実はまだ「逃げ恥」見てない人、挙手!今からでも間に合う「逃げ恥5つの魅力」徹底解説
2016.12.08 17:10
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女優の新垣結衣が主演をつとめるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜よる10時 通称:逃げ恥)の勢いが止まらない。6日に放送された第9話で平均視聴率16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、またも自己最高を更新。そのブームはあらゆる方面に波及しているが、「実はまだ見てない!どうしてそんなに人気なの?」という人もいるはず。何故、ここまで視聴者の心を掴んで離さないのか、その魅力を解説しよう。
目次
「逃げるは恥だが役に立つ」概要
原作は、月刊「Kiss」(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画。主人公は彼氏なし・院卒なのに内定ゼロ、さらには派遣切りにあい誰からも必要とされない辛さ、居場所の無さを強く感じている25歳の森山みくり(新垣)。
家事手伝いとして雇われたことをきっかけに、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と「仕事としての結婚」をすることになり、“夫=雇用主、妻=従業員”という契約結婚を描いた社会派ラブコメディとなっている。
魅力その1:目が離せないムズキュン恋模様
メインとなるのは、妄想女子・みくりとウブ男・津崎のじれったい恋模様。いきなり同じ屋根の下で暮らす“契約夫婦”から始まった2人の関係は、親密感を出し周囲の「仮面夫婦なのでは?」という疑いを晴らすという理由で“契約恋人”に発展。さらに、そこからハグ、キスとステップを踏む内にお互い相手への恋心を自覚するようになる。
普通の恋愛とはまさに逆の順番だが、結婚前から2人の相性が良いことは誰の目にも明らか。大学院で学んだ心理学の知識を駆使した“小賢しい”思考から生まれるみくりの突拍子もない提案を、優秀なプログラマーである津崎が持ち前の分析力で現実的なプランに落とし込むという関係性が出来上がっており、徐々に近づく2人の距離に、思わず観ながら「早く付き合っちゃえよ!」とムズキュン(=“ムズムズ”しながら“胸キュン”)してしまう構成だ。
そんな2人の会話から生まれる印象的なワードにも注目。“契約恋人”となった2人は毎週火曜の資源ごみの日を“ハグの日”に制定。混乱した自分の気持ちを「因数分解してみたんです」とみくりが言い出す場面では、津崎が「素因数分解ですね」と応じるなどシュールな応酬も見どころで、毎回放送中のTwitterのトレンドを関連ワードが埋め尽くす。
魅力その2:新垣結衣と星野源がハマり役!
勿論、新垣と星野が見せる演技も「逃げ恥」を語る上で欠かせないポイント。フジテレビ系ドラマシリーズ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系、2012年~)を始め、これまでも多くの作品でコメディエンヌぶりを発揮してきた新垣。脚本の野木亜紀子氏は、これまで同局系「空飛ぶ広報室」(2013年)、日本テレビ系「掟上今日子の備忘録」(2015年)で新垣とタッグを組んでおり、今回もその魅力を最大限に引き出している。
一方、星野は、35年間彼女がいたことがない高齢童貞で、“プロの独身”を自負する津崎を原作に忠実な演技で好演。思わずクスッと笑ってしまうようなシーンも多く、峠田浩プロデューサーが「津崎の真面目でウブで不器用だけど、かわいらしさも同居している絶妙な空気を出していただけるのは星野さんしかいない」と起用理由を語っている通り、見事なハマり役となっており、“平匡さん”に萌える人が続出。
キャラクターの愛らしさと2人の素の好感度の高さも相まって、毎回視聴者からは「両方とも可愛すぎる」という声が寄せられる。
魅力その3:悪役不在の愛すべき登場人物たちに共感
さらに、2人を取り囲むキャラクターも特徴的。みくりの伯母であり親友でもある“百合ちゃん”こと百合(石田ゆり子)は、化粧品会社に勤めるバリバリのキャリアウーマンだが、生涯独身で男性経験なしの“高齢処女”。今の自分に満足はしているが、時折隠しきれない寂しさを見せる。
津崎の会社の後輩でスーパーハイスペックイケメン・風見(大谷亮平)は、みくりとの“シェア婚”を提案するなど2人の関係を脅かす存在となるが、彼もまた、イケメン故の悩みを内に秘める。
津崎の同僚として脇を固めるのは、仮面夫婦に疑惑の目を向けるゲイの沼田(古田新太)と、家族サービスを欠かさない既婚者・日野(藤井隆)。みくりの親友で一児の母の安恵(真野恵里菜)は、夫に浮気され離婚したシングルマザーと、登場するのは誰もが共感できるような現実社会を映した等身大の人物ばかりだ。
2人を故意に邪魔する人物などはおらず、しっかりとそれぞれの立場から苦悩を描写。「悪役不在」と言っても過言ではない世界も、どの世代も安心して視聴できる要因と言えそうだ。
魅力その4:攻めたパロディにガッキーのコスプレ姿…みくりの妄想シーンが楽しい
こういったストーリーのメイン軸とは別に、話題を集める数々の仕掛けもブームを後押ししてきた。原作でも登場するみくりの妄想パートでは、名物番組のパロディが定番化。初回からいきなり同局系ドキュメンタリー「情熱大陸」のパロディでスタートするなど毎回凝った演出が見どころに。
また、チアガールや女性議員、バスガイドなど新垣がコスプレで七変化。第6話では、2007年の同局系主演ドラマ「パパとムスメの7日間」と同じセーラー服姿を披露し「9年前と変わらない」「粋な演出」とファンを喜ばせた。
魅力その5:“恋ダンス”が一大ブームに
最後に、忘れてはいけないのが“恋ダンス”。エンディングで、星野が歌う主題歌『恋』に合わせてキャスト陣が踊るダンスのことで、Perfumeのダンスなどで知られる演出振付家のMIKIKO氏が振付を担当。キュートな振付がドラマスタート直後から話題を呼び、ネット上では、「恋ダンス踊ってみた」という完コピ動画が一大ブームに。一般人だけでなく、芸能界やスポーツ界にも広がりを見せている。
これまでのあらすじ
“契約恋人”としてのスキンシップや“新婚旅行”という名の“社員旅行”などを経て、お互いへの思いが溢れ出してきた2人。しかし、良い雰囲気になったところで恋愛への自信のなさから津崎はみくりを拒否。ショックを受けたみくりが家出をするも、離れたことで自分の気持ちを冷静に見つめ直し、再び津崎の部屋に戻る。6日放送の第9話では、ついに誤解から生まれた嫉妬をきっかけにみくりと津崎がお互いの気持ちを確認しあい、2人は晴れて本物の“恋人同士”となった。
物語はついに佳境へ
次週、13日放送の第10話(15分拡大)の予告では、津崎がリストラ危機!?みくりにも何やら新たな仕事が舞い込む予感で、物語はついに佳境に突入。なお、TBSの公式動画チャンネルでは、8話までの「『逃げるは恥だが役に立つ』ダイジェスト」(4日に一部で放送)を20日よる9時59分までの期間限定で公開している。(modelpress編集部)
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