関ジャニ∞大倉忠義、ハイレベルな要求にも屈せず 演出家が感嘆「すごいと思った」
2017.05.26 16:40
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関ジャニ∞の大倉忠義が26日、都内で行われた主演舞台『蜘蛛女のキス』のフォトコール&囲み取材に、俳優の渡辺いっけい、演出の鈴木裕美氏とともに出席した。
これまで数々のドラマや映画に出演してきた大倉だが、今回が舞台単独初主演、そして自身初のストレートプレイ、さらに初の2人芝居という“初尽くし”。「やってる時はしんどいとは思わないんですけど、終わるとぐったり来ます」とストレートプレイの過酷さを明かし、渡辺も「しんどいときはお互いわかる。セリフの分量的にも一緒なので」と労った。
そんな大倉に対し「稽古に入る前にご飯を食べていたときに、ちょっと脅しすぎたので稽古は脅さないようにしようと思った」と反省した様子の鈴木氏。「『腕のある俳優はみんなやりたいような良い戯曲だし、初めての2人芝居ではハードルが高い』というようなことを1時間くらい喋ってしまった」と具体的な内容を明かしたが、「案外とんでもないことを言っているのに、しれっと通っていたのですごいと思った」と大倉の飲み込みの早さに感嘆。渡辺も「傍から聞いているとすごくハイレベルなことをやってくれって言われているのに、大倉くんはそれをきちんと『はい』と全部受け止めていたので、すごいなと思いました」と称賛していた。
大倉は「今、聞きました」と驚きを見せつつ、「『はい』って言いながらわかってないときはいっぱいありましたよ。何を言ってるんだろう?って」と小ボケ。さらに「お食事の前に手紙をもらったんですけど『頭の良さも必要で、すごくハイレベルなものもあって、理解力も必要』と書かれていたので、それほど難しいんだとわかった瞬間は足の力が抜けそうになりました(笑)」と実は怯えていたことも明かし、笑わせていた。
日本でも、1991年にストレートプレイ版が初演、1996年にミュージカル版が初演され、どちらも複数回にわたって再演。今回は鈴木氏の演出で舞台化する。5月27日(土)~6月18日(日)まで東京グローブ座にて上演。(modelpress編集部)
大倉忠義の吸収力がすごい「全部受け止めていた」
今回演出を手がけた鈴木氏は、2015年に横山裕主演舞台「ブルームーン」、2016年に丸山隆平主演舞台「マクベス」の演出を担当しており、関ジャニ∞との縁が深い。大倉は「メンバーから聞いたわけではないんですけど、厳しい方だと風の噂で聞いていたので、優しい方でまずそこでホッとしました(笑)。怒鳴り散らされるんだと思っていたので…」と安堵したという。そんな大倉に対し「稽古に入る前にご飯を食べていたときに、ちょっと脅しすぎたので稽古は脅さないようにしようと思った」と反省した様子の鈴木氏。「『腕のある俳優はみんなやりたいような良い戯曲だし、初めての2人芝居ではハードルが高い』というようなことを1時間くらい喋ってしまった」と具体的な内容を明かしたが、「案外とんでもないことを言っているのに、しれっと通っていたのですごいと思った」と大倉の飲み込みの早さに感嘆。渡辺も「傍から聞いているとすごくハイレベルなことをやってくれって言われているのに、大倉くんはそれをきちんと『はい』と全部受け止めていたので、すごいなと思いました」と称賛していた。
大倉は「今、聞きました」と驚きを見せつつ、「『はい』って言いながらわかってないときはいっぱいありましたよ。何を言ってるんだろう?って」と小ボケ。さらに「お食事の前に手紙をもらったんですけど『頭の良さも必要で、すごくハイレベルなものもあって、理解力も必要』と書かれていたので、それほど難しいんだとわかった瞬間は足の力が抜けそうになりました(笑)」と実は怯えていたことも明かし、笑わせていた。
大倉忠義&渡辺いっけいが2人芝居
今作は、アルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表してベストセラーになった小説をもとにプイグ自身の手で戯曲化し、1981年に世界初演された作品。ブエノスアイレスにある刑務所の小さな監房を舞台に、関わり合うはずのなかった二人の男たちの会話劇で繰り広げられる物語は、ストレートプレイに留まらず、その後、ミュージカル、映画などに形を変えて公開された。日本でも、1991年にストレートプレイ版が初演、1996年にミュージカル版が初演され、どちらも複数回にわたって再演。今回は鈴木氏の演出で舞台化する。5月27日(土)~6月18日(日)まで東京グローブ座にて上演。(modelpress編集部)
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