(後列左から)佐伯亮、前山剛久、小南光司(前列左から)松村泰一郎、山本一慶、小澤廉、谷水力 (C)モデルプレス

舞台「あんステ」第2弾、小澤廉らキャスト集結で“前作超え”宣言 アイドルの解散危機描く<囲み取材コメント>

2017.01.05 21:30

5日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて舞台「『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~Take your marks!~」のゲネプロが行われ、俳優の小澤廉山本一慶松村泰一郎谷水力前山剛久小南光司佐伯亮のメインキャスト7人が、囲み取材に応じた。


「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」とは

原作は2015年4月にリリースされたスマートフォン向けアイドル育成プロデュースゲーム「あんさんぶるスターズ!」。主人公(プレイヤー)は、男子アイドルの育成に特化した私立夢ノ咲学院に新設された「プロデュース科」の第一号として転校してきた初の「女子生徒」。夢ノ咲学院で出会う少年たちと青春のアンサンブルを奏でながら、アイドルというダイヤの原石を磨いていく。

(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
2016年6月に上演された舞台第1作目は、追加公演を含めて即完売。続編となる今作は、舞台初登場となるキャラクターも追加。さらにパワーアップした「あんステ」が東京・大阪にて上演される。


「あんステ」前作超えを宣言

小澤廉 (C)モデルプレス
小澤廉 (C)モデルプレス
小澤、山本、松村、谷水が「打倒、生徒会」の元、学院に革命を起こした新進気鋭ユニット「Trickstar」メンバーの明星スバル、氷鷹北斗、遊木真、衣更真緒を、前山が常に勝利をおさめてきた学院最強ユニット「fine」リーダー天祥院英智を、小南が夢ノ咲学院で最も過激で背徳的と謳われるユニット「UNDEAD」リーダー朔間零を、佐伯が悪は許さない戦隊ヒーローユニット「流星隊」の隊長(リーダー)守沢千秋をそれぞれ演じる。

「Trickstar」(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
「Trickstar」(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
「皆様、あけましておめでとうございます!」と報道陣への元気な挨拶で始まった会見。シリーズ舞台化第2弾ということで、前作から続投するキャスト陣は「1作目を超えようと自分たちを鼓舞しているのですが、日々の稽古を自信に変えて本番は全力で挑もうと思っております」(小澤)「またさらに後に後にと続けるような良い加速に乗れるような作品に出来たらなと思います」(山本)「前回とは同じクオリティではいれないと常に自分を鼓舞しながら稽古場を過ごしていました。前回の遊木真が星3だとしたら星4、5になっていけるよう頑張っていきたいと思います」(松村)「今回は東京に引き続き、大阪公演もあるのでキャストで一致団結して最後まで走り続けたいです」(谷水)「前回よりさらなるキラキラをお届けできればなと思います!」(小南)とそれぞれ意気込んで“前作超え”を宣言。

「fine」(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
「fine」(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
「流星隊」(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
「流星隊」(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
今回から参加となる前山、佐伯は、「今回から初登場なので前作より華やかなステージにしたい」(前山)「流星隊今回揃います。5人でしか出来ないステージを沢山お届けできるように熱いステージを作ります」(佐伯)と喜びを語った。

アイドルの解散危機がテーマに

今回、ストーリーの軸となるのが「Trickstar」の解散危機。夢ノ咲学院を改革すべく、鮮烈なパフォーマンスで紅月に勝利した同ユニットだったが、“皇帝”として学院に君臨する生徒会長・英智(前山)により、突然のユニット解散命令が言い渡される。アイドルたちが互いに競いあうドリフェスでのパフォーマンスを高く評価した英智は、それぞれの才能を活かすために、別のユニットへの移籍を提案。解散など考えられないと憤るスバル(小澤)たち。しかし、そんなスバルの強い想いとは裏腹に、彼らを取り巻く状況は変わっていく…というストーリーが描かれる。

(後列左から)佐伯亮、前山剛久、小南光司(前列左から)松村泰一郎、山本一慶、小澤廉、谷水力 (C)モデルプレス
(後列左から)佐伯亮、前山剛久、小南光司(前列左から)松村泰一郎、山本一慶、小澤廉、谷水力 (C)モデルプレス
自身もメンズアイドルユニット「B2takes!」のメンバーとして活動する小澤は、見どころを尋ねられ「解散危機がすごくリアルに描かれているので、そこが見どころだなって僕自身思うところがあります」と思いを馳せ「ちょっと陰な方のストーリーで僕たちが頑張っているので、ストーリーもしっかり楽しんでもらえると嬉しいです」とライブパフォーマンスだけではない魅力を紹介。ストーリーを大きく左右する英智を演じる前山も「僕が演じる役の登場によって前作よりもお芝居パートがすごく増えているので、お芝居パートもしっかり観てもらえると嬉しいです」と続け、小南は「稽古場からずっと観てるんですけど感動するシーンかつ面白いシーンも沢山あって、泣けて笑えて興奮できて…最高に盛り上がれるんじゃないかと思いますので、見どころは全部です!」と大きく宣言し、拍手が起こった。

ライブパフォーマンスと舞台の融合「お客さんが入って成立する」

(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
前作は、本編中にアイドルのライブパフォーマンスを観客が応援するという、会場が一体となって楽しめるステージ演出が好評を博した「あんステ」。

会見の最後で、キャスト陣は観客に「今回もペンライトなどを振って一緒に盛り上がって頂けると僕たちもどんどんエネルギーが上がってくるので一緒にアイアを、大阪も、揺らせたらなと思います!」(山本)「稽古場で作ってきたものは稽古場だけのものでしかない。お客さんが1人の出演者として入って成立する舞台なので一緒に夢ノ咲学院の空気を作りに来て下さい」(松村)「ライブシーンがあってこそ成り立っている舞台。皆さんと一緒にアンサンブルを奏でられたらなと思います」(谷水)とそれぞれ呼びかけた。

“座長”小澤廉が意気込み

(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
(C)2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会
最後に挨拶を任せられた座長の小澤。「ストーリー的には感動して泣きそうになったり心がキュッとするところがあったりとかライブシーンではキラキラな僕たちを観て興奮してくださったりとか…」と話していると、緊張したのか「ん?興奮“できる”…?」と一瞬フリーズする場面も。しかし、すぐさま周りのキャスト陣が「え!?できる!」「できます!」と次々に助け舟を出しフォロー。息の合ったチームワークで場を和ませた。

小澤は「心に残る舞台にしようと頑張りますので、最後まで楽しんで、そして最後にはキラキラな笑顔になって帰って行って下さい!」と意気込み。しっかりと挨拶を結んだ。(modelpress編集部)

(後列左から)佐伯亮、前山剛久、小南光司(前列左から)松村泰一郎、山本一慶、小澤廉、谷水力 (C)モデルプレス
(後列左から)佐伯亮、前山剛久、小南光司(前列左から)松村泰一郎、山本一慶、小澤廉、谷水力 (C)モデルプレス

「『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~Take your marks!」開幕

原作:「あんさんぶるスターズ!」
脚本:赤澤ムック
演出:宇治川まさなり
<出演>
明星スバル/小澤廉
氷鷹北斗/山本一慶
遊木真/松村泰一郎
衣更真緒/谷水力
天祥院英智/前山剛久
日々樹渉/安井一真
伏見弓弦/野嵜豊
姫宮桃李/星元裕月
大神晃牙/赤澤遼太郎
朔間零/小南光司
羽風薫/奥谷知弘
乙狩アドニス/瑛
鬼龍紅郎/上田堪大
蓮巳敬人/小松準弥
神崎颯馬/樋口裕太
守沢千秋/佐伯亮
深海奏汰/石井祐輝
南雲鉄虎/小西成弥
高峯翠/村川翔一
仙石忍/深澤大河
葵ひなた/山中健太
葵ゆうた/山中翔太
<公演日程>
東京/2017年1月5日(木)~1月15日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪/2017年1月25日(水)~1月29日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

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