加藤綾子「あんなに激しく泣いたのは初めて」秘めた苦悩、高島彩からの言葉…半生を語る
2016.11.18 05:00
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フリーアナウンサーの加藤綾子が、自身初の著書『あさえがお』(小学館)を11月18日に発売。これまで語られなかった半生を明かしている。
フジテレビ入社直後に直面した壁、転機
同書では、自身を支えてきた33の言葉を紹介しながら半生を振り返る。今年4月に卒業した『めざましテレビ』では、“朝の顔”として笑顔を届けてきた加藤だが、アナウンサーとしての覚悟を持つようになった転機の一つは、入社1年目に出た自身の過去に関する週刊誌の報道だったという。家族へ迷惑をかけてしまうと思い、報道後に母へかけた電話では「あんなに激しく泣いたのは大人になってからは初めて」というほど大泣きして母と語り合った。会社を辞めることも考えたというが、母の温かな言葉に触れ、「信頼されるアナウンサーになって『家族でよかった』と思ってもらえるようになろう」と意識が変化したと振り返っている。
家族を持つことへの憧れ
また、幼少期には体調面で苦悩していたことも告白。その度に支えてくれた両親への感謝とともに「いつか自分の家族を築きたい」という夢を明かし、「子供のため、家族のため、自分が愛している人のために生きるときが一番強くなれるし、何も怖くなくなる。そんなお母さんになるのが私の夢」とつづっている。“アヤパン”高島彩からの言葉に涙
また、フジテレビ時代の先輩である高島彩とのエピソードも。高島とは共演がほとんどなく、会話する機会も多くはなかったというが、高島の番組卒業企画で「加藤には、私がやってるものは全部まかせられると思うな」とエールを送られたそう。この言葉に涙がこみあげてきたといい、自分に恥ずかしくない仕事をしていれば、自然と誰かが認めてくれると、仕事との向き合い方を改めて考えさせられるきっかけに。「私にとって大切なエール」と高島への感謝をつづっている。そのほか、明石家さんま、吉田松陰、ミランダ・カーなど様々な人物の言葉を紹介。加藤の笑顔を生み出す言葉が詰め込まれている。(modelpress編集部)
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