綾瀬はるか、奇跡の対談実現「聞きたいことがたくさん」
2015.12.23 06:00
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女優の綾瀬はるかが、ロンドンにて対談を行った。
綾瀬が主演を務めるTBS系新金曜ドラマ『わたしを離さないで』(1月15日よる10時~/初回15分枠大)は、英国のベストセラー作家のカズオ・イシグロ氏の同名小説が原作となっている。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられ育てられてきたが、ある日生まれながらにある使命を与えられた「特別な子ども」であると教えられる恭子(綾瀬)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)の3人。自分たちの「本当の運命」を知らされたうえで、「生きる意味」を模索しながら成長して大人になった時、運命に抗うのか、それとも運命に従うのか、「生まれてきた意味・生きる意味」を問いかけるドラマとなっている。
「真摯に物語に向き合いたい」とクランクイン前から準備を進めてきたなか、綾瀬が「この作品を、この役を、より深いレベルで理解したい」と考えていることを知ったプロデューサーが原作者のイシグロ氏とコンタクトを取ったところ、「ぜひロンドンへいらっしゃい。会って話をしましょう」と返事をもらい、綾瀬は急遽ロンドンへ。多忙を極める者同士、奇跡の対談が実現した。
一方、ドラマの脚本を既に読んでいるイシグロ氏。「(脚本の)森下さんが原作の中から新しい部分を探し出して、まるで、そこにあった開けていなかった新しいドアを開けて、何かを探してくれているようだ。それぞれの役に、役者さんが自分の解釈を加えて新しいものにしていく、というプロセスが映像作品の面白さ」と世界で初めてドラマ化される同作への期待感を告白した。
また、綾瀬が出演した『JIN-仁-』(2009年・TBS)のVTRを取り寄せて見たというイシグロ氏は、綾瀬の演技力を絶賛。「時代設定という制限のある中で、医師に対する言葉にならない愛情を表情やボディランゲージでうまく伝えてらっしゃったところは綾瀬さんの演技力の素晴らしさだと思った」と目を見張ると、綾瀬は「Thank you very much」と照れた表情を浮かべていた。
対談後、綾瀬は「充実したお話ができて、来てよかったです。“自分が思うようにやってください”と イシグロ先生がおっしゃってくださったので、自分が思う恭子という役を素直に演じられたらと思います。ロンドンは初めてだったのですが、街並みや公園もとても落ち着いていて、すごく好きな街です。また来たいと思いました」とうれしそうに撮影への手ごたえを感じた様子を見せた。(modelpress編集部)
「真摯に物語に向き合いたい」とクランクイン前から準備を進めてきたなか、綾瀬が「この作品を、この役を、より深いレベルで理解したい」と考えていることを知ったプロデューサーが原作者のイシグロ氏とコンタクトを取ったところ、「ぜひロンドンへいらっしゃい。会って話をしましょう」と返事をもらい、綾瀬は急遽ロンドンへ。多忙を極める者同士、奇跡の対談が実現した。
次々と質問が飛び交う
「イシグロ先生に聞きたいことがたくさんある」という綾瀬が、同作の持つメッセージ性について質問をすると、執筆過程の秘話を明かした上で、「人生は短いということを書きたかった。すべての人は死を迎える。その短い人生の中で避けられない死に直面したときに何が重要なのか、そういうテーマについて書きたいと思った」と回答したイシグロ氏。それを聞いた綾瀬はじっと受け止めて考え込むような様子を見せた。一方、ドラマの脚本を既に読んでいるイシグロ氏。「(脚本の)森下さんが原作の中から新しい部分を探し出して、まるで、そこにあった開けていなかった新しいドアを開けて、何かを探してくれているようだ。それぞれの役に、役者さんが自分の解釈を加えて新しいものにしていく、というプロセスが映像作品の面白さ」と世界で初めてドラマ化される同作への期待感を告白した。
また、綾瀬が出演した『JIN-仁-』(2009年・TBS)のVTRを取り寄せて見たというイシグロ氏は、綾瀬の演技力を絶賛。「時代設定という制限のある中で、医師に対する言葉にならない愛情を表情やボディランゲージでうまく伝えてらっしゃったところは綾瀬さんの演技力の素晴らしさだと思った」と目を見張ると、綾瀬は「Thank you very much」と照れた表情を浮かべていた。
充実の対談を糧にドラマへ
そのほか、“役者と作家という表現者としての違い”など深いテーマにも及んだ対談。最後には、綾瀬がどうしても聞こうと思っていたという「わたしを離さないで」というタイトルにこめられた意味をイシグロ氏が明かし、4時間にも及んだ対談が予定時間を大幅に超え終了した。対談後、綾瀬は「充実したお話ができて、来てよかったです。“自分が思うようにやってください”と イシグロ先生がおっしゃってくださったので、自分が思う恭子という役を素直に演じられたらと思います。ロンドンは初めてだったのですが、街並みや公園もとても落ち着いていて、すごく好きな街です。また来たいと思いました」とうれしそうに撮影への手ごたえを感じた様子を見せた。(modelpress編集部)
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