前田敦子“深夜の昼ドラ”で濃厚ラブストーリーに挑戦「ここまでやっていいんだ」
2016.03.03 07:00
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4月20日に、女優の前田敦子が主演を務めるTBS系新ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(24時10分)がスタートすることが3日分かった。同作が目指すのは“深夜の昼ドラ”。二股恋愛や不倫といった言わば“王道”なテーマ設定でありながらも、深夜ドラマらしく、今の若い女性たちが持つまさに“せきらら”な恋愛観や仕事の悩みをリアルに描く。
恋愛×政治のドロドロエンターテインメント
「恋愛」と「政治」がテーマの同作は、大物政治家の番記者としてがむしゃらに働きながら、プライベートでは奔放な恋愛を満喫していた主人公・毒島ゆり子(ぶすじま・ゆりこ)が1人の魅力的な男性と出会い、恋に落ち、壮絶な最後を迎えるまでを描くドロドロエンターテインメント。当人たちはめくるめくドラマチックな人生に酔いしれるが、他人から見ればバカバカしく笑えるというのは「恋愛」も「政治」同じだが、当人たちが“真剣”だからこそ、人間臭い魅力的な世界であるということを伝えていく。前田敦子「ここまでやっていいんだ」
AKB48卒業後、映画「イニシエーション・ラブ」やドラマ「ど根性ガエル」(NTV)など女優としての幅を広げている前田。同作では、幼い頃に父親に裏切られた経験から男を信じることができず、恋愛をする際には「どちらかに裏切られても、もう1人の男が愛してくれる」という思いから“彼氏を2人作る”というルールを作ってきたゆり子役で、濃厚なラブストーリーに体当たりで挑む。初めて台本を読んだ時のことを「『ドラマでここまで描いちゃっていいのかな?』と思った反面、『ここまでやっていいんだ。おもしろいな!』と感じました」と振り返った前田は、「ゆり子は自分とはまったく違うキャラクターですし、開き直って“せきらら”なゆり子の恋愛や働きぶりを演じて、この役を楽しめたらいいなと思ってます」と新境地に期待。同作には「そうだよね」と共感する部分が多いことも明かし、「ゆり子の生活の裏側を覗く感じで気軽に観ていただけたらうれしいです」とアピールした。
新井浩文・渡辺大知らが出演
同局の連ドラで初めて主演を務める前田を支える豪華俳優陣も同時に発表。ゆり子と恋に落ちるエリート政治記者・小津翔太役には「下町ロケット」をはじめ数々の作品で巧みな演技を見せた新井浩文、ゆり子の長年の恋人・幅美登役にはロックバンド・黒猫チェルシーのボーカリストでもある渡辺大知が抜てきされた。さらに、見どころの一翼を担う「政治」の舞台には、片岡鶴太郎・山崎銀之丞・橋爪淳らが出演。演技俳優が脇を固める。(modelpress編集部)
第1話あらすじ
あけぼの新聞文化芸能部に勤める毒島ゆり子(前田敦子)は、ある朝彼氏から別れを告げられていた。 突然の話に落ち込むゆり子…と思いきやすぐに別の彼氏である幅美登里(渡辺大知)に連絡をとっていた。そう、ゆり子は常に複数の男と関係を持つことを厭わない超恋愛体質女だったのだ。そんなゆり子は念願だった政治部への異動を告げられる。しかも与党・誠心党の幹事長・黒田田助(片岡鶴太郎)の番記者という、異例の大抜てきだった。ゆり子は政治部への異動、そして他の彼氏に振られたことを美登里に報告する。美登里はゆり子の二股を容認しているのだ。しかもゆり子が二股をやめられない理由も理解しているようだが…
ゆり子の政治部記者としての初日、国会では黒田が番記者たちを引き連れて質問攻めにあっていた。それもそのはず、「黒田が部下を引き連れて誠心党から分党するのでは?」という噂が飛び交っていたからだ。 早速キャップの安斎(近藤芳正)に連れられて黒田番としての仕事を始めるゆり子だが、なかなか他の記者の様に上手くいかない。そんな中、黒田ではなく側近の上神田(山崎銀之丞)に近づく記者がいた。あけぼの新聞のライバル社、共和新聞の小津翔太(新井浩文)だ。ゆり子の先輩記者・夏目(今藤洋子)曰く、 圧倒的なスクープを連発して、他社のみならず政治家たちからも一目置かれる存在だ。既婚者だという小津のことが気になるゆり子だが、彼女には自分に課したルールがあった。二股、三股を掛ける時は必ず相手に伝える。そして不倫はしない。自分を戒めるゆり子だったが…。
【Not Sponsored 記事】
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