シシド・カフカが見据える“これから” 女優デビュー「ファーストクラス」も振り返る
2015.01.29 12:00
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昨年フジテレビ系ドラマ『ファーストクラス』で女優デビューした、歌手でドラマーのシシド・カフカがモデルプレスのインタビューに応じた。
“悪女”レミ絵を語る
続編となる同作にて、菜々緒が演じる名物キャラクター・レミ絵の姉にあたるデザイナー・ナミ絵を演じているシシド。クールな表情で容赦なく毒を吐く姿は初めての演技とは思えないほどの存在感を放った。何か苦労はあったのだろうか?「早口になるセリフはやっぱり苦労しました。あと感情を出すシーン。自分の中で、ここはこういう感情があるから、こう動いて、目線をこっちに持っていて、ため息を出すとかするんですけど、自分が『ここだ!』って思ってやり切っても抜いてもらえないことがある。これは完全に監督とカメラマンさんとの探り合いで、『あ、いまカメラに狙われてるな』っていうのを伺いながらやっていました(笑)」。
とてもデビュー作とは思えない余裕を感じさせた。
「役作りという点では、きっと世間の方がイメージしているシシド・カフカと、川島ナミ絵に持つイメージってそんなに相違がないのかなって。そういう意味でもとてもやりやすい役を一番最初に与えてもらったなとは思っています」。
これまでやってきた“音楽”が“演技”に活かされた部分もあったという。
「リズム感というか、セリフを喋る早さ。言葉にもリズムがあって、相手との掛け合いにもリズムがあって。監督さんから『ミュージシャンとしてリズムを感じているので普通の人よりも飲み込みが早い』と言っていただくことはありました」。
妹・レミ絵を演じる菜々緒とは本当の姉妹のよう。共にスタイル抜群、漂わせる“悪女”オーラもどことなく似ている。
「菜々緒さんはお兄さんがいらっしゃって、私も姉がいるので、なんとなく兄妹が持つ呼吸みたいなものをお互い持っている感じ。『姉妹だからこうしよう!』みたいな話をしているわけではなかったですが、お互いにツボを押さえているというか、意識しているところもあって、2人で言葉を揃えなきゃいけないところとかは意外とすんなり合っていました」。
今後の女優業
その『ファーストクラス』を終え、今後は女優とどのように向き合っていくのか?「今回、演技の勉強をすることで、表現の勉強になったと感じる部分ももちろんありましたし、いろんな方に知ってもらえるチャンスをいただけて嬉しいとも思いました。もの作りの現場はやはり興味深いなとも。…そうですね、ナミ絵を超える面白い役があればぜひ再び挑戦してみたいです」。
とは言え、本業は“音楽”という意識も強い。
「ドラマの撮影となると、時間をすごく取るのでなかなか両立も難しい。音楽との兼ね合い、そこは調整しながら今後も考えていこうと思います」。
抜群のスタイルを保つ秘訣
『ファーストクラス』に出演することで必然と知名度は上がった。その美貌とスタイルに驚いた視聴者も少なくないだろう。身長175cm、ファッションモデルとしても活躍する彼女はどのように体型を維持しているのか?「運動ですね。自分に合った運動を見つけることが大切だと思います。私の場合はドラムヴォーカル。あとは炭水化物を少しだけにすること。どこに行っても『小盛りで!』って言うようになりました。お肉が大好きですが“肉は肉を燃やす”と聞いたので、お肉はよく食べます。迷信かもしれませんが…私はそれを信じます(笑)」。
外見は“クールビューティ”という言葉がしっくりくる彼女だが、うちに秘める闘志はまったくその逆。プロとして体調管理には人一倍のケアを心がけている。
「風邪は絶対に引きたくないので、まず体を冷やさないために、冷たい飲み物は飲まなくなってきました。ビタミンCの摂取も意識していて、ハーブティーとかローズヒップティーとか酸味が効いているハーブティーを飲むようにしています。デビューしてから一度も風邪で倒れたことはないです」。
夢を叶えるために…
シシドといえば2013年、スナック菓子のCMで激しくドラムを叩きながら歌う姿が「あの美女は誰?」と世間をにぎわせた。そして2014年は女優デビューを果たし、新たな一面を開花させた。2015年、さらなる飛躍が期待される彼女に“夢を叶える秘訣”を聞いてみると…。「今まさに感じていることですが、経験することは大切なことだなって思います。経験してそれが自分にとっていらないと知ることもいいですし、自分に必要で掘り下げることにしてもいい。だからこそ、まず経験して自分の体で感じるってことがエンターテイメントだったり何か発信していく人には必要なんだろうなって。“興味を持ってやれる環境があるなら飛び込む”。この勇気は絶対に生きていく糧にもなると思います」。
台湾女子を熱狂の渦に巻き込む
インタビューは台北市・松高路平面停車場(※巨大テントを設営)で開催されたアジア最大級の体験型エキスポ「SUPER GIRLS EXPO 最強美少女博覧会」にて実施。『キケンなふたり』『愛する覚悟』『Miss.ミスミー』の3曲を披露し、激しいドラムパフォーマンスとヴォーカルで台湾女子を熱狂させたシシドは「海外でライブをするのが初めての経験で、とても緊張しましたが、楽しむことができました」と笑顔を見せていた。(modelpress編集部)
■シシド・カフカ プロフィール
身長:175cm/出身地:メキシコ
アルゼンチンで中学時代を過ごし、14歳でドラムを叩き始め、18歳でプロに。ドラムヴォーカルのスタイルで2012年デビュー。2014年ドラマ『ファーストクラス』に川島ナミ絵役として出演、2015年5月には映画『Zアイランド』も公開予定。
【Not Sponsored 記事】
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