黒木メイサ・深田恭子ら「世にも奇妙な物語」主演キャスト発表<本人コメント>
2016.10.01 11:23
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8日に放送されるフジテレビ系「世にも奇妙な物語 ’16秋の特別編」で、黒木メイサ、成宮寛貴、深田恭子、北村一輝の4人が主演を務めることが発表された。
黒木メイサ「まさか自分が入れるとは」
26年にわたり様々なドラマを送り出してきた「世にも奇妙な物語」で、今回初めて主演を務める黒木は『シンクロニシティ』に出演。成人式以来の再会を果たした友人との間に、驚くほど偶然の一致があることに気付き、それを“シンクロニシティ”と呼ぶと聞いたその日こそ、12年前、高校でいじめにあっていた友人が自殺した日…その後思いもかけない恐ろしい“偶然の一致”が襲いかかる。黒木は、「26年も続いている『世にも奇妙な物語』の世界にまさか自分が入れるとは思っていませんでした。子どもの頃からあのテーマソングが流れると緊張してしまい、今もそうです」とコメント。さらに、物語のような経験があるか尋ねると、「実は今回共演した内田滋さん(教師役)とは5年半前にある席でご一緒したことがあったのですが、2人の共通の知人の方から、内田さんとの共演シーンの撮影が終わったまさにその日に半年ぶりくらいに電話がかかってきてびっくりしました」と明かした。
黒木の起用理由については、岩田祐二プロデューサーが説明。「普段はクールビューティーだが、『奇妙』に一歩足を踏み入ると美しいまま叫ばずにはいられない、そんなギャップを演じていただける女優さんとして、黒木メイサさんにお願いしました」と明かした。
成宮寛貴が「世にも奇妙な物語」初主演
黒木同様、同シリーズ初主演の成宮が登場する『貼られる!』は、人にレッテルを貼っていたエリートサラリーマン・椎名毅が、突然、人から貼られたレッテルが目に見えるようになることからスタート。自らを完璧な人間だと思っていた椎名にとって、同僚や仕事相手からの辛辣なレッテルは衝撃的を受け、生活が一変していくことになる。「『世にも奇妙な物語』に出るならばこういう作品に出たいというこだわりがありました。まさに今回の作品がそれであり、タイミングもぴったり合い、今回初めて出演することになりました。『世にも』と書かれた台本を手にしたときには『おー、ついにやるんだ!』と思いました」と喜びをあらわにした成宮。“レッテルを貼られる”ということについては、「自分に貼られたレッテルを逆にバネにしたり、それを逆に利用していく、というところが僕らの仕事だと思っているのでレッテルを貼られることには慣れてしまいましたね」と微笑んだ。
「今回の『奇妙』の男優陣はいい意味でのアクの強さを求めました」と語る岩田プロデューサーは、「ある日、友人や上司が自分に貼っている“レッテル”が分かっちゃったら?そんな奇妙な世界に紛れ込んでしまったエリートバンカー役を成宮寛貴さんにお願いしました」と紹介。「人からのレッテルをたくさん貼られながらのお芝居、必見です」とアピールした。
深田恭子「誰しもが身近なこととして感じられるお話」
過去3回シリーズに出演している深田が、今回の作品で演じるのは女性アナウンサー。29歳にして泣かず飛ばずだったが、ある日自分の大切なものを捨てた結果、良い仕事が舞い込んでくるという経験をして以来、ひたすら捨てることにとらわれる。その狂気を感じさせるほどの役を演じた感想を聞いてみると、「奇妙な世界観でありながら、誰しもが身近なこととして感じられるお話だと思います」と告白。また今回、役を通して初めてニュースキャスター体験をしたことについて、「(共演した)榎並(大二郎)アナからアナウンサーの方とキャスターの方の違いについて、また、報道番組がどのように作られているかというお話を伺い、大変興味深かったです」と回顧した。
岩田プロデューサーには、同作の主人公は「アイドルのように純真、かつ妖艶な大人の色気も持ち合わせた女優さんでなければなりません」との思いがあったそう。「純真な女性が徐々に狂気を帯びていく様を見事に演じていただきました」と深田の演技に太鼓判を押した。
北村一輝が「キザ男」に
そして、北村一輝が演じるのは、舞台のような緊張感とセリフの駆け引きが勝負となる難しくもユーモアのある作品で、列車の中で向かい合わせに座った3人の男の物語。最後の最後までお互いを疑い、探り合う会話を展開する。警察なのか組員なのか最後まで分からないキザな男役の北村のほか、キザな男の敵か味方かこちらもやはり最後の最後まで白黒はっきりしない猪首の男を杉本哲太が、キザな男と猪首の男に挟まれ右往左往する優男役を古川雄輝が演じる。
「先が読めない展開でハラハラ感がありました」と振り返った北村は、「もし自身が緊張感伴うかけひきをしなければならない状況に陥ったらどうするか」とたずねられると、「目線に気をつけます。ウソをついてもすぐばれてしまうので」と笑顔。また、26年続く『世にも奇妙な物語』に今回初めて主演することになったことについては、「26年というと自身のキャリアとほぼ同じ年数で駆け出しの頃、憧れていた作品にようやく主演できることがうれしい。あのテーマソングが流れる『世にも奇妙な物語』の世界に入るのが楽しみです!」と期待に胸を膨らませた。
同作を「走る列車での推理劇」と称した岩田プロデューサー。主演のイメージは全員一致で北村一輝だったと明かし、「杉本哲太さん、古川雄輝さんとの丁々発止の演技合戦は今後語り継がれること間違いないクオリティーです」と手応えをのぞかせた。
久保田紗友&山田杏奈
さらに、今回はショート・ショートストーリーも1本放送。人工知能との掛け合いを描いた同作には、CMで清涼で凜としたたたずまいを見せる久保田紗友と、同世代の中で圧倒的な存在感を放つ山田杏奈が出演する(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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