小池百合子都知事が語るleccaこと斉藤れいな氏の“真骨頂”とは 若狭勝議員「ズバ抜けている」
2017.06.18 14:28
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小池百合子東京都知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」の都政改革委員(多摩市・稲城市担当)で、東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)に南多摩選挙区から出馬する歌手のleccaこと斉藤れいな氏が18日、都内にて『斉藤れいな 東京大改革を語る会~小池都知事と共に目指す新しい東京~』を開催。小池都知事を迎えたほか、若狭勝衆議院議員、公明党南多摩総支部長・大久保盛久氏も登壇した。
目次
待機児童対策・少子高齢化についての具体案
都議選出馬に向けて活動している斉藤氏だが「正直非常に苦労しております。『斉藤れいなって誰?』ということから、1人ひとりとお会いして自分を紹介するところから始めているところでございます」としながらも、「意見も思いもあるけど、それを届けられない方々もたくさんおります」と地域を広く回ってきたからこそ感じたことを紹介。「0からのスタートとなりますがご意見をお寄せいただいて、小池代表が始めた東京大改革を地元で止めてはいけないのだという思いで活動を始めています」と挨拶した。その後、参加者から「待機児童救済への具体的案」を求められると、自身にも2歳と6歳の子どもがいることを明かした上で「1つの対策では救いきれないっていう現状がございます。お母さんが正規雇用だと認可園入りやすいですが、それ意外はなかなか難しい。そのため、『都民ファースト』でも掲げていますが、“認証園・認可園の量の拡充”。3年間で7万人分の数を増やしていくこと。それだけでなく、都の調査が13%が進んでいませんが、無認可園の中にも素晴らしい園があるので、周知、調査して質を高めていきたいです」と回答。加えて、ベビーシッター等の“家庭型保育”の推奨も挙げ、「認可園をただ増やしていくと、今までの箱物政治と同じことになってしまうので、認可園を増やしていくだけでない政策を訴えさせていただきたい」と“保育の多様化”を目指すことを訴えた。
ほか、「少子高齢化」については、多摩市・稲城市域内の交通格差の解消を提言。「空き住戸を活用して、高齢者向けサービス付きの住戸の拡充を図ることも必要であると考えてあります。また、私たちのような子育て世代がもっと(市内に)入ってきて、その人たちの職場を増やすことも求められていると思います。そのために、保育施設と介護施設が一体化した施設を空きスペースに作っていくことが求められていると考えています」とした。
小池百合子都知事が評価する“表現力”
応援に駆けつけた小池都知事は、leccaの歌を聞いた時のこと振り返った上で斉藤氏を“表現者”と言い表し、「歌で表現する、今回は政策で表現する、そして都民のみなさんにお訴えする。自分の心の中、他の方へのメッセージ、歌であれ政策であれ、それを伝えるのが斉藤れいなさんの真骨頂であると思います」と表現力を評価。「公職選挙法の規則がなければ、私は街頭演説で歌って欲しい。それが、斉藤さんがメッセージを伝える最善の方法だと思うんですけど、この間はそれを封印して、自分の思いを、地域の思いを伝えてえてくれていると思います」とも話した。また、自身が代表となった「都民ファースト」の公認候補予定者48人のうち3分の1が女性であることに触れ、「国政もそうだと思いますけど、日本の政治を変えるのは女性。それも1~2人の目立つ人ではなく、束になると言うわけではないんですけど比率を上げて、そしてそれぞれスキルを持っている女性を増やしていくことが重要だと思います」と提唱。「そういう意味では、斉藤れいなさんのように17名も女性が都政に挑戦してくれることはありがたい」と感謝した。
さらに、国会議員時代に女性議員増加に注力していたが、なかなか思うように行かなかったことを述懐し、「今『希望の塾』の塾長になり、そして『都民ファースト』の代表になりました。代表になったことで意志決定ができるということでありまして、今回こそ覚悟、信念を持って女性の候補を多く擁立して、当選してもらって、都議会を大きく変えていきたいと思っています」と意気込んだ。
都政における“透明性”の必要性
続けて、話題は“都政の変化”へ。「これまで東京都議会って、関心がなかったかもしれません。変なヤジが飛んだときに目立っていたけれど、それ意外はほとんど報道されない。ローカルニュースにちょこっと都政が載るだけですし、ましてやテレビではヤジの話以外のらないし、公用車がどうとか主張費がどうだとか、“点”でしか伝えられなかったと思うんです」と都民への発信力が弱かったことを語った上で、「でも、どうでしょうか?オリンピック・パラリンピック経費のこと会場のこと、豊洲市場はどうなるのか?安全なのか?そういったことにみなさん詳しくなられた」と分析。そして、都政に関心が向くようになった今だからこそ13兆円という都の予算の透明性が求められていることを説き、「皆さんが監視できるように情報公開を徹底していく。これを議会側から大きく揺さぶって欲しい。私は都知事として都政から揺さぶっていきます。議会・都政が同じ方向を向きながら新しい都政に進めていこうと思っています」と都政の展望を明かした。
若狭勝衆議院議員「表現力がすごい」
一方、若狭議員は「私のこういう言葉より1曲と聞くと心が全部伝わってくる。そういう表現力がすごいんです」と斉藤氏の発信力・表現力を評価。「(公認候補予定者が)48人いて、弁護士・医者とか色んなタイプがいますけど、斉藤れいなさんの発信力・伝える力はズバ抜けている。しがらみ社会を変えるのは女性なんです。そのしがらみ政治を絶つことで、その第1歩に必要なのが斉藤れいなさんのような発信力のある人。良いことは良い悪いことは悪いと言える彼女を時代が求めている。無くてはならないと核心を持っております」と斉藤氏の必要性を訴えた。
会場には子どもの姿も
なお、この日の講演会では会場内に子どもが遊んでいられる区画が設けられていたことから、子どもを連れて参加する人も見られた。子どもたちの楽しそうな声に、小池都知事も「賑やかですね」と頬を緩ませながら、「都が主催するイベントには、必ず保育コーナーを作る。そうすると、それまで来たくても来れなかったお母さんたちがベビーバギーを引きながら来てくれるんです。孤立すること無く、スキルを磨いていけるような都政を斉藤れいなさんとともに作っていきたいと思います」と語った。
斉藤れいな氏 これまでの活動と出馬の経緯
東京都多摩市で育った斉藤氏は、早稲田大学政治経済学部にすすみ、在学中にleccaとしてアーティスト活動を始動。その後、2006年4月にミニ・アルバム『Dreamer』でメジャーデビュー。2012年には、自身初の日本武道館公演を敢行した。2011年に第一子、2015年に第二子を出産。同時に保育や教育、食の安全やエネルギー問題など持続可能な次世代のための社会のあり方に関心を高める。いじめをテーマにした映画「十字架」の主題歌担当や、釜石市観光大使としての復興イベント参加を経て、音楽だけでは変えることのできない現実的な問題を解決したいと、希望の塾に参加。
出馬の経緯については「急速な社会構造の変化でついこぼれ落ちがちになる様々な声を、丁寧に拾い上げて政治に反映していく必要性も強く感じてきている」とし、「都知事の元で学ばせていただくと同時に、市井の人としてまちを駆けめぐり、東京大改革を一緒になって進めていきたい」と語っている。(modelpress編集部)
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