宮崎あおい、実在した人物を演じる“責任”と“面白さ” 9年ぶりの共演も
2017.06.07 18:57
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女優の宮崎あおい(※「崎」は正式には「たつさき」)がNHKの特集ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」に出演する。
アメリカの有名雑誌の「この千年でもっとも重要な功績を残した100人」で唯一選ばれた日本人、葛飾北斎。天才画家・北斎を陰で支えつつ、晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘・お栄。そのお栄の半生にスポットを当てた、直木賞作家・朝井まかて氏の小説「眩(くらら)」を4Kドラマ化する。
そんな中、お栄は北斎の弟子筋の絵師・善次郎(後の渓斎英泉:松田龍平)にだけは、苦しみや悩みを話すことができた。それは思うに任せない、「出戻りお栄」の密かな恋心であった。
生まれながらにして北斎という大きな背中を見てきたお栄は、父・北斎を手伝う中で、「色」というものに執着を始める。そして北斎の代表作である「富嶽三十六景」が完成したときにも、そばにはお栄がいた。父が高齢となり、思うがままに筆を動かせなくなってからも、お栄は父の「筆」として北斎の絵を描き続ける。やがて時は過ぎ、心の中で常によりどころであった善次郎、そして北斎もこの世を去る。60歳を過ぎたお栄の手に残ったのは絵筆であった。
今作は9月18日にNHK総合にてよる7時30分より放送予定。宮崎、長塚、松田のほか、三宅弘城、余貴美子、野田秀樹らが出演する。(modelpress編集部)
ストーリー
江戸の天才絵師・葛飾北斎の三女として生まれたお栄(後の葛飾応為:宮崎)は、町絵師である吉之助と夫婦になったものの、箸を持つより絵筆を持つのが好きで、父であり、師である北斎(長塚京三)の元に嫁ぎ先から戻ってきた。そこから「超えられぬ高き壁・北斎」の絵の手伝いが始まる。そんな中、お栄は北斎の弟子筋の絵師・善次郎(後の渓斎英泉:松田龍平)にだけは、苦しみや悩みを話すことができた。それは思うに任せない、「出戻りお栄」の密かな恋心であった。
生まれながらにして北斎という大きな背中を見てきたお栄は、父・北斎を手伝う中で、「色」というものに執着を始める。そして北斎の代表作である「富嶽三十六景」が完成したときにも、そばにはお栄がいた。父が高齢となり、思うがままに筆を動かせなくなってからも、お栄は父の「筆」として北斎の絵を描き続ける。やがて時は過ぎ、心の中で常によりどころであった善次郎、そして北斎もこの世を去る。60歳を過ぎたお栄の手に残ったのは絵筆であった。
長塚京三と「篤姫」以来の共演
大河ドラマ「篤姫」(2008年)以来9年ぶりの共演となる宮崎と長塚が画家の父娘を演じる今作。宮崎は「実在した人物をやらせて頂くと言う責任と、だからこその面白さを感じています。お栄さんとして生きている時間は感情が素直に溢れる感覚があるので、その想いを大切に最後まで過ごしたいと思っています」とコメントしている。今作は9月18日にNHK総合にてよる7時30分より放送予定。宮崎、長塚、松田のほか、三宅弘城、余貴美子、野田秀樹らが出演する。(modelpress編集部)
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