“15年越し”の夢を叶えた新ゼクシィCMガール吉岡里帆が今思うこと…初の“相方”はどんな人?秋元康氏がAKB48 CMソングに込めた想い<発表会まとめ>
2016.05.20 23:08
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NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』で一躍知名度をあげた女優、吉岡里帆(よしおかりほ・23)が結婚情報誌『ゼクシィ』の9代目CMガールに抜てきされた。20日、都内で行われた新CM発表会では、これまでの苦労、そして今の気持ちを赤裸々に語った。
15年越しの夢を叶える
ゼクシィCMガールは加賀美セイラ(01年)、加藤ローサ(04年)、倉科カナ(06年)、松井愛莉(13年)、広瀬すず(14年)、新木優子(15年)らが名を連ねており“美少女タレントの登竜門”と呼ばれる。吉岡は「CMは全部拝見してきました。大きな役をいただけて本当に夢のようです。シンデレラ気分です」とにっこり笑い、「私が初めてお仕事をさせていただいたのが、小学校3年生で8歳の時、ウエディングのモデルをさせていただいて、それが小さく掲載された雑誌がゼクシィでした。15年の時を経て、本当に夢が叶うことがあるんだなってすごく感謝しています」としみじみ振り返った。
その一方、サプライズで合格を伝えられた瞬間の映像が流れると感極まり涙する一幕も。「ずっとお芝居がしたくて東京に出てきたんですけど、セリフがない不安と戦ってきました。台本がある喜び、たくさんの人に観てもらえることに感謝しています。身に余るお仕事ですし、心を込めて、愛情を持って一つ一つ取り組んでいく姿勢を、おばあちゃんになるまで続けようと思っています」と真摯に語った。
現在は日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』(毎週日曜 後10:30)に出演中。今後が期待される若手女優として名前が挙がるようになった。周囲の環境も徐々に変化しており「今まで観てもらえなかったので、作品を観て感想をいただけるのがすごく嬉しいです」と笑顔を見せた。
結婚について問われると、「すごく憧れます。大好きな人に出会って、その人を考えながら毎日を過ごすのはすごく幸せなことだろうなって思います」と瞳をキラキラさせたが、「30歳を過ぎてからかな?今はお仕事を頑張らなければならない時期」と冷静。理想の男性は「温かくてユーモアがある、一緒にいて笑い合える人がいいです」と願望を明かした。
吉岡は『あさが来た』でヒロインあさ(波瑠)の娘・千代(小芝風花)の親友、田村宣(のぶ)を好演。丸メガネ姿が「可愛い!」と話題を呼んだ。現在は『ゆとりですがなにか』に出演中。小学校教師・山路一豊(松坂桃李)を翻弄する教育実習生・佐倉悦子役で、突然泣き出したり、被害妄想が強い“ゆとり世代”女子を熱演している。同誌の平山彩子編集長は「(オーディションでは)最初は緊張していたけど、どんどん笑顔が出てきて、その時の目の強さが心に残っています」と絶賛した。
CMガールの“相方”は戸塚純貴
今年はCMガールの“相方”もオーディションで選考し、俳優の戸塚純貴(23)を起用。戸塚は「今回、初めてタキシードを着て僕は不安だったんですが、思った以上に周りから『かっこいいぞ』『似合っているぞ』と言っていただき、100%信じています」と胸を張り「僕はコミカルな役をやったりしているので、『ゼクシィ』という綺麗なイメージが、僕にできるのかなという思いもありますが、とても光栄です」と率直な心境を語った。
オーディションの自己アピールでは落語を披露したといい、CMのクリエイティブディレクター兼監督をつとめる箭内道彦氏は「特技が落語と書いてあったのでやってもらったら、持ち時間が3分とか4分なのに、ずっとやめなくて10数分もやっていた。どこで止めたらいいかわからなくて。戸塚くんに失礼とかではなく、落語に失礼なんじゃないかと(笑)。途中でやめなかった精神力も合格の決め手の一つ」と話した。
戸塚は2010年「第23回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にて「理想の恋人賞」を受賞し芸能界入り。ドラマや映画で幅広い役柄をこなす個性派で、今年は映画『ライチ☆光クラブ』や『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(公開中)などに出演。またフジテレビ系『痛快TV スカッとジャパン』(毎週月曜 後8:00)のショートドラマで演じる“サイテー彼氏”役でも話題に。視聴者を“イラッとさせる男”の好演ぶりで同番組の人気シリーズとなっている。
新CMソングはAKB48
新CMソングはAKB48の楽曲『しあわせを分けなさい』。同曲は6月18日に行われる「AKB48 45thシングル選抜総選挙」の結果で歌唱メンバーが決定する。作詞は秋元康氏、作曲は箭内氏、編曲は亀田誠治氏。新CMは22日に放送開始となるが、歌唱メンバーが決まるまでは箭内氏と亀田氏が歌うデモバージョンが流れる。横山由依は「すごく光栄です。先日AKB48の元メンバーの結婚式に行ってきたんですけど、そこでゼクシィの過去のCMの曲が流れていて、より感動しました。今回の曲も結婚とか恋愛の定番ソングになったら嬉しいです」と抜てきを喜び、「実はその結婚式の帰りにコンビニでゼクシィを買ったんです。ゼクシィを読んで幸せな気持ちを味わっているので、それを歌にのせて伝えられたらいいなと思っています。(歌える)メンバーに選ばれたいという気持ちでいっぱいです」と闘志を燃やした。
柏木由紀は「ウエディングソングはすごく幸せで縁起がいいもの。結婚願望もあるので、ぜひこの曲を歌っていろんな縁起をかつげたらいいなと思います」、『ゆとりですがなにか』で吉岡と共演している島崎遥香は「里帆ちゃんが出ているCMなので、このCMソングを絶対に歌いたいなって思います」、入山杏奈は「いつか自分の結婚式でこの曲を流したい。だから歌いたいです」、加藤玲奈は「こういう曲を歌えるのはめったにない機会。ぜひ歌いたいので、頑張りたいと思います」とそれぞれ選抜入りに気合いを入れていた。
秋元康氏コメント
結婚式には、いっぱい笑顔があります。しあわせそうな新郎・新婦を見ていると、列石している誰もが幸せな気持ちになるんです。笑顔は連鎖するんですね。AKB48にゼクシィのコマーシャルソングのお話をいただいた時に、その“笑顔の連鎖”が思い浮かびました。これから新しい一歩を踏み出す新郎・新婦に贈るお祝いのメッセージは、『しあわせを分けなさい』にしようと…。『あなたたちが笑顔でいれば、みんなも笑顔になれる。世界一、しあわせになって、そのしあわせをみんなに分けることが、今日まで育ててくれた両親や、今日まで支えてくれた兄弟や恩師や友達への恩返しになるんだ』という想いを込めました。笑顔は、“ありがとう”です。多くの結婚式でお祝いのメッセージとして、この歌を歌っていただけたらと思います。そして、新郎・新婦、列席者のみなさんが笑顔になれたら、また、その笑顔を持ち帰って、誰かを笑顔にしてあげてください。新CMあらすじ
今回のCMのコンセプトは「ふたりの法則」。何気ない日常の中で生まれる、ふたりだけのちょっとした約束やルールを表現。CM内の「ふたりの法則」は実話に基づいている。これまでのゼクシィCMガールは等身大の“花嫁”を演じ、ウエディングシーンの象徴としての役割を担ってきたが、今回は等身大の“ふたり”を演じることで、一緒に準備を進め、結婚や結婚式が日常の先にある身近なものに感じてもらえることを目指している。今回のCMは、ふたりが住むマンションのリビングでの一コマ。ふたりがソファでくつろいでいると、突然、戸塚が立ち上がり、両手を挙げ、左右に振りステップを刻みだす。そんな戸塚を横で見ていた吉岡は「(サインが)きたな」と一呼吸置いた後、すっと立ち上がり、戸塚に負けじと手を大きく振り、体をくねらせ踊り始める。撮影に際し、監督からあえて詳細な演技指導が無い中、事前打合せもせず、見事にシンクロを見せた「ふたりの法則」がコミカルに描かれた作品になっている。また、同作品は「どちらかが踊りだしたら、もう一方も反応する」というものだが、今後もこのふたりによる様々な法則が放送予定。
新CM舞台裏“ふたりの法則”が生まれるまで
ゼクシィCMガールのオーディションが行われたのは今年3月。1次面接後、オーディション結果を伝える日、先に合格を知った戸塚と編集部は結託し、吉岡へのサプライズ発表に臨んだ。吉岡は、別の仕事の打ち合わせと呼び出されたところに、編集部からの予期せぬ吉報を伝えられ、大粒の涙をこぼす。その後、戸塚が登場し、膝まづきながら『ゼクシィ』本誌を捧げ、「戸塚純貴です。1年間よろしくお願いします」と、プロポーズさながらの自己紹介を披露。これには先ほどまで涙目だった吉岡にも笑顔が溢れ、「こちらこそお願いします」と快諾した。こうしてふたりは出会い、“ふたりの法則”に向け、スタートをきった。ふたりでの「ゼクシィ」初仕事は、本誌用のスチール撮影。ソファで寄り添ったり、仲良くお茶をしたり、ふたりで醸し出す空気感が求められた。最初こそぎこちなさはあったが、次第にふたりは意気投合。また、撮影の途中、海外の結婚式でよく見られるファーストミート(※結婚式の直前まで新郎新婦は別々の場所で準備を行い、式の前にお互いの姿を披露するというもの)が行われた。吉岡は、人生初のウエディングドレスに喜びが隠せない様子。一方、白のタキシードに身を包んだ戸塚は、緊張の面持ちで吉岡の登場を待つ。その後、吉岡がそっと忍び寄り、戸塚の背後から肩をたたき、振り返りる戸塚。対面したふたりは、しばらくお互い照れが隠せず「おお~!」とリアクションするのみだったが、戸塚から「きれいです」と感嘆の声が漏れると、吉岡は「恥ずかしい」と顔を真っ赤に染めた。この日を通して、まるで本当のカップルのようなやり取りを見せたふたりに、周囲で見守っていたスタッフは頬を緩めていた。
箭内氏からは、あえて細かな演技指導はなく、ふたりで作りだす世界観を重視する撮影が行われた。どちらかが踊りだしたら、もう片方も踊りだすという設定。お互い事前に打合せをしていないはずなのに、途中、ふたりの波長が合い、ステップや動きがシンクロする場面があった。これには箭内氏も驚きの表情。吉岡は「どうしていいかわからなかったけど、(戸塚さんの)目を見たら『頑張れ、大丈夫だよ』と優しい目をしてくれたんです」と振り返り、戸塚からも「目を見ただけで、こうしたいのかな、こうするかな、みたいなサインが何となくわかるようになりました」と、まさに“ふたりの法則”が奇跡のシンクロダンスを支えていたことを語っていた。(modelpress編集部)
吉岡里帆(よしおか・りほ)プロフィール
生年月日:1993年1月15日/出身地:京都府/身長:158cm/血液型:B型【TV】連続テレビ小説『あさが来た』、日曜ドラマ『ゆとりですがなにか』ほか
【映画】『つむぐもの』
戸塚純貴(とづか・じゅんき)プロフィール
生年月日:1992年7月22日/出身地:岩手県/身長:158cm/血液型:A型【TV】『痛快TVスカッとジャパン』ほか
【映画】『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』、『ライチ☆光クラブ』ほか
【Not Sponsored 記事】
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