C)モデルプレス
ジゼル・ブンチェン/photo:Getty Images<br>
ジゼル・ブンチェン/photo:Getty Images
また、7日に放送されたフジテレビ系情報番組「直撃LIVE グッディ!」(毎週月~金曜13時45分~)でも、モデル起用における新たな定款について特集。

LVMHらの基準発表に照らし合わせて検証したところ、トップモデルのジゼル・ブンチェンは、身長180cm、体重57kgでBMI指数は17.6のため基準は満たされず。ショーに出演するには、あと3kg体重を増やす必要があるという。さらに、ミランダ・カーも身長175cm、体重53kgでBMI指数は17.3のため、あと4kg近く体重を増やさなければ起用は出来ないこととなった。

ナオミ・キャンベルは、身長177cm、体重58kg、BMI指数18.5で、ギリギリではあるが基準をクリア出来る結果となった。(modelpress編集部)

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