「真昼の悪魔」で主演を務める田中麗奈(C)東海テレビ

田中麗奈、裏の顔持つ美しき“悪魔”に「強烈に惹きつけられました」

2016.12.24 10:45

女優の田中麗奈が2017年2月4日よりスタートする東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ『真昼の悪魔』(毎週土曜、23時40分~24時35分 全8話予定)で主演を務めることが発表された。


遠藤周作の医療ミステリーを実写化

同作は昭和55年に発表された遠藤周作の医療ミステリーが原作。優秀な美人外科医の主人公・大河内葉子(田中)は、社交的で明るく患者からの評判もいいが、幼い頃からあらゆる出来事に対して心が動かず、無感動かつ無道徳な裏の顔を持っており、ターゲットとなる人物が現れると衝動的に悪事を犯す。そんな時、病院に駆け込んできた作家志望の青年が病院内で起きる奇怪な事件やトラブルに疑問を持ち始めるという心理サスペンスストーリー。

田中麗奈 コメント

今回、初めて医師役に挑戦する田中は、「原作はとても面白く、最後までスリルを味わいながら一気に読む事が出来ました。人間が感じる、いわゆる情というものが大河内葉子の心には存在せず、それを自身が疑問視し、空白を埋めるため悪を犯していく。それが自分にどんな反応をもたらすかという事を純粋に追求する彼女に、ぞくぞくとしながらも強烈に惹きつけられました」とコメント。

「悪とは何か?という事への探究心。彼女は人と違うのかもしれない。もしくは、誰しにもある心に素直なだけなのかもしれない、、私も、大河内葉子に引き寄せられた一人としてこの役を演じたいと思いました」と語り、「誰の心にも潜む悪魔、それを追い求める大河内葉子の姿を通して、誰もが楽しめる心理サスペンスをお届けしたいと思います」と意気込んでいる。

遠山圭介プロデューサー コメント

遠山圭介プロデューサーは「『何をやっても世の中変わらない』…『自分さえよければいい』…『何をやっても楽しくない』…無関心、無感動な心を抱えている人は年々増え続け、動機が理解できず、まったく情状酌量の余地のないような不愉快な事件も次々と発生しています。現代を生きる人間は、誰もが心に悪魔をため込む危険性を抱えているのです。それゆえ、この小説をいまドラマ化することは非常に意義があることだと考えています」と企画の意図を説明。

また、主演を務める田中について、「葉子は、美しく、どこか捉えどころのない魔性な雰囲気をまといながら、想像をはるかに上回る非道な悪を遂行していきます。悪は決して許されることではありませんが、どこかで彼女のことを理解できてしまう…。そんな新しい悪の主人公像を、一緒に作り上げていけたらと思っています」と期待を寄せている。(modelpress編集部)
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